<以下、転載します>
●ドキュメンタリー映画 上映会
『カタロゥガン!ロラたちに正義を!』
監督:竹見智恵子 撮影・編集:中井信介
音楽:アリソン・オパオン&SOSO
(2011年制作 83分)
日時:8月10日(水)午後2時〜4時頃
場所:栂(とが)文化会館 視聴覚室
住所:〒590-0141 大阪府堺市南区桃山台2-1-2
TEL 072−296−0015
交通:泉北高速鉄道「栂・美木多」駅下車すぐ
地図 http://www.sakai-bunshin.com/map/index.html?2
資料代:500円
問い合わせ:070ー6683ー7140(伊藤)
主催:泉北・新婦人の会
■あらすじ
太平洋戦争が始まった時、フィリピンはアメリカの植民地
だったため、否応なく戦争に巻き込まれました。日本軍に
対する激しい抵抗運動が続く中、若い女性たちが捉えられて
「慰安婦」にされたり、ゲリラへの報復として村の女性たち
が集団レイプを受けるなど、日本軍による激しい性暴力の
嵐が吹き荒れました。90年代に入り、被害女性たちは長い
沈黙を破って日本政府に謝罪と補償を求める闘いを開始
しましたが、日本政府は、責任を回避し続け、今も問題は
解決していません。ロラたちは80才を過ぎた今も闘い続け
ています。そんなロラたちを、マニラ首都圏、ルソン島
マパニケ村、レイテ島山間部の村に追いました。
■竹見智恵子監督のひとこと
はじめてロラたちと会った時のことが忘れられない。日本兵
から性暴力を受けた自分を恥じ、消え入りそうに小さくなって
いた。その後、差別と闘い、尊厳を取り戻すために立ち上がり、
長くきびしい闘いが続いた。そして、今ロラたちは輝いている。
生きるとは何か、人間とは何か。「慰安婦」問題の真実をあな
たに知ってほしく、映画製作を思い立った。
■監督・竹見智恵子
法政大学社会学部でマスコミ専攻。卒業後、1963年から70年まで
コピーライターとして化粧品会社に勤務、その後、教育問題や
環境問題などの市民運動に参加する。1987年から、フィリピン・
レイテ島の農村を支援するNGO「水牛家族」のメンバー。
現在、フリー・ジャーナリスト。著書に『登校拒否はとまらない』
(三一書房)、他、監修した訳書として『もうひとつのレイテ戦−
日本軍に捕らえられた少女の絵日記』(木犀社)。
■中井信介:撮影・編集
フィリピン、韓国、マレーシアなど、アジア各地に足を運び、
環境破壊や基地拡張闘争など社会が引き起こす問題や、
そこで生きる人びとを等身大に捉えて撮り続けている。テレビ
のドキュメンタリー番組も手がけるビデオ・ジャーナリスト。
http://homepage3.nifty.com/tewatashipress/
■アリソン・オパオン Allison Opaon
フィリピン・ミンダナオ出身のカルチュラル・ワーカー&
ミュージシャン。環境問題など社会問題を伝えるメッセージ
ソングを歌うほか、演劇ワークショップのファシリテーター
としても活躍。在日フィリピン人自助組織「KAFIN」横浜代表。
■グループSOSO
長崎の被曝2世である生田卍(まんじ)がロックへの情熱
止みがたく「日本のU2」を目指して87年に結成。91年、
フィリピン・マニラでアジアのオリジナル・ロックと出会い、
衝撃を受ける。以来、フィリピン、韓国、香港などのオール
タナティブなミュージシャンと交流を深め、環境、平和問題
などをテーマに活動を続けている。
■上映会開催の呼びかけ
6月より、映画の貸し出しを行います。
・DVD貸し出し 1回の上映につき 3万円
・20人以下の少人数の場合の貸し出し費用は参加人数
一人1000円をめどにご相談に応じます。
・ポスター、チラシ、リーフレット、タイトル幕(会場用)
の貸し出し等、ロラネットまでお問い合わせ下さい。
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■「カタロゥガン」制作委員会
フィリピン元「慰安婦」支援ネット・三多摩(ロラネット)
〒181-0014 東京都三鷹市野崎3-22-16 ピナット気付
Tel: 0422-34-5498 0422-34-5498 Fax:0422-32-9372
E-mail: hachinoko@ba2.so-net.ne.jp
http://www007.upp.so-net.ne.jp/hachinoko/pinat/lolatop.html
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★この映画制作費用の一部は「アジア民衆パートナーシップ
支援基金」より助成を受けました。