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■ 第105回 VIDEO ACT! 上映会 〜原発事故と有機農家〜
上映2作品『それでも種をまく』『それでも種をまく 2019』
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http://videoact.seesaa.net/
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■2021年5月11日(火)19時より
有機農業は、生命のつながりの中にある。
2011年3月11日。
福島第一原発事故とそれによる放射能汚染は、
その「つながり」を暴力的に断ち切り、福島や周辺の有機農家を苦境に追い込んだ。
痛みの中でも「つながり」を取り戻すための
種をまこうとしている人びとの姿を追う2作品を上映する。
■上映2作品
『それでも種をまく』(2011 年/日本/24 分)
構成:小池菜採
撮影:笠原眞弓 堀 純司 中村易世
音楽:松島美毅子
制作:国際有機農業映画祭
有機農業は、生命のつながりの中にある。
生産者と消費者のつながり、生産者と地域のつながり、
そして、循環する生態系とのつながり。
しかし、福島第一原発事故とそれによる放射能汚染は、
こうしたつながりを暴力的に断ち切った。
その痛みの中で、なお「つながり」を取り戻すための
種をまこうとしている人びとの姿を追う。
【推薦文】秩父の小高い山の上に住んでいる。近所に97歳のばあちゃんがいて、
腰は90度に曲がっているが、足腰も耳も目も口も達者で、毎日畑にでて、
結構広い土地で見事な野菜を作る。おすそ分けでよくもらうので、4月のある日、
世間話をしながら一緒に草を取った。福島の話になり、あそこでは今、百姓はみんな
田にも畑にも出られなくて、といった。しばらく黙ったばあちゃんは、
ぽつりと「そんなことになったらおらあ死んじゃうな」とひとこと。
百姓はたとえ地球が壊れても畑に出る。
そんな想いを伝えたいと、映画祭運営委員みんなで、この映画をつくった。(大野和興)
『それでも種をまく 2019』(2019年/日本/22分)
ナレーション:古田朋子
撮影:笠原眞弓
編集:堀 純司
制作:国際有機農業映画祭
2011年3月11日。
福島第一原発事故は福島や周辺の有機農家を苦境に追い込んだ。
その地に留まり農業を続けた農民。新しい地へ移住し、
その知識と技術を若い人たちに伝える農民。
共同で測定器を購入し放射能を測る農民。
それから8年余り経ち、放射能汚染の残る高線量地域への帰還も
始まっている今、農民たちのその後を追う。
■日時
2021年5月11日(火)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、制作者を交えたトーク&ディスカッションを予定。
■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分
■参加費
500円(介助者は無料/予約必須)
■予約方法
参加希望の方は、上映会前日の5月10日(月)19時までに
下記へ「お名前」「参加人数」「連絡先」をお伝えください。
→Eメール:jyouei@videoact.jp
→電話:045-228-7996(ローポジション気付)