2022年05月17日

【報告文】第111回ビデオアクト上映会 〜施設コンフリクトは、なぜ起こる?〜

上映作品
『不安の正体〜精神障害者グループホームと地域』監督:飯田基晴

ビデオアクトの111回目の上映会は、5月10日、企画:池原毅和、企画協力:三橋良子、
監督・撮影・編集・ナレーション:飯田基晴の『不安の正体〜精神障害者グループホームと地域』を上映した。

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2016年に施行された「障害者差別解消法 付帯決議」では、「グループホームやケアホーム等を含む障害者関連施設の許可等に際して、
「周辺住民の同意を求めない事を徹底する。」
「住民の理解を得るための同意を求めないことを徹底する。」
と明記された。

障碍を持っている人達を差別しないための決議だと思うが、こうした決議がされても、残念ながら一般の人達の偏見や差別意識が完全に無くなったかというと、まだまだのようだ。

この作品では、障碍を持つ人達が入居する施設の建設に対して、地域住民が掲げる「運営反対」「住民の安全を守れ」などと書かれた、のぼり旗が登場する。
「障害者差別解消法 付帯決議」の精神とは、まったく反対の事が地域住民によって行なわれているのだ。

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なぜ、そんな事になってしまっているのか?
この作品のタイトル『不安の正体』が示すように、地域住民が反対しているのは、障碍をもった人達の施設ができると「なにをしでかすか、わからない」というという漠然とした不安があるのだろう。

実際には、精神障碍を持っていて犯罪を犯し検挙された人達の割合は、100人に1人よりも少ない割合だそうだ。
精神障碍を持っていない一般の人達のほうが、犯罪率は高い。

この作品では、障碍を持っているために施設で暮らしている人達が、ともに助け合ったりしながら、仲間と支え合って平穏に過ごしている様子が、丹念に描かれている。
けっして、暴れたり犯罪を犯したりする人達とは思えない、仲間思いの、やさしい人達だ。

この作品を多くの人に観ていただいて、障碍を持っている人達に対する偏見が少しでも減らす事ができればと思う。

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2022年05月10日

第111回 VIDEO ACT! 上映会 〜施設コンフリクトは、なぜ起こる?〜

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■ 第111回 VIDEO ACT! 上映会 〜施設コンフリクトは、なぜ起こる?〜
上映作品『不安の正体 〜精神障害者グループホームと地域〜』
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2022年5月10日(火)19時より

予約者上限に達しましたので、予約を締め切りました。(4/23付)

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ホントに怖いのは何だろう?

近年、精神障害のある人たちのグループホームが各地にできている。
それに伴い、地域住民によるグループホーム開設反対の運動も生じている。
事業者が説明会を開催しても反対の声は収まらず、対立が深まるばかり。
「施設コンフリクト」と呼ばれる、このような反対運動はなぜ起きるのか?
その実像を見つめる。

■上映作品
『不安の正体 〜精神障害者グループホームと地域〜』(2021年/65分)
企画:池原毅和
企画協力:三橋良子
監督・撮影・編集・ナレーション:飯田基晴
協賛:社会福祉法人SKYかわさき/セレリアンス株式会社
助成:一般財団法人松翁会
製作:NPO法人自律支援センターさぽーと
制作・販売:映像グループ ローポジション

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■作品解説
近年、精神障害のある人たちのグループホームが各地にできています。
ですがそれに伴い、地域住民によるグループホーム開設反対の運動も生じています。
事業者が説明会を開催しても反対の声は収まらず、対立が深まるばかりです。
「施設コンフリクト」と呼ばれる、このような反対運動はなぜ起きるのでしょう?
そして、精神障害者のグループホームとは、実際にはどのようなものなのでしょうか?
反対住民の声と関係者の意見、グループホームに入居している方々の生活や
インタビューを通して、その実像を見つめます。

■コメント
「精神障害者グループホーム」は精神障害者の集まりだから、<こわい>人たちが
いっぱい居て、急に暴れたり、事件を起こすのではないか。だから、反対だ!
――という世間の声に、静かな論拠をもって語りかける楽しい映画である。
当事者の人生が語られ、それを受け止めるスタッフや市民がいる。
閉鎖的な精神病院の歴史や「差別解消法」の意味が語られる。
それを下敷きにしてみると、この映画でもっとも<こわい>のは
住民説明会で録音された「住民の怒鳴り声」である。
それらに挟まれながら、精神障害の人びとの日常が映され、
彼らの言葉や考え方がじんわりと広がると、住民の声もいつか普段通りの声に
なっていくのではないかという希望が見える。
今こそ、「障害者」の解放へ。それは、われわれ自身の解放へ導いてくれる。
秀作である。 
小林 茂(映画監督)

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■日時
2022年5月10日(火)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の飯田基晴さんを交えたトーク&ディスカッションを予定。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約必須)

■予約方法
参加希望の方は、上映会前日の5月9日(月)19時までに
下記へ「お名前」「参加人数」「連絡先」をお伝えください。
→Eメール:jyouei@videoact.jp
→電話:045-228-7996(ローポジション気付)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2022年03月26日

【報告文】第110回ビデオアクト上映会〜あれから11年 フクシマの今〜

上映作品
『原発故郷3650日』 監督:島田陽磨


 3月24日、ビデオアクトの110回目の上映会が開催された。上映作品は『原発故郷3650日』。あの福島第一原発事故から10年後の2021年につくられた作品だ。作品を観る前、「10年後だから、1年365日×10年=3650日か…」と軽く考えていた。しかしこの作品は、その“軽さ”こそを問う、重く、重要な作品だった。

 冒頭、これまで大きく取り上げられることが少なかった重い情報が示される。「福島県内の自殺率は震災4年後に急上昇」、「児童虐待などのDVの件数は10倍近く増加」、「2018年度の福島県の20歳以下の自殺率は全国1位」…確かに、あれから10年経った。しかし、原発事故によって故郷を奪われた人々の10年、3650日、87600時間は、区切りなどつけられない、出口の見えない苦しい時間の積み重ねだったのだ。

 避難中、中学生の長男を自死で失った男性は、「子どもを守れなかった、ばかな男です」と自責の念に苛まれ、アルコールに依存しながら、「消えたい…」と微かな声でつぶやく。帰還困難区域から家族で千葉に移住した男性は、家族間で故郷の話ができない。話せば、軋轢、分断が生まれるのが目に見えているからだ。その男性の20歳になる娘は、インタビューで故郷について問われ、「帰ってみたいです」と目を伏せる。避難指示が全面解除され、居住率が6割となって復興の“お手本”とされる町に住む年配の女性は、子どもたちが住めず、実際のところは一向に元に戻らない故郷を思い、途方に暮れる。

 “復興”とは、何だろう? 悲しさは“克服”できるのか? 上映終了後、そんなことを重い気持ちで考え込んでいたら、この日も取材で福島を訪れていて、トークの時間ギリギリに駆けつけて頂いた島田陽磨監督がこんなことを言った。「大切なのは、つらいことをつらいと言えること。弱音が吐けること」。そして、「このことは、被災地だけの話ではない。もっと広い、普遍的な問題ではないか」と。

 「頑張れ、克服しろ」と言われても、悲しさ、苦しみは消えてなくならない。共に生きていくしかないのだ。そのためには、苦しむ人を孤立させない周囲の人々の心の支えが必要だ。中学生の長男を自死で失った男性は、支援者の助けによってアルコール依存を治療するための入院が決まった。東京電力は何をやっている? 国は何を“復興”させている?

 この作品では、なぜ日本に、福島に原発が持ち込まれたか、その構造的な背景も描かれる。今も苦しみ続ける人々の実情を知ったあとではなおさら、その非情さ、無責任さに怒りが込み上げる。
(土屋 豊)

※『原発故郷3650日』のDVDは、ビデオアクトのWebSHOPでご購入頂けます。
http://www.videoact-shop.com/2021/847
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2022年03月24日

第110回 VIDEO ACT! 上映会 〜あれから11年 フクシマの今〜

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■ 第110回 VIDEO ACT! 上映会 〜あれから11年 フクシマの今〜
上映作品『原発故郷3650日』
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2022年3月24日(木)19時より

原発事故から10年以上が経過。
「復興」のイメージが強調されるなか、被災地の人々の傷は年月を重ねるごとに、むしろ深くなっている。
なぜ、かれらは苦しみを背負わなければならなかったのか。被災地の今を追い、語られることのなかった歴史を掘り起こす。

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■上映作品
『原発故郷3650日』(2021年/70分)
【プロデューサー】立山勝憲
【撮影・監督】島田陽磨
【撮影・編集】鈴木響
【音響効果】田上ゆかり
【後援】原発をなくす全国連絡会
【企画・制作】日本電波ニュース社

■作品解説
福島第一原子力発電所の事故から10年以上が経過。
「復興」の掛け声が声高に叫ばれる中、事故の記憶は日に日に風化しつつある。
しかし、被災地の人々が心に負った傷は、年月を重ねるごとに、むしろ深くなっている。
避難中、息子が自死し自責の念に苛まれる男性。
復興の「お手本」とされる町で、変わり果てた故郷の実態に苦しみながら暮らす女性。
引き裂かれていくコミュニテイ、家族との溝に悩む男性。
本作品では、現在(いま)の福島の実相を伝えるとともに、なぜ福島に原発が設置されたのか、
埋もれていた文書を元にその構造的な背景に迫り、原発の再稼働や「核のゴミ」の最終処分場選定の動きも追う。

■予告篇
DVD「原発故郷3650日」


■日時
2022年3月24日(木)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の島田陽磨さんを交えたトーク&ディスカッションを予定。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約必須)

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■予約方法
参加希望の方は、上映会前日の3月23日(水)19時までに
下記へ「お名前」「参加人数」「連絡先」をお伝えください。
→Eメール:jyouei@videoact.jp
→電話:045-228-7996(ローポジション気付)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2022年01月22日

ウェブショップ新規登録作品のご案内

【VIDEO ACT WebSHOP】に新しい作品が登録されました。
『フツーの仕事がしたい』の土屋トカチ監督が描く、理不尽な労働環境に置かれた30代の社員が個人加盟の労働組合に加わり、会社の改善を求めて闘った3年間の記録。各国映画祭で受賞歴多数の話題作です。
是非、チェックしてみて下さい!


『アリ地獄天国』
監督:土屋トカチ/98分/2019年制作

とある引越会社。社員は自分たちの状況を「アリ地獄」と自嘲する。長時間労働を強いられ、事故や破損を起こせば、会社への弁済で借金漬けになるからだ。本作の主人公、西村有さん(仮名)は34歳の営業職。会社の方針に異議を唱え、一人でも入れる個人加盟の労働組合(ユニオン)に加入した。するとシュレッダー係へ配転させられ、給与は半減。さらに懲戒解雇にまで追い込まれた。ユニオンの抗議により解雇は撤回させたが、復職先はシュレッダー係のまま。会社に反省の色は見られない。西村さんは、「まともな会社になってほしい」と闘いを続け、次第にたくましく変わってゆく。
http://www.videoact-shop.com/2022/875

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2022年01月12日

【報告文】第109回 VIDEO ACT! 上映会 アート・プライベート・ドキュメンタリー

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1月11日に第109回上映会を“アート・プライベート・ドキュメンタリー”と題して行いました。上映作品は『Maelstrom(マエルストロム)』(監督/編集/ナレーション:山岡瑞子)でした。新型コロナ禍の第6波と言われる再拡大が起き、上映会が無事開催出来るのか、という不安もありましたが、開催出来ました。参加者は30名。会場の人数制限があり、この人数で満席でした。
『Maelstrom(マエルストロム)』とは、大混乱、という意味だそうです。本作は監督の山岡瑞子さんの個人史が綴られた作品です。
映画はまず、山岡さんの家族と家の古い写真から始まります。監督本人のナレーションで、家族との葛藤が語られます。家に窮屈さを感じていた山岡さんは、ニューヨークの語学学校へ留学した後、美術大学へ転入し、ファインアートを学ぶ中で自由に表現する世界を知ります。
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美大を無事卒業し、新たに住むアパートも決まった矢先に、山岡さんの人生を変える出来事が起きます。自転車で銀行に向かっている時、交差点で交通事故に遭い、目を覚ました時はICUのベッドの上でした。頸椎損傷により、自分の足では歩けなくなってしまったのです。
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アメリカの病院から神奈川県の病院へ転院し、さらにリハビリを続けながら、自立できるか不安だった、と山岡さんは語ります。
ここまで記してきましたが、『Maelstrom(マエルストロム)』という作品では、序章とも言えます。以後、山岡さんは、自立への道を模索し、様々な人との出会いと別れがあり、家族との関係も変化していきます。そうした中でも、山岡さんの中には、何かを表現したいという欲求が常にあったように思います。そのための手段として、山岡さんは日々の生活をビデオカメラで記録するようになっていきます。そうした日々を本人のナレーションによって、淡々と語っていきます。
映画は終幕で、山岡さんが再びアートの世界に帰還したことを告げます。私はこの帰還に深く感動しました。
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上映後、大きな拍手が起きました。
本作は、様々な視点から見ることが出来ると思います。両親との葛藤を抱えている人、生きづらさを抱えている人、身体に障害がある人、何かを表現している人。本作は山岡さんの個人史ではありますが、どこかに見た人の琴線に触れる部分があるのではないか、と思います。
上映後の質疑応答では、作品が出来だばかりということもあり、やっとまとめられた、と山岡さんが語っていたことが印象深かったです。
本作は、おそらく山岡さんにとって、第二の出発点になるのでしょう。『Maelstrom(マエルストロム)』がこれから羽ばたき、山岡さんも羽ばたいていくことを感じさせる上映会でした。
(報告文:本田孝義)
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2022年01月11日

第109回 VIDEO ACT! 上映会 アート・プライベート・ドキュメンタリー 上映作品『Maelstrom(マエルストロム)』

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■ 第109回 VIDEO ACT! 上映会 アート・プライベート・ドキュメンタリー
上映作品『Maelstrom(マエルストロム)』
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2022年1月11日(火)19時より

20年前の2002年6月、ニューヨークの美大を
卒業したばかりの留学生だった“私”は、銀行に向かう途中、事故に遭った。
帰国を余儀なくし、それまでの日常を突然失った当事者になった”私”は
大混乱(マエルストロム)の中、日々の記録を始める。

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■上映作品
『Maelstrom(マエルストロム)』 2022年/カラー/HD/70分(予定)
【監督/編集/ナレーション】山岡瑞子
【撮影】山岡瑞子/本田広大/平野浩一
【音楽】オシダアヤ

■作品解説
2002年6月のはじめ、NYにある美大を卒業し、あと一年間、プラクティカル・トレーニングビザで滞在予定だった留学生が、アパートの契約金を下ろしに銀行に向かう途中、事故が起きた。こんな事故は日常に見聞きする、よくあること。殺人事件に巻き込まれなくて良かった。でも、その留学生は、その家族は帰国後、どうなったのだろうか。突然、それまでの日常を失い、それまでの時間が存在しない場に戻った時、何がその人らしさを繋ぎ止めるのか−−−。
事故の当事者になった“私”は、大混乱の中、変わってしまった日常の記録を始めた。事故前の自分と繋がり直し、探している場所に辿り着けることを祈りながら−−−。

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■日時
2022年1月11日(火)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の山岡瑞子さんを交えたトーク&ディスカッションを予定。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約必須)

■予約方法
予約数上限に達しましたので、受付を締切ました。(1/7正午)
参加希望の方は、上映会前日の1月10日(月)19時までに
下記へ「お名前」「参加人数」「連絡先」をお伝えください。
→Eメール:jyouei@videoact.jp
→電話:045-228-7996(ローポジション気付)


■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2021年12月14日

ウェブショップ新規登録作品のご案内

【VIDEO ACT WebSHOP】に新しい作品が登録されました。
『あしがらさん』、『犬と猫と人間と』などで知られる飯田基晴監督の新作です。
是非、チェックしてみて下さい!


『不安の正体 精神障害者グループホームと地域』
監督:飯田基晴/本編65分+短縮版30分/2021年制作

近年、精神障害のある人たちのグループホームが各地にできています。ですがそれに伴い、地域住民によるグループホーム開設反対の運動も生じています。事業者が説明会を開催しても反対の声は収まらず、対立が深まるばかりです。「施設コンフリクト」と呼ばれる、このような反対運動はなぜ起きるのでしょう?そして、精神障害者のグループホームとは、実際にはどのようなものなのでしょうか?反対住民の声と関係者の意見、グループホームに入居している方々の生活やインタビューを通して、その実像を見つめます
http://www.videoact-shop.com/2021/869

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2021年11月26日

【報告文】第108回 VIDEO ACT! 上映会 〜『島がミサイル基地になるのか』完成記念上映会〜

11月25日に『島がミサイル基地になるのか』完成記念上映会を行いました。上映作品は『島がミサイル基地になるのか〜若きハルサーたちの唄』(湯本雅典監督)で、参加者は26名でした。緊急事態宣言は解除されましたが、会場定員は30名。スタッフ4名と湯本監督を含むと31名です。やむなく、スタッフ1名は上映中は会場外で待機するかたちで開催しました。約20名を越えるキャンセル待ち希望者の皆さまには、この場をお借りしお詫び申し上げます。

 VIDEO ACT!では、これまで湯本監督作品を12本上映してきました。15年前に小学校の教員を退職された湯本監督。ここ5年間は、年に1本のペースで60分程の中編ドキュメンタリーを発表されておられます。完成したその都度、ビデオアクトでは上映会を開催させていただいております。

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 今回の舞台は沖縄県石垣島です。防衛省は「中国の脅威」を強調。自衛隊配備の空白地帯を失くすといい、南西諸島における基地建設を急いでいます。奄美大島、沖縄本島、宮古島、与那国島には、すでに基地が配備され、稼動しています。そして現在、石垣島でもミサイル基地配備が進められているのです。石垣市市長は住民に説明を一切せず、自衛隊配備の受け入れ表明しました。住民は報道で知ることとなります。基地建設現場付近には水源があり、水質汚染も懸念されています。

 沖縄で取材を続けていた湯本さんは、住民投票をはじめた若者たちと出会います。石垣島在住の金城龍太郎さん、伊良皆高虎さん、宮良央さんの3名です。彼らは高校時代からの仲間で、ギター、三線、カホンを演奏するバンド、ハルサーズとして活動もしています。ハルサーとはウチナーグチで「農民」のこと。彼らはみな、牛飼いや、ハーブティー加工販売、マンゴー栽培といった農業に従事しています。
 「サラリーマンにあこがれていたが、自分が制作に関与していない商品の不備に頭を下げる日々に矛盾を感じ、家業を継いだ」という金城龍太郎さんは、父が開拓したマンゴー農園で働いています。
 「ここで生活して、死んでいくことが夢。農業はこの島の基幹産業。農業をすることで、直接島に貢献できる」と語るのは、宮良央さん。インタビューで紡がれる彼らの言葉は、地に足がついたものを感じます。
  
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 2018年、彼らは仲間と共にミサイル基地配備の是非を問う住民投票運動をはじめます。彼らは住民運動の経験ゼロでしたが、小さな島で「賛成派」「反対派」と住民が分断されてしまうことを嫌い、まずは話し合うことからはじめようと訴えます。YouTube動画も活用しました。(これが中々面白い!)

ムードを変えようA/石垣住民投票を求める会事務局


 地方自治法では、住民投票のための法定署名数の有権者の50分の1が必要であると定められています。彼らはその18倍を超える数である14,263票を集めたにも関わらず、住民投票は議会で否決されてしまいます。 

 しかし、石垣市には自治基本条例という独自の条例もあります。

28条第1項 有権者の4分の1以上の連署をもって市長に対して住民投票の実施を請求することができる。
同条第4項 市長は請求があったときには所定の手続きを経て住民投票をしなければならない。

 彼らが集めた14,263票は、自治基本条例の定めた有権者数の4分の1を越えていました。否決ではなく住民投票を実施する義務があると、彼らは石垣市と交渉するも「すでに議会で議決済みである」とし、市は取り合うことをしませんでした。
 その後、住民投票義務付け訴訟に踏み切るも、那覇地裁では請求却下。高裁、最高裁でも棄却されます。現在は、住民が投票することができる権利があることの確認請求する当事者訴訟が新たに始めました。一方で、島のミサイル基地建設は着々と進められています。
 
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 本作は、コロナ禍に取材をされたこともあり、作品としては取材不足を感じてしまうことは否めません。しかしながら、石垣島がミサイル基地にされようとしていることが、本土のメディアがほぼ伝えない今、貴重な報告映像集としての価値は大きいです。そして何よりも、ハルサーズの佇まいが魅力的です。今後も、湯本さんは彼らの取材を続けるとのことです。
 本作のDVDは、湯本さんのサイトで入手可能です。上映権付で2、000円という破格の価格設定!東京在住の湯本さんが、頻繁に石垣島に通い、取材することは金銭的にも労力的にも大変なこと。是非、購入をご検討ください。そして、応援してください。 (報告文:土屋トカチ)

湯本雅典公式サイト https://yumo.blue/
湯本雅典ビデオ作品リスト https://yumo.thebase.in/

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2021年11月25日

第108回 VIDEO ACT! 上映会 〜『島がミサイル基地になるのか』完成記念上映会〜

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■ 第108回 VIDEO ACT! 上映会 〜『島がミサイル基地になるのか』完成記念上映会〜
上映作品『島がミサイル基地になるのか〜若きハルサーたちの唄』
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2021年11月25日(木)19時より

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沖縄県石垣島。
2019年3月より、陸上自衛隊ミサイル基地の建設工事が始まった。
島の中では様々な反対運動が起きる中、若きハルサー(農民)たちは住民投票運動を始めた。



■上映作品
『島がミサイル基地になるのか〜若きハルサーたちの唄』(2021年/日本/60分)
監督:湯本雅典
音楽:ハルサーズ
ナレーター:名川伸子
ピアノ演奏:本澤陽一

■作品解説
石垣島では2019年3月から陸上自衛隊ミサイル基地の建設工事が始まっている。
これに対し島の中では様々な反対運動が起きた。その中の一つ、島の若者たちが
始めた住民投票運動がある。この取り組みは2018年、 わずか1か月間で石垣市の
有権者の3分の1以上を集める成果をあげた。 しかし、 市議会は条例案を否決。
加えて石垣市には独自の自治基本条例で4分の1以上の請求で市長は所定の手続きを
経て住民投票を実施しなければならないとされているにもかかわらず、 それも市は無視した。

若者たちは裁判で住民投票の実施を求めたが、1審、2審で却下、棄却。門前払いであった。
日本政府が琉球弧を軸に日米一体の軍事戦略を展開、強化している中、憲法破壊、
地方自治破壊が日本の最西端の島ですすんでいる。カメラは、その中であくまでも対話を求め、
地方自治のあるべき姿を求める若者たちの生き方を追った。

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■日時
2021年11月25日(木)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の湯本雅典さんを交えたトーク&ディスカッションを予定。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約必須)

■予約方法
【お知らせ】11月9日、予約者数上限に達しましたので、予約受付を終了します。
以降はキャンセル待ちとなります。ご了承ください。


参加希望の方は、上映会前日の11月24日(水)19時までに
下記へ「お名前」「参加人数」「連絡先」をお伝えください。
→Eメール:jyouei@videoact.jp
→電話:045-228-7996(ローポジション気付)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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