<以下、転載します>
〜 海の向こうのニッポン。
日系アメリカ人の歴史・文化を伝える記録映像2作品上映会 〜
ロサンゼルスから映像作家、Akira Boch氏を迎えて。
ロサンゼルスにあるJapanese American National Museum(全米日系人博物館)の映像制作部門のディレクターであり、Smokin’ Mirrorsとしてチカーノ音楽の映像も撮り続けてきたAkira Boch氏を迎えて、博物館が制作した最新2作品を上映します。ハワイの写真花嫁と日系人らによる和太鼓運動についてまとめた2作品です。
2010年8月14日(土)
上映作品:
『テクスチャード・ライヴス〜日系ハワイアンたちの証言』
『ビッグ・ドラム〜太鼓 in USA 』(両作品字幕付き)
昼の部⇒ open 14:00 / start 15:00
夜の部⇒ open 18:00 / start 19:00
※ 各2作品上映。完全入れ替え制
解説:Akira Boch
ゲスト・スピーカー:東 琢磨
進行&DJ:宮田 信
場所:CAFE LAVANDERIA
http://www.m-camp.net/Cafe_Lavanderia_map.jpg
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F
TEL: 03-3341-4845 FAX: 03-6380-5891
E-mail: cafelavanderia@gmail.com
入場料:1,500円(w/ one drink)
★入場は各25名様です。
事前予約の方優先でご入場いただきます。ご了承ください。
予約・問い合わせ:MUSIC CAMP, Inc. 03-5301-3771
メールでご予約:タイトルに「上映会予約」を、本文に「お名前・お電話番号・希望日時(昼の部/夜の部の記載もお忘れなく)・希望人数」を入れて info@m-camp.net へお送りください。折り返し確認のメールをお送りいたします。
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☆『テクスチャード・ライヴス〜日系ハワイアンたちの証言』☆
TEXTURED LIVES (USA, 2010, 20 min., color)
Directed by Akira Boch. Produced by John Esaki, Audrey Muromoto
Courtesy of the Japanese American National Museum
ハワイ在住の日系二世女性、Barbara Kawakamiの生涯にせまる。ハワイのプランテーションで育ち、30年以上裁縫師として働き成功した彼女は、53歳で初めて大学へ進む。そこで、自分の母親の世代の一世女性たちの多くが、いわゆる「写真花嫁」だったことを知り、彼女たちの知られざる歴史を研究し始める。ひとりの日系人女性によって、いままで語られてこなかった移民女性たちの苦難の道のりが少しずつ解き明かされていく過程を追う。2010年DVD作品。
☆『ビッグ・ドラム〜太鼓 in USA 』☆
BIG DRUM - TAIKO IN THE UNITED STATES (USA, 2005, 50 min., color)
Directed by Akira Boch, Masaki Miyagawa and Sojin Kim. Produced by John Esaki
Courtesy of the Japanese American National Museum
轟くようなリズムと力強いエネルギー。このドキュメンタリーは「Taiko in America」、つまりアメリカ合衆国で暮らす日系人の和太鼓演奏について語っている。始まったのは70年代前半。黒人やチカーノらの公民権運動などに刺激を受けて、若い日系人が自らのルーツを探るように、和太鼓に向かい始めたのだ。多数のパイオニアへのインタビューや貴重な映像によって、今もなお進化し続けているこの伝統芸能を記録している。ホノルルのKenny Endo Taiko Ensemble、サンフランシスコのTaiko Dojo、ロサンゼルスのKinnara Taiko、そしてニューヨークのSoh Daikoなどを紹介。日系人を超えて様々な人々に愛され、色々な形に進化しながら受け継がれている現代の状況までを描いた貴重な記録映像。2006年DVD作品。日本語ヴァージョンは今回が初めての公開。