<以下、転載します>
放送と権力を考える
幻の放送中止番組「ひとりっ子」上映会
半世紀前、権力からの圧力で放送中止に追い込まれたテレビドラマがありました。東
芝日曜劇場「ひとりっ子」。
1962年、福岡のRKB毎日放送が芸術祭参加をめざして制作しましたが、放送直
前にスポンサーからの要請で放送中止が決まりました。
その後も放送されることなく幻の作品となりました。放送中止の背景には権力から圧
力があったとされています。
そして今年6月。自民党若手議員勉強会で、議員からは「マスコミを懲らしめるには
広告収入を無くせばいい」との発言が・・・。
物語は1962年秋の熊本。大学工学部を目指す高校3年、ひとりっ子の新二は腕試
しに受験した防衛大学校に合格します。
従軍記者だった父は大喜び。一方、長男を特攻で亡くした母と恋人は反対します。揺
れる新二が出した結論は?
上映とともに作品の解説に加えて、放送と権力との関係など、この作品が現在の状況
に語りかけている意味をメディア総研事務局長の岩崎貞明氏がお話しします。
日時 10月9日(金) 午後7時〜9時
会場 横浜市健康福祉総合センター8階8B会議室
横浜市中区桜木町1−1 TEL045−201−2060
作品 テレビドラマ「ひとりっ子」(1962年 RKB毎日放送 制作)
出演 山本圭 加藤嘉 望月優子 佐藤オリエ ほか
解説とお話し 岩崎 貞明 氏
(メディア総研事務局長、放送レポート編集長、民放労連書記次長)
参加費 500円
主催 日本ジャーナリスト会議(JCJ)神奈川支部
連絡先 伊東 090-2753-8012 菊池 090-9159-1709