2016年09月29日

第81回 VIDEO ACT! 上映会 〜学生が見つめた地域医療と公害〜

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●第81回 VIDEO ACT! 上映会 〜学生が見つめた地域医療と公害〜 
上映作品
『たった一人のお医者さん 〜地域医療の現場から〜』
 2015年/19分/企画・演出:新行希望 法政大学社会学部水島宏明ゼミ
『埋もれた時限爆弾〜さいたまアスベスト被害』
 2016年/36分/制作 : 武蔵大学社会学部2年 永田浩三ゼミ
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2016年9月29日(木)19時より
誰もが、映像制作をできるようになって久しい。
大学のゼミでも、様々な映像作品が作られ、鋭い視線で社会を見つめる
作品も作られている。今回は、学外では見られる機会の少ない
大学生の作品2本を併映する。

上映後、制作者・関係者を交えたトーク&ディスカッション有(予定)。

【上映作品】
『たった一人のお医者さん 〜地域医療の現場から〜』
 2015年/19分/企画・演出:新行希望 法政大学社会学部水島宏明ゼミ

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■解説
人口420人のうち約半分が高齢者という、和歌山県中部に位置する
日高川町の山間部、寒川地区。そんな限界集落にあるたったひとつの
診療所に勤める、たったひとりの気さくな女性医師が主人公のドキュメンタリー。
「この症状やったらここでは見れやんわ。大きい病院行ってもらおか」
「嫌や遠いもん」というような、主人公と患者の診察中のやりとりが微笑ましい。
地域医療の限界や過疎化をテーマに、地方の厳しさを訴えつつも、
そんななかでも笑顔で暮らす、田舎ならではの人の魅力を描いた作品だ。


『埋もれた時限爆弾〜さいたまアスベスト被害』
 2016年/36分/制作 : 武蔵大学社会学部2年 永田浩三ゼミ

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■解説
「久保田ショック」から10年。全国各地でアスベスト被害をめぐる
裁判が始まっている。埼玉県に住む松島恵一さん一家は、
2010年、母・かつ子さんを突然亡くした。かつ子さんはアスベスト
製品をつくる工場内の社宅に暮していた。1枚の写真が残っている。
1962年、アスベスト管の山の横を花嫁姿を見にまとい結婚式場に
向かうかつ子さん。48年後アスベストは牙をむき、中皮腫発症から
2ヶ月でかつ子さんは亡くなった。いま埼玉では工場周辺で中皮腫の
患者が次々見つかっている。学生たちは事実掘り起こしの過程を記録した。
アスベスト問題をわかりやすく伝えた作品で、東京労働安全衛生センターが
制作協力している。

■日時
2016年9月29日(木)
18時30分/開場 19時/開始
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )
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2016年09月28日

<転載情報> ドキュメンタリー映画『がんを育てた男』完成上映会

<以下、転載します>

●めったにない映画ですぞ!〜ドキュメンタリー映画『がんを育てた男』広がる

 「めったにない映画ですぞ! 敢えて自分の尻をむきだした男がここにいて、
知友が智力腕力を集中させて一篇のドキュメンタリーを創りあげた。これこそが
こんにちの芸術だ!」(小沢信男)「この映画の主張は“患者が選択する”だ。選
択の連続が実存だ」(鎌田慧)。7月のレイバー映画祭で初披露されたドキュメ
ンタリー映画『がんを育てた男』(ビデオプレス制作・60分)が、広がってい
る。だれもががんになる時代に、どう治療に向き合ったらいいのか。ベルトコン
ベア式・手術万能の医者任せでいいのか。映画評論家・木下昌明さんのケースに
密着したこのドキュメンタリーは、多くの人に示唆を与える作品になった。映画
祭後、作品は追加撮影も行い、さらにブラッシュアップされた。10月2日の「特
別完成試写会」を皮切りに、全国各地で自主上映会が始まる。あなたも上映会を
企画しませんか。

●特別試写会
とき 2016年10月2日(日)19時開演(21時終了)
ところ シアターX  JR両国駅3分
http://www.theaterx.jp/access.php
 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア内
 03-5624-1181
映画上映 : 60分
お話:小沢信男・木下昌明・制作者ほか
参加費 1000円
主催 花田清輝研究会

●レイバー映画祭2016に寄せられた感想

・「がんを育てた男」の迫真にせまる木下氏に感銘を受けた。
・自分も現在、抗がん剤治療中なので、励まされました。
・「がんを育てた男」に感動。昨年の3分ビデオに続き、今回の映像は木下さん
のその後の生き方がよくわかりました。わたしも近藤誠医師にたどりつき、がん
を育てながら様子をみていたところ、がんは育たず沈静してしまいました。日本
の今のがん医療が外科主導で成り立っているかを多くの患者が認識、検証すべき
と実感しています。
・複数の友人ががんで悩みをかかえています。「がんよ、ありがとう!」のしめ
と、木下さんが、好きな脱原発行動に参加しているときの明るい顔が、印象的で
した。

●映画解説
 2012年12月、映画批評家の木下昌明さんにがんが見つかった。そのときかれは
「頭が真っ白になった」という。医師は即手術を求めたが、これを拒否し、しば
らく様子をみることにした。その日から、常識とされているがん医療との闘いが
始まった。何人もの医師との面談をビデオで撮り、本を読み、治療法を模索し
た。それはかれの映画批評の精神と通底していた。まだ動けるうちは動く。仕事
に出かけ、映画の試写会や国会前のデモにも参加しつづけた。それをカメラは
追った。はたして……。出演=木下昌明・志真泰夫(緩和ケア医師)・近藤誠(が
ん専門医)ほか。取材=松原明・佐々木有美。制作=ビデオプレス 2016年・60分

●あなたのところで上映会を企画しませんか?(上映料など応相談)
<問合せ=ビデオプレス>
 TEL03-3530-8588 FAX03-3530-8578
 メール mgg01231@nifty.ne.jp
 ホームページ http://vpress.la.coocan.jp/
 専用サイト http://videopress.jimdo.com
    (ビデオプレスで検索)

●カンパのお願い〜映画『がんを育てた男』を大きく育てたい!

 初の上映は7月23日「レイバー映画祭」で行いましたが、大きな反響と声援を
いただきました。ビデオプレスでは、より広く見てもらうために「映像グルー
プ・ローポジション」土屋トカチ氏の協力をえて、追加撮影・再編集をすすめる
ことにしました。そして、2016年秋以降に自主上映・劇場公開をめざし、サポー
ターの会「『がんを育てた男』を育てる会」も発足しました。制作・普及に多額
の費用がかかります。この映画を応援していただければ幸いです。(2016年
9月1日 ビデオプレス代表 松原明)

*『がんを育てた男』制作・普及カンパ
 1口 3000円(ホームページに「制作協力」としてお名前を入れさせていただき
ます)
 1口 10000円(完成DVDを差し上げます)
 (第一次締切 11月末日)
*送金先
 郵便振替 00130-2-397479 ビデオプレス
 銀行口座 東京都民銀行小竹向原出張所 (普)0752471 ビデオプレス
*『がんを育てた男』を育てる会
 呼びかけ人 小沢信男・志真秀弘・土屋トカチ・長島信也
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2016年09月14日

<転載情報> 『不思議なクニの憲法』上映会

<以下、転載します>

映画会 & 交流カフェ (ワイン・軽食付)

『不思議なクニの憲法』松井久子監督作品/122分(2016)

  対談 : 日本国憲法と私たち
    上野 千鶴子 & 松井 久子

9月22日(木・祝) 16:00〜20:30
[場所] 谷中の家 (住所)東京都台東区谷中3-17-11
[参加費]: A) 映画+対談 1000円
    B) 映画+対談+交流カフェ 2000円
[時間] 上映:16:00-18:00
対談:18:00-19:00
交流カフェ:19:15-20:30

完全予約制 30名
予約・連絡先 メールまたは電話
 メール:nishikawa@kj-web.or.jp
電話:090−9492−0075 (西川直子)

※最寄駅: JR 日暮里駅、JRおよびメトロ千代田線 西日暮里駅

[地図] http://www.jtgt.info/sites/default/files/2013-05-14.jpg

[主催] 「谷中の家」+格子戸カンパニー

※「谷中の家」は、路地のまち・谷中で築50年の木造民家を
耐震補強改修再生した住宅+小さなコミュニティスペースです。


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<転載情報>『行動する女が未来を拓く ―行動する女たちの会20年の記録』上映会

<以下、転載します>

参加費無料・申込不要
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世の中を変えるために行動を起こしてきた
女性たちの声をきいて考えよう!
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日時:9月25日(日)10:30(10時開場)−12:00
場所 : 台東区生涯学習センター4階 台東区立男女平等推進プラザ
   403・404企画室 (台東区西浅草3-25-16)
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/jinken/habataki21/ 

1975年の国際婦人年から、1996年まで、テレビCM「わたし作る人・ぼく
食べる人」への抗議や教科書の女性像・男性像への異議申し立てなど、さまざま
な活動を行ってきた会の映像記録 『行動する女が未来を拓く ―行動する女た
ちの会20年の記録』をみて、ゲストと共に話しましょう。

◆上映作品◆
『行動する女が未来を拓く ―行動する女たちの会20年の記録』
(制作:「行動する女たちの会」映像を記録する委員会/2016年/58分)

◆トークゲスト◆
山田満枝さん(「行動する女たちの会」映像を記録する委員会)

(参考URL)『行動する女たちの会 資料集成』全8巻(六花出版)の紹介ページ
http://rikka-press.jp/koudousuruonnna/

企画:はばたき21 ドリームプロジェクト habataki21dp@gmail.com
はばたき21ドリームプロジェクトは、台東区立男女平等推進プラザはばたき21の
10周年をきっかけに立ちあがったグループです。

この企画は、2016男女平等推進フォーラム↓のワークショップとして実施します。
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/jinken/habataki21/danjobyodoforum/fo-ramu2016.html

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2016年08月05日

第80回ビデオアクト上映会〜スマホの真実〜 報告文

第80回ビデオアクト上映会〜スマホの真実〜
報告:本田孝義

 去る8月3日に「スマホの真実−鉱物紛争と環境破壊とのつながり」(2015年/35分/監督:中井信介)を上映した。折しもポケモンGO!が大騒ぎになっているので、スマホそのものにも関心を持ってもらいたかったが、参加者は約20名と少し寂しかった。

コンゴ採掘スチルv.jpg

 この作品はコンゴ民主共和国でタングステンをマスクも付けず人力で掘り出している映像から始まる。ショッキングな映像だ。掘り出されたタングステンはアジアなどで精錬され、スマホのバイブレーターに使われているという。コンゴは1994年に起きたルワンダの戦争に巻き込まれ、2003年には東部に武装勢力が生まれ、彼らがレアメタルなどの鉱物に目を付け資金源とし、紛争が起きるようになった。この紛争では子供も多く殺され、ゴリラも半分殺されたという。こうしたことは日本ではあまり知られていないが、欧米では大問題となり、ヨーロッパでは紛争鉱物を使わない運動が起き、アメリカではレアメタルの原材料の現地調査を義務付ける法律が制定される。こうした動きは全世界に広がり、コンゴの紛争鉱物を買わない動きになっていったが、そのことによって困ったことも起きてきた。コンゴの鉱物の価格が暴落し、採掘で生計を立てていた人たちの生活を圧迫していったのだ。そこで、次の段階としてオランダなどヨーロッパでは、フェアフォンを使う、という動きが出てきた。フェアとはフェアトレードと同じ意味で、紛争鉱物ではないことが証明出来る産地の鉱物を使ったスマホを使う、ということだ。上映後のトークでは、100台ぐらいの小ロットでスマホを作っている工場もある、とのことだった。
 日本が直接関わっている鉱物採掘としてフィリピンの例が紹介される。ニッケルや銅の採掘では森林を破壊し、鉱山周辺では六角クロム、水銀、カドミウムが日本での規制値を超えて検出されている。元々この地に住んでいた先住民族に健康被害が出ている。日本では足尾銅山での公害が知られているが、公害の反省からまがりなりにも環境破壊を起こさないために規制ができたが、その規制値は海外では適用されないことをいいことにこうしてフィリピンで公害を起こしているわけだ。他にエクアドルの事例も紹介される。

スマホの真実 上映.JPG

 上映後には製作に関わった田中滋さんと技術に詳しい安田幸弘さんのトーク。田中さんからは現地での撮影の苦労話を。また、こうした海外での鉱物採掘がなかなか日本で知られていないのは、日本ではほとんど鉱物採掘をやっていないから、とのこと。本作は教材向けに作られているので、高校・大学の授業で上映するとショックを受ける学生が多いそうだ。クラウドファンディングで始まったフェアフォンについてもう少し詳しい話もあった。また、安田さんはスマホを分解するワークショップをやっていて、どこまでならスマホを自作できるかを探っているそうだ。そして、フェアフォンを買えばいいというわけではなく、コロコロ機種変更して新しいスマホを買うことのほうが悪い、と安田さんは言われた。(ちなみにフェアフォンはバッテリー、パネルなどが自分で交換できるとのこと)
 会場からの質問では、スマホの多くは中国で作られているが、本作にはほとんど組立工場の話がなかったのはなぜか、とあった。田中さんとしては、取材はなかなか難しいが、出来れば中国の工場の問題を入れた「スマホの真実」の続編を作りたいとのことでした。

■作品ウェブページ(下記から「スマホの真実」のDVDを購入出来ます。)
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/wakeupcall.html

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2016年08月03日

第80回 VIDEO ACT! 上映会 〜スマホの真実〜 

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■ 第80回 VIDEO ACT! 上映会 〜スマホの真実〜 ■

上映作品
『スマホの真実―紛争鉱物と環境破壊とのつながり』(2016年/35分/監督:中井信介)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2016年8月3日(水)19時より

内閣府発表の消費動向調査によると、普及率が67.4%を越え、
もはや生活必需品となったスマートフォン。通称スマホ。
スマホが製造されるためには、20種類以上の鉱物が必要とされている。
私たちが普段意識していない、スマホに隠された真実とは・・・・?

上映後、制作担当の田中滋さんを交えた、トーク&ディスカッション有。

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【上映作品】
『スマホの真実―紛争鉱物と環境破壊とのつながり 』(2016年/35分/監督:中井信介)
監修/エシカルケータイキャンペーン実行委員会
取材・映像協力/国際環境NGO FoE Japan、環境=文化NGO ナマケモノ倶楽部、Pole Pole Foundation、Fairphone、京都大学霊長類研究所
企画・制作/特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)

■解説
私たちの暮らしになくてはならないものになりつつあるスマートフォンや小型電子機器。
それらをつくるためには20種類以上の鉱物が必要とされています。
中には希少金属、通称「レアメタル」と呼ばれる金属も多く含まれています。
そうした貴重な鉱物を採掘している現場は、一体どんなところなのでしょうか? 
私たちの暮らしをつくっているモノの背景にはどんな採掘行為があるのでしょう?
エクアドル、フィリピン、コンゴ民主共和国の採掘現場を訪れてみると、
そこには目を見張るような環境破壊や鉱山利権を巡った紛争や、
もともとそこに住んでいた人びとの強制的な追い出し、
大規模な環境破壊などが目撃されました。
私たちが日々意識しないスマートフォンの内側に隠された調達の真実に光を当てます。

■作品ウェブページ
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/wakeupcall.html

コンゴ採掘スチルv.jpg

■日時
2016年8月3日(水)
18時30分/開場 19時/開始
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2016年07月01日

『ココデナイドコカ』上映とディスカッションの会

ビデオアクトのWebSHOPに登録されている『ココデナイドコカ』(監督:中川あゆみ)の上映イベントのお知らせです。

▲映画とディスカッションの会C
「性の多様性を認め、より生きやすい社会について考える〜映画「ココデナイドコカ」から〜」

4回目の会では、「ココデナイドコカ」(中川あゆみ監督、2010年)を見ます。 
この作品は、主人公の仕事や恋愛の悩みを淡々と綴りながら、LGBTQについて現代の日本社会で共有すべき課題を描いています。
偏見を無くし、生きづらい空気を取り除くために、私たちは社会をどのように変えていくことができるのか?
短い間ではありますが、すべての人にとって共通の課題を考えるための時間です。
ディスカッションでは、カミングアウトや差別の問題だけでなく、性的指向にとらわれない、結婚・一人暮らし・老後のより良い生き方について考え、みなさんと一緒に話したいと考えています。
・日時:2016年7月10日(日)14時〜17時
・場所:杉並区善福寺和田ビル4F 「あなたの公–差–転」
https://www.facebook.com/events/310865929249785/

『ココデナイドコカ』
監督:中川あゆみ/64分/2010年制作
ここでない住処、ここでない職場、ここでない何処かを探してさまようリョウ27歳。
東京に暮らすセクシャルマイノリティの青年の悩みと恋を、実姉のカメラが追ったドキュメンタリー。
同棲していた恋人との別れ、ファッションデザイナーを夢見ての卒業制作と就職、母との確執、プライドパレードなど日常の中で揺れる主人公の1年を追った。
人口の30人に1人いると言われるセクシャルマイノリティの人々が、日本社会でどんな葛藤を抱えて生きているか考えるきっかけになる作品。
http://www.videoact-shop.com/2014/150

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2016年06月14日

<転載情報> レイバー映画祭2016 

<以下、転載します>

★レイバー映画祭2016 7月23日(土)10.15〜17.15
 東京・田町交通ビル6Fホール
 一般当日=1500円(前売・予約1300円)
 失業者・障害者=1000円 学生=無料
 メール予約=http://3step.me/393m
 チケットネット購入=http://laborff2016.peatix.com
 (今回からネット購入も可能になりました)

●『パレードへようこそ』10.15〜12.20
 監督 : マシュー・ウォーチャス 2014年/121分/イギリス
 ゲイと炭坑夫の連帯は可能か? 映画はのっけから軽快な勇ましい労働歌では
じまる。時代は1983年から84年の1年間、サッチャー政権とゼネストで対決した
炭鉱労働者とそれを支援した「ゲイ&レズの会」との葛藤や連帯を描いたもので
あるが、これは実話に基づいた作品だ。原題が『プライド』とあるように、サッ
チャーによって労働運動の屋台骨をへしおられたり、人間としての尊厳を踏みに
じられた人々の「プライド」をうたい上げている。炭坑夫とゲイやレズは、これ
まで一度も会ったことがない。全く違った世界なのだ…と思われた。また、その
時代、エイズがはやっていて、嫌悪を抱く村人もいて、彼らを排除しようと新聞
社に密告する。そんななかで果たして「連帯」の握手は可能だろうか。ラスト
シーンには胸が熱くなろう。*2014年カンヌ国際映画祭 監督週間正式出品、
2015年日本公開。

●『埋もれた時限爆弾〜さいたまアスベスト被害』13.00〜13.50
 制作 : 武蔵大学社会学部2年永田浩三ゼミ/2016年/36分
 「久保田ショック」から10年。全国各地でアスベスト被害をめぐる裁判が始
まっている。埼玉県に住む松島恵一さん一家は、2010年、母・かつ子さんを突然
亡くした。かつ子さんはアスベスト製品をつくる工場内の社宅に暮していた。1
枚の写真が残っている。1962年、アスベスト管の山の横を花嫁姿を見にまとい結
婚式場に向かうかつ子さん。48年後アスベストは牙をむき、中皮腫発症から2ヶ
月でかつ子さんは亡くなった。いま埼玉では工場周辺で中皮腫の患者が次々見つ
かっている。学生たちは事実掘り起こしの過程を記録した。アスベスト問題をわ
かりやすく伝えた作品で、東京労働安全衛生センターが制作協力している。*初
公開*

●『がんを育てた男』13.50〜15.00
 制作 : ビデオプレス 2016年/60分/日本
 2012年12月、映画批評家の木下昌明さんにがんが見つかった。そのとき頭が
真っ白になったという。医師は即手術を求めたが、かれはこれを拒否し、しばら
く様子をみることにした。その日から、常識とされたがん医療との闘いが始まっ
た。何人もの医師との面談をビデオで撮り、本を読み、治療法を模索した。それ
はかれの映画批評の精神と通底していた。まだ動けるうちは動く。仕事に出か
け、映画の試写会や国会前のデモにも参加しつづけた。それをカメラは追った。
はたして…。*初公開*

●『ショートビデオ・日本最前線』短編4作品 15.00〜15.30
 制作 : 土屋トカチ・湯本雅典・西中誠一郎・松原明
 安倍政権のもと日本各地で問題が噴出している。労働現場でのたたかいも続
く。このコーナーでは、「沖縄米軍属事件」「フクシマ帰還問題」「セブンイレ
ブン店長いじめ」「東芝府中工場フィリピン労働者のたたかい」など、いま一番
ホットな日本の映像をお送りする。*初公開*

●『オキュパイ・ベーカリー〜ファストフード労働者の闘い』15.45〜17.10
 監督 : レイチェル・リアーズ、ロビン・ブロチュニック 2014年/84分/アメ
リカ 原題「The Hand that feeds」
 ニューヨークにある24時間営業のカフェ・ベーカリー「Hot & Crusty」で働く
移民労働者たち。最低賃金以下の時給で、危険な機材を使い、病気になればクビ
を言い渡すような横暴な店主のもとで働かざるをえない。我慢の限界を超えた仲
間たちが、強制国外退去の危険性もある中で、団結しピケを張る。アメリカファ
ストフード労働者による賃金・生活底上げ運動の先がけとなる歴史的な闘いは、
声を上げることの大切さを教えてくれる。2015年ペンシルバニア州レディング映
画祭ドキュメンタリー映画最優秀賞、2016年SIMA賞最優秀賞、その他カナダやス
コットランドの映画祭でも数多くの賞を受賞している。*日本語版制作=レイ
バーネット国際部 本邦初公開*

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2016年06月11日

【報告文】第79回ビデオアクト上映会〜災害弱者をうまないために〜

上映作品
『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』 監督:飯田基晴


 5月26日、「災害弱者をうまないために」と題された79回目のビデオアクト上映会が開催された。上映作品は、『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』(監督:飯田基晴)。今年4月に発生した熊本地震のマスコミ報道を見たビデオアクト・スタッフの一人が、「今回も障害者の状況を伝える報道が見当たらない」と感じたことが、開催のきっかけだった。ビデオアクトでは、2012年11月に「何が災害弱者をつくるのか―3.11から見えたこと」と題する上映会を行なっているので、今回は"災害弱者"について考える二度目の会となる。

 災害弱者をうまないためには何が必要か?まずは、障害をもった人々が災害時にどんな困難に見舞われるかを具体的に知ることから始めるべきだろう。『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』は、2011年3月11日以降、障害者と彼や彼女らをサポートする人々に何が起こったかを丁寧に描いていた。

 「避難所では生活できない」、「周囲に迷惑をかけるから」と避難をあきらめた人々は家に残ったが、災害支援の情報が届かず、生活は困難を極めた。下半身が不自由な女性は、行き場もなく避難所に逃れたものの、そこにベッドはなく、二週間以上も車椅子に座って眠らざるを得なかった。あからさまに「障害者なんだから避難所ではなく、家に戻れ」と言われた人もいるという。スロープのない仮設住宅に入居した車椅子の女性は、一人で自由に外出することが出来ず、窓際に飛んでくる鳥の姿を見ることで、自らの心を励ましていた…

 「重要なのは障害の重さではなく、当事者が置かれた環境を把握すること」という支援者の言葉が印象的だった。周囲に常にサポートしてくれる家族がいれば何とか越えられる壁であっても、一人暮らしの車椅子生活者にとっては、たった数センチの段差が越えられない大きな壁となる。障害者一人一人、災害時にどのような具体的な支援が必要となるのかを普段からきめ細かく把握しておくことが重要となるのだ。

 では、どうしたら、そのようなきめ細やかな支援体制が築けるのか?上映後のディスカッションで、とても興味深いやりとりがあった。車椅子に乗った参加者の女性が、「こういう作品を一般の健常者の前でやっても、可哀そうね…で終わってしまう。行政の人に観せなければ意味がない」と発言した。それに対して、飯田基晴監督が"自助・共助・公助"という言葉を使って、当事者と行政による支援を社会がどのように繋げていくかを、本作の取材経験をもとに語ってくれた。

 「行政の人に観せなければ意味がない」という意見は、彼女の実体験に基づいた心からの想いだろう。そして、「可哀そうね…で終わってしまう」と思わせてしまったのは、私たち周囲の人間の責任だろう。私たちは、障害当事者が勇気を振り絞って発した「困った。助けて」という"自助"の言葉を想像力を駆使して受け止めなければならない。それが、"共助"に繋がるだろう。そして行政は、"公助"として全ての住民の生命の安全を図る義務があり、それを怠った時は厳しい追及を免れない。

 ディスカッションを聞いて、私はそんなことを思った。約20名の参加者も、各々、何かを持ち帰ってくれたと思う。作品上映とディスカッションのセットは、作品内で描かれた内容を深め、広げてくれるとあらためて思った上映会だった。

(土屋 豊)

★『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』は、下記で販売しています。
http://www.j-il.jp/movie/sale.html

チラシ表面.jpg
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2016年06月08日

『李さんの綿』上映とディスカッションの会

ビデオアクトのWebSHOPに登録されている『李さんの綿』(監督:湯本雅典)の上映イベントのお知らせです。

▲映画とディスカッションの会B
「記憶の継承と戦争をかんがえるードキュメンタリー映画『李さんの綿』からー」
・日時:2016年6月12日(日)14時〜17時
・場所:杉並区善福寺和田ビル4F 「あなたの公–差–転」
https://www.facebook.com/events/1555598774736365/

『李さんの綿』
監督:湯本雅典/43分/2014年制作
李福順(イポクスン)さん(夜間中学生、2010年逝去、享年90歳)は、6歳からわたの糸紡ぎを覚えました。
李さんは、戦後朝鮮半島に里帰りした際に綿の種を日本に持ち帰り、日本の自宅で綿を育ました。
そしてこの綿の種は人づてにわたり育てられ、そのひとつが、東京の女性が描いた油絵「何度目かの被曝」の中にしたためられます。
この映画は、時を超えてさまざまな人の手で植え継がれ、伝え継がれた「李さんの綿」を追ったドキュメンタリーです。
http://www.videoact-shop.com/2014/343

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