2010年08月09日

メイシネマ上映会'10 夏プログラム

<以下、転載します>

メイシネマ上映会'10 夏プログラム

日程:8月15日(日)
場所:小岩図書館
料金:1プログラム 一般(予約)・シニア(60〜)・学生(大/高) 1000円当日一般 1200円 小・中学生 600円
2プログラム 一般(予約)・シニア(60〜)・学生(大/高) 1800円 当日一般 2000円 小・中学生 1000円

上映プログラム:
12:00〜『三百七十五年目の春風』
14:20〜『土徳―焼跡地に生かされて―』
17:00〜『三百七十五年目の春風』


『三百七十五年目の春風』
(2010年/カラー/DV/93分)

企画 浄土真宗本願寺派龍口山正順寺
制作 正順寺平成大修復完成慶讃法要委員会
撮影・演出 青原さとし

【解説】
広島市西区井口の龍口山正順寺(浄土真宗本願寺派)では、
平成17年より足掛け4年、鐘楼門と本堂の大修復工事が竣工した。
実に250年ぶりの大修復で、正順寺門徒永年の念願であった。
この映画は、昨年、秋から正順寺にカメラが入り、
修復工事をめぐる門徒・住職・坊守の想いや、
宮大工、瓦職人の技術の苦労をたずね、
今年4月24日、25日に執り行われた
「親鸞聖人750回大遠忌法要」及び
「平成大修復完成慶讃法要」の
準備から実行に至るまでの人びとの動きに半年かけて密着し、
法要の全容を克明に捉えた。
いまここに「安芸門徒の心」がよみがえる!
涙と笑いの感動作! 

『土徳― 焼跡地に生かされて ―』
(2003/ビデオ/118分)
撮影/構成:青原さとし

<解説>
広島は古くから安芸門徒と呼ばれ、浄土真宗のお寺が多い地域である。映像作家・青原さとしは、真宗のお寺・真光寺に生まれ、少年時代からお寺社会に抵抗を感じていた。一方、戦後45年住職を勤めてきた父・淳信は、お寺の古い因習にこだわり続ける。戦前生まれと戦後生まれの親子の衝突。さとしは、ついに家を出る。
数年後、父が病に臥したことをきっかけに、さとしは、カメラを回し始めた。ふるさとの 映像による探索である。市井の人たちを訪ねながら、明らかにされていく父が育った時代のふるさと、原爆以前の広島。それは毛利氏以来、城郭都市として築かれた町だった。
 それとともに明らかになる真光寺の戦前の姿。そして父・淳信は、そこをどのように生きてきたのか?物語は、家族5人を失った淳信の壮絶な原爆体験と戦後の復興へと展開する。父への問いかけの果てに答えてくれた土徳・地域の恩恵とは?
 父の死と相前後し撮影された11年分のビデオ記録をもとに、個・家族・町の関係を問いつつ、現在から過去、ヒロシマから廣島、縦横無尽に飛翔する極私的歴史ドキュメンタリー!
posted by VIDEO ACT! スタッフ at 22:48| おすすめイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする