2026年03月10日

第133回 VIDEO ACT! 上映会 〜花岡事件/加害の事実と向き合う〜 上映作品 『花岡悲歌(エレジー)』

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■ 2026年3月10日(火) 第133回 VIDEO ACT! 上映会 〜花岡事件/加害の事実と向き合う〜
上映作品 『花岡悲歌(エレジー)』
(2026年/70分/企画・制作:佐々木健)
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■2026年3月10日(火) 19時より
太平洋戦争末期、1945年6月30日に発生した「花岡事件」。
秋田県大館市の花岡鉱山に強制連行され、
蜂起した中国人労働者が鎮圧された事件だ。
秋田県出身の監督が、加害の歴史をまとめた
映像記録『花岡悲歌(エレジー)』を上映する。

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■上映作品
上映作品 『花岡悲歌(エレジー)』(2026年/70分/企画・制作:佐々木健)

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■監督からのメッセージ

映画「花岡悲歌」に向けて   佐々木健

私が秋田県での1945年に起こった「花岡暴動」に興味を持ったのは、2020年頃になります。
私は、1986年から87年にかけて、東アジア反日武装戦線「さそり」のメンバーで獄中にいて無期懲役の求刑を受けていた
黒川芳正氏が「自分たちの母親のドキュメンタリー映画を作りたい」という思いを受けて、
東アジア反日武装戦線の「母たち」という8ミリ映画を制作しました。
2020年にこの映画をDVD化しようと思い、もう一度彼らが何故このような事件を起こしたのかを調べている時、
「さそり」のメンバーが鹿島建設の資材置き場を爆破した事件を「花岡作戦」と呼んでいたのに気付き、
「花岡事件」のことを調べ始めました。
すると出身が秋田県である私がこの事件のことを全く知らなかった事を知らされたと同時に、
東アジア反日武装戦線の裁判に携わった新美隆弁護士と内田雅敏弁護士が、
最高裁判決の後、「花岡事件」の被害者&遺族対鹿島建設との交渉に携わり、
裁判、和解に至るまで関わっていた事を知り、
正直自分がそのことを知らなかった事を迂闊だったと思いました。

そこから現地花岡を訪れたり、書籍を探し出して読み進めるうちに
「中国人強制連行」がなぜ行われたのだろうという疑問を持ち、
日本人が持つメンタリティが関わっているのではないかと思えてきて、
今も続く韓国、朝鮮人や中国人に対するヘイトクライムの根源にアジア人蔑視があるのではと思うようになりました。

中国への侵略戦争、それへの企業の協力と現地労働者への強制労働と搾取。そこから得た莫大な利益。
また天皇を頂点とした軍部の暴力的支配が多くの現地住民を死に追いやった。

戦後も、企業は中国人を使役したことで損害を受けたとして国から国家補償金を受け取り、戦後の自社の発展の基礎とした。
またGHQは戦後の日本を取り込むために、天皇制を残すとともに、企業の戦争犯罪に目を瞑り、
戦犯までも釈放するという形で、ある意味で今の日本を支配下に置いたとも言えます。

自分に何ができるのだろうと考えた時、
今に至るこのような加害の歴史を映像記録に残そうと思った結果がこの作品となります。

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■スタッフ
撮影:佐々木健、秋田琢
出演:大谷蛮天門、宇賀神寿一、関谷興仁、石川逸子 他

■日時
2026年3月10日(火) 18時30分/開場 19時/開始
上映後、企画・制作の佐々木健さんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp


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2026年01月26日

【報告文】第132回ビデオアクト上映会 〜蛇口の向こう側〜

上映作品
『どうする? 日本の水道―自治・人権・公共財としての水を』 
(2019年/41分/監督:土屋トカチ/製作:アジア太平洋資料センター〔PARC〕)

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去る1月22日、「蛇口の向こう側」と題した132回目のビデオアクト上映会が行われた。上映作品は、ビデオアクトのスタッフでもある土屋トカチ監督の『どうする? 日本の水道―自治・人権・公共財としての水を』。参加者は約20名で、その内の半数近くはこの問題に関心のある初参加の人たちだった。あまりにも身近で、ふだん水道のことなど考えたこともなかった私にとっては、とてもエキサイティングで興味深い社会科の授業のような上映会だった。勉強になったし、自分事として考えさせられた。

日本の水道普及率は98%を超え、自治体が責任をもって水道を運営することで、日本国憲法第25条の生存権のひとつである「公衆衛生」が保障されている。作品は、この日本の水道のこれまでとこれからの課題を詳細に解説してくれる。

始まりは1890年の水道条例。「衛生を確保する水道は、私企業ではなく自治体が運営すべき」という理念が規定された。それから時は流れ、戦後の復興期である1957年には水道法が制定され、ここでも「生存権」の保障の具体化が謳われた。そして、1950年代に26.2%だった水道普及率は、1970年代には80%となり、現在は98%超、ほぼ国民皆水道となった。

しかし、ここで問題が…「人口減少による自治体の財政難」、「水道管などインフラの老朽化」、「職員の高齢化・減少」などだ。そこで政府が打ち出したのが、2018年の改正水道法。衆参合わせてわずか18時間の審議で可決されたその法律では、水道事業の運営権を民間企業に売却するコンセッション方式が推奨されている。

コンセッション方式? なんだそれ? 人間は、水がなければ生きられない。だからこそ、自治体が責任をもって水道を運営することで、その生存権を保障するのではなかったのか!?

コンセッション方式とは、自治体が浄水場や水道管などの施設の所有権を持ったまま、民間企業に運営権を売却する方法らしい。企業は水道の運営に関わる全ての権限を保有し、その運営権を担保に銀行や投資家から資金調達ができる…なにそれ? 人間の命より経済成長を優先する新自由主義政策ではないか!

作品は、このコンセッション方式の問題点を丁寧に指摘する。全国で初めて下水道のコンセッション方式が導入された浜松市の市民の声、企業にとって利益の出ない災害時対応の不安、公共で行うことの透明性、水道の「安心・安全」は公共の方がコストは安い、民営化の失敗が明らかとなり再公営化したパリなどの海外の実状。そして、複数の自治体の事業を統合し、職員を減らさずにダウンサイジングすることで、その地域に合った課題解決方法を見出した岩手県の自治体の例。やり方はある。工夫はできる。私たちが自分たちの命の水に関心をもち、積極的に関わっていけば。

監督の土屋トカチさんを交えた上映後のディスカッションは、エキサイティングで有意義な場となった。木更津では作品内に登場したフランスの水企業「ヴェオリア社」の下水汚泥堆肥化事業が進んでいる、能登はまだ水道が復旧していない地域があるじゃないか、2022年にコンセッションを始めた宮城では既に水質事故が起きている、浜松の市民運動は凄い! 水道料金は全国一律にすべき!などなど、とにかく様々な意見、感想が飛び交ったが、クライマックスはトカチさんが参加者に向けて出したクイズだった。「ミネラルウォーターと水道水、どっちが安全?」

さて、答えは皆さんに考えて頂きたいと思います。ちなみに、今回の授業に参加した劣等生である私は、ミネラルウォーターを買いまくっていました。すみません、勉強になりました。水は人権、利益の対象ではなく公共財。このことを再確認させてくれた上映会、やってよかったです。
(土屋 豊)

※本作品のDVDはこちらで販売しはています。
https://parc-jp.org/product/suido/
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2026年01月22日

第132回 VIDEO ACT! 上映会 〜蛇口の向こう側〜 上映作品 『どうする? 日本の水道 ー自治・人権・公共財としての水を』

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■ 2026年1月22日(木) 第132回 VIDEO ACT! 上映会 〜蛇口の向こう側〜
上映作品 『どうする? 日本の水道 ー自治・人権・公共財としての水を』
(2019年/41分/監督:土屋トカチ/製作:アジア太平洋資料センター〔PARC〕)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2026年1月22日(木) 19時より
2025年1月28日、埼玉県八潮市で起こった道路陥没事故。
トラック1台が穴に転落し、74歳の男性運転手が亡くなった。
原因は下水道管の破損とみられている。
連日のように水道に関するニュースが届く昨今、日本の水道はどうなっているのか。
何が課題なのか、一緒に考えてみませんか。
作品中には、出演者の一人として、
現・杉並区長の岸本聡子さんも登場されています。

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■上映作品
上映作品 『どうする? 日本の水道 ー自治・人権・公共財としての水を』(2019年/41分/監督:土屋トカチ/製作:アジア太平洋資料センター〔PARC〕)

■解説
水がなければ私たちは生きていけません。
水は人権であり、自治の基本です。

日本の水道普及率は98%を超え、豊かな水源と高い技術力によって、世界有数の「飲める水道水」を誇っています。
自治体が責任もって水道を運営することで、日本国憲法第25条の生存権のひとつである「公衆衛生」が保障されています。

しかし、日本の水道は今、多くの課題を抱えています。
人口減による自治体の財政難、老朽化した水道管などのインフラ、
職員の高齢化・減少です。これら課題の解決策として、政府は水道事業の運営権を
民間企業に売却するコンセッション方式を推奨しています。
2018年12月の水道法改正にもこれを促進する内容が含まれています。
「民間からの投資」は、本当に「苦難を乗り切る万能薬」なのでしょうか?

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■予告篇『どうする? 日本の水道 ー自治・人権・公共財としての水を』


■スタッフ
監督:土屋トカチ
監修:内田聖子(PARC共同代表)
出演:池谷たか子(浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク)尾林芳匡(弁護士)/
菊池明敏(岩手中部水道企業団参与)/岸本聡子(トランスナショナル研究所)/
工藤昭彦(食緑水を創る宮城県民会議)/近藤夏樹(自治労連公営企業評議会・事務局長)/
竹内康人(人権平和・浜松)/辻谷貴文(一般財団法人全水道会館水情報センター事務局長)/
二階堂健男(全水道・中央執行委員長)/橋本淳司(水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所所長)/
アンヌ・ル・ストラ(パリ市前副市長・前水道局長)
ナレーター:高島由紀子
イラスト:ますだたいじ
制作:特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)

■日時
2026年1月22日(木) 18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の土屋トカチさんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2025年11月11日

【報告文】第131回 ビデオアクト上映会 〜現地のために働く〜

上映作品 『医師 中村哲の仕事・働くということ』
(2022年/47分/監督:谷津賢二/製作:日本電波ニュース社)


連休明けの11月4日、第131回 ビデオアクト上映会を開催しました。約35名の参加がありました。
戦後80年ということもあり、ビデオアクトでは『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』(朴 壽南監督)、『戦争案内』(高岩 仁監督)と続けて、アジア太平洋戦争に関連した作品を上映してきました。
悲惨なアジア太平洋戦争そのの深い反省から生まれたのが日本国憲法。ならば、この憲法の理念を、人生を賭けて実践してきた代表的な人物は、医師の中村哲さんだったのではないでしょうか。

中村医師は2019年12月4日、何者かの銃撃によって亡くなりました。悲しい事件から、もうすぐ6年が経過しようとしています。この機会に中村医師の仕事について考えたいと、上映会を企画しました。

ジャカゴを手で押す中村医師【日本電波ニュース】.png

中村医師は1946 年、福岡市生まれ。1973 年に九州大学医学部を卒業後、国内の病院勤務を経て、1984 年にパキスタン北西辺境州の州都ペシャワールのミッション病院に赴任。まずは、現地の言葉を覚えます。貧困層に多いハンセン病や腸管感染症などの治療、難民キャンプや山岳地域での診療、山岳地域への診療所開設、総合病院開設等と、少しずつ活動を広げていきました。

2001年、欧米による9.11テロ事件への報復戦争が始まります。2003年、戦乱と干ばつが続く中、中村医師とアフガン人スタッフらは、クナール川から全長 25.5 キロの農業用水路を建設「緑の大地計画」を開始。中村医師は、一から土木工学を学びます。採用した工法は、日本の江戸時代からの伝統工法・蛇篭を使った治水事業でした。蛇篭とは、鉄線等で編んだ長い籠に砕石を詰め込んだもの。工事開始から7年後の2010年。ついに用水路が完成します。現在では、2万2200ヘクタール余の農地が回復・開拓されました。

用水路工事は雇用を生み、難民の帰還を促すとともに、農地の回復は彼らが農民として、平和に暮らせることを可能としました。その数は65万人を超えるといいます。荒廃した土地を緑に甦らせたプロジェクト「緑の大地計画」を、アフガニスタン全土へ拡大させる活動の最中、中村医師は命を奪われたのです。

中村医師重機操作顔【日本電波ニュース】.bmp

撮影・監督を務めた谷津賢二さんは、1998年4月に中村医師の取材を開始。以後、21年間で25回、アフガニスタンでの中村医師の活動に密着しました。約460日間の取材。残された映像素材は約1000時間。NHKで放送した番組をはじめ、所属する日本電波ニュース社で制作された、中村医師に関する映像作品すべてを手掛けてこられました。 

本作は、山岳地帯での医療活動、総合病院開設、用水路建設に苦闘する中村医師を軸に描かれます。軍用機が飛び交う空の下、用水路を農民たちと一緒にスコップやつるはしで手掘りし、護岸工事で大きな岩を砕き、運びます。用水路に水が流れていく様や、緑豊かな大地の美しさには目頭が熱くなりました。要所要所で引用される中村医師の言葉にも心打たれます。その一文を記します。
 「私たちに確乎とした援助哲学があるわけではないが、唯一の譲れぬ一線は、『現地の 人々の立場にたち、現地の文化や価値観を尊重し、現地のために働くこと』である」
(中村哲「医者、用水路を拓く」より)

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上映後は、監督・撮影の谷津さんを交えてのトークです。
あまり、メディアの取材を好まなかった中村医師は「私はドクターであって、アクターではない」と、日本から来たTVクルーを追い返したことがあるのだとか。それは「もっと貧しい人々の元を医療訪問してください」と、ディレクターから注文を受けたためだといいます。

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21年間で、25回を数えた、谷津さんによる取材。結果的に最後の取材となった2019年の春。
「谷津さんの映像も役に立ったね」「谷津さんはジャーナリストじゃなかもんね」と、中村さんに言葉をもらったといいます。中村医師の傍で撮影することに徹し、指示やお願いをすることを谷津さんは一度もしなかったそうです。深い信頼関係にあることが、映像から伝わってきました。

中村医師の死後、谷津さんがアフガニスタンで取材している際、用水路の傍で「中村医師は、ここにいる」と感じたといいます。「私の後継者は用水路」と生前語っっていたという中村医師。今でも干ばつは続いていますが、用水路のまわりは豊かな土地となり、医療・支援活動も続いているとのことです。

本作『医師 中村哲の仕事・働くということ』は約5万人が鑑賞。90分の劇場版『荒野に希望の灯をともす』は約16万人が鑑賞しました。近年公開されたドキュメンタリー映画では破格の動員数です。映画「荒野に希望の灯をともす」は、新たな編集ヴァージョンとなる120分の英語版が完成。欧米での公開を控えているとのことです。(文責:土屋トカチ)

DVD『医師 中村哲の仕事・働くということ』ビデオアクトショップ
『荒野に希望の灯をともす』公式ページ

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2025年11月04日

第131回 VIDEO ACT! 上映会 〜現地のために働く〜 上映作品 『医師 中村哲の仕事・働くということ』

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■ 2025年11月4日(火) 第131回 VIDEO ACT! 上映会 〜現地のために働く〜
上映作品 『医師 中村哲の仕事・働くということ』
(2022年/47分/監督:谷津賢二/製作:日本電波ニュース社)

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中村医師重機操作顔【日本電波ニュース】.bmp

■2025年11月4日(火) 19時より
「誰も行かぬから我々が行く 誰もしないから我々がする」
中村医師の生涯をかけた取り組みを通して、“働く”とは何か。その意味を改めて考える。

■上映作品
『医師 中村哲の仕事・働くということ』(2022年/47分/製作:日本電波ニュース社)

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■解説
アフガニスタンとパキスタンで、病や戦乱、そして干ばつに苦しむ人々のために
35年にわたり活動を続けた医師・中村哲。
自身の活動について、こう記している。
「私たちに確乎とした援助哲学があるわけではないが、唯一の譲れぬ一線は、
『現地の人々の立場に立ち、現地の文化や価値観を尊重し、
現地の
ために働くこと』である。」(中村哲『医者、用水路を拓く』)
生涯をかけて、現地の人々と共に、現地の人々のために働いた中村哲医師。
その軌跡を通し、“働く”とは何かを考える。

■予告篇 


■スタッフ
監督:谷津賢二
語り:室井 滋
朗読:恂{晋也
写真・映像提供:ペシャワール会/PMS
提供:日本労働者協同組合センター事業団/一般社団法人 日本社会連帯機構
企画:永戸祐三(日本社会連帯機構代表理事)
製作:日本電波ニュース社

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■日時
2025年11月4日(火) 18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の谷津賢二さんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

完成したマルワリード用水路2006年【日本電波ニュース】.png
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2025年09月15日

【報告文】第130回 VIDEO ACT! 上映会 〜経済発展と戦争〜

上映作品:『戦争案内』(2006年/70分/監督:高岩 仁)

 9月9日、第130回 VIDEO ACT! 上映会を開催しました。上映した『戦争案内』は、製作年が2006年ということもあり、集客を少し心配していましたが、約30名の方に参加していただきました。
 本年2025年は、敗戦80年ということもあり、テレビや新聞などでも、戦後80年にちなんだ報道が数多くありました。しかしながら、ほとんどは戦争によってどのような被害を受けたかという視点からのもので、日本による加害に関しての報道は少なかったと思います。ましてや、なぜ戦争が起きるのか、という戦争が起きる原因まで追究した報道はあったでしょうか。本作は、日本の経済侵略の観点から、戦争が起きる原因を解き明かした作品になっています。
 本作の冒頭は、明治維新から始まります。近代化を目指す日本は、政治家と財閥が手を組みアジアの資源を収奪することを目論見ます。例えば、1876年(明治9年)に結ばれた日朝修好条約によって、日本は朝鮮から強引に金や食料を輸入し、日本の商社が綿布を朝鮮で販売。その結果、朝鮮の農村は困窮し餓死者まで出ます。こういう状態に対して、朝鮮では2万人の農民が立ち上がり抵抗しますが、日本は軍隊を送り農民を虐殺します。言わば、財閥の権益を守るために軍隊が送られたのです。
 同様に、台湾では製糖を日本が支配します。
 こうした中で、日清戦争の賠償金の多くを手に入れた天皇は、世界一の富豪となります。また、三井物産は中国への綿布輸出で莫大な利益を上げますが、このことが日露戦争に繋がっていきます。
 フィリピンでは、日本企業がダバオの土地を収奪。企業は自警団を組織するために、日本政府に軍隊と兵器を要求します。これに対し、1942年に抵抗運動が起き、農民が土地を持てるようにフクバラハップ団が結成されます。メンバーだったリー・ワイワイさんは、「最初は殺された父のためだったが、後にフィリピンのために闘うようになった」と語ります。
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 本作は、1945年の日本の敗戦後も、アジアへの経済侵略の構図は変わっていないことを描きます。戦争というと1945年に断線があるかのように語られますが、企業と政治家が手を組んで経済侵略を続けている継続性に目を向けます。フィリピンやマレーシアでは、公害対策をしない日本企業による開発により環境破壊が行われてきました。こういう状況に対して、デモやストライキに立ち上がる人々を描いて本作は終わります。
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 前半は、資料映像が多く、映像作品として見ると、いささか情報を追いかけるのが大変なのですが、様々なデータから経済侵略から戦争に至る過程を解き明かそうとする、監督の高岩仁さん(2008年没)の執念のようなものを感じました。同時に、戦争が起きる原因を知ることが大切だとも感じました。
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 上映後には、生前、高岩仁さんの映画製作を支援していた金野正晴さんのトークがありました。現在のウクライナでの戦争の背景には、ブラックロックやゴールドマンサックスなどの金融資本があり、彼らがいる限り戦争は無くならないことを指摘していました。そして、「資本主義社会である限り、戦争は必ず起こる。彼らは戦争を必要としている。私たちが目指すべき社会は、人間を商品として扱わない、食料・住宅・教育・医療を市場競争の場に置いてはいけない。」と語られました。
(本田孝義)
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2025年09月09日

第130回 VIDEO ACT! 上映会 〜経済発展と戦争〜 上映作品 『戦争案内』(2006年/70分/監督:高岩 仁)

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■ 2025年9月9日(火) 第130回 VIDEO ACT! 上映会 〜経済発展と戦争〜
上映作品 『戦争案内』(2006年/70分/監督:高岩 仁)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2025年9月9日(火) 19時より
戦争はなぜ起こるのか? 明治以降の侵略戦争を追及し、
映像化してきた「教えられなかった戦争」シリーズの集大成を上映する。

■上映作品
『戦争案内』(2006年/70分/監督:高岩 仁)

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■監督コメント
戦争の原因!戦争はだれが必要として起こすのか。
考えてみたら今まで、学校教育でも平和運動をたたかう中でも、
日本が過去に何度も起こしてきた戦争について、その原因をちゃんと明らかにしたことがあったでしょうか。
戦争の悲惨さ、残虐性の追究が主で、最近になってやっと加害のことが追究されるようになりましたが、
戦争の原因については、あまり追究されていないのではないでしょうか。
(高岩 仁 著 「戦争案内」より )

■主な映像内容
・明治維新からアジア太平洋戦争敗戦まで
・戦後の民族独立と新植民地化
・日本 「第二の侵略」

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■スタッフ
監督:高岩 仁
協力:教えられなかった戦争″製作・上映実行委員会
企画・製作:映像文化協会

■日時
2025年9月9日(火) 18時30分/開場 19時/開始
上映後、金野正晴さんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2025年07月14日

【報告文】第129回ビデオアクト上映会〜戦後80年、よみがえるヒロシマの声〜

上映作品
『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』 監督:朴 壽南(パク・スナム)

司会者が「大変残念なんですが、そろそろ時間なので…」と告げると、その人は「私いつも思うんですけど、これ言論弾圧じゃないですか!?」と笑った。そして、「今度はオールナイトでやりましょう!」と高らかに宣言した。――先日行われたビデオアクト上映会での『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』上映後のトーク&ディスカッションの一コマだ。声の主は御年90歳、本作監督の朴壽南(パク・スナム)さんである。

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在日コリアン二世の朴さんは、40代までは執筆活動で、50代からは記録映画で日本の植民地支配と戦争による犠牲者の声を生涯をかけて刻銘に記録してきた。今回上映した『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』は、その第一回目の監督作で、つくられたのは1986年、今から40年前の作品だ。作品内に登場する70歳前後のコリアン被爆者は1986年からさらに40年前、1945年の出来事について語る。いや、1945年のあの日に始まったことでは決してない。1910年から始まる日本による植民地支配、名前を、言葉を奪われ、「天皇の赤子」として民族の心を奪われたそれまでの人生について、静かに、しかし力強く語るのだ。その語り口、表情、仕草は、文字情報では決して表せない想いを観る者の心に深く刻み付ける。当時の朴監督は、年老いた父母の世代が次々と亡くなる中、彼や彼女らの沈黙の声を映像で伝えるために初の映画製作に取り組んだという。その試みがなければ、朴監督の子ども、孫世代である私たちは、沈黙の声を聞くことができなかった。引き継ぐことができなかったのだ。

「アンニョンハセヨー!」――上映後のトークは、朴監督の若々しい第一声から始まった。40年前の最初の上映会の時、ある監督から「映画はつくるだけでは完成しない。たくさんの人に見せて初めて完成する」と言われ、それ以来「見せる」ことに重点を置いてきたこと、上映会参加者の感想文は自分にとってはラブレターで、今でも大切に保管している宝物であること、私は記録映画と結婚した!など、時折ユーモアを交えて語られる朴監督の言葉のひとつひとつを聞き逃さないように、今回の上映会の約40名の参加者たちも熱心に耳を傾けていた。

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その中で私が印象に残ったのは、朴監督の原点の話だ。1950年、ストックホルムで開かれた平和擁護世界大会で核兵器禁止を求めるアピールが採択された。そのストックホルム・アピールは、全世界の人々に署名を呼びかけた。その署名運動に15歳の少女、朴壽南が出会った。上野公園の路上に大学生たちが原爆被害の写真を広げ、署名を募っている。しかし、通行人たちの多くは首をふり、署名に応じない。原爆反対は全ての人間の声だと思っていた少女は、大変な衝撃を受ける。1950年は、同じ民族同士が敵と味方に分かれて殺し合う朝鮮戦争が勃発した年だ。少女は、「この運動は、私がやらなければいけない」と心に誓う。それから75年、15歳の少女の信念は、今でも朴監督の心の奥に貫かれている。だから、力強い。

今回のビデオアクト上映会には若者たちも参加していた。上映会が終わった後、朴監督はその若者たちに囲まれ、オールナイトとはいかないまでも、長い時間言葉を交わしていた。こういう場所、機会をつくることで、歴史の声を引き継ぐことに少しでも力になれたのなら、ビデオアクトとしてこれ以上嬉しいことはない。
(土屋 豊)

★朴壽南監督のもとには、40年前から撮影し未公開のまま残されている膨大な16ミリフィルムがあります。その一部を復元して制作された『よみがえる声』が、8月2日(土)からポレポレ東中野ほか全国順次公開されます。監督は、朴壽南さんと今回のビデオアクト上映会にも登壇してお話し頂いた娘の朴麻衣(パク・マイ)さん。貴重な映画です。是非、ご覧ください!
『よみがえる声』(監督:朴壽南・朴麻衣/148分)

★今回の上映作品『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』も7月31日(木)〜8月15日(金)まで、シネマ・チュプキ・タバタで公開されます。
https://coubic.com/chupki/3736976

★朴壽南監督の過去作DVDは、ビデオアクト・ウェブショップでも販売しています。
『アリランのうた―オキナワからの証言』
http://www.videoact-shop.com/2014/348
『ぬちがふぅ(命果報)―玉砕場からの証言―』
http://www.videoact-shop.com/2014/352
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2025年07月09日

第129回 VIDEO ACT! 上映会 〜戦後80年、よみがえるヒロシマの声〜

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■ 2025年7月9日(水) 第129回 VIDEO ACT! 上映会 〜戦後80年、よみがえるヒロシマの声〜
上映作品 『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』(1986年/58分/監督:朴 壽南[パク・スナム])
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2025年7月9日(水) 18時30分より
「父や母たちは、未曾有の原爆惨禍を証言して、人類の未来を証言する」
本年2025年は、戦後80年となる。
新作『よみがえる声』の公開を控える朴 壽南監督の第一作目
『もうひとつのヒロシマーアリランのうた』を上映する。

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■上映作品
『もうひとつのヒロシマ−アリランのうた』(1986年/58分/監督:朴 壽南)
作品紹介ページ

■作品概要
日本の植民地支配によって被爆を余儀なくされたコリアン原爆被爆者の声を掘り起こした
朴壽南の第一作目の監督作品。
広島の原爆スラムに住み込み「ピカに38度線はない」と同胞に呼びかけ
20年の歳月をかけ被爆体験の証言を集めた。
日本の平和運動の中で語られることのなかった在日、在韓被爆者たちの存在が
大きな衝撃を呼び、自主上映は全国300カ所以上に広がった。

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■スタッフ
監督:朴 壽南
撮影:星野欣一
編集:富塚良一
整音:甲藤 勇
音楽:原 正美
製作:アリランのうた製作委員会/青山企画/李海先

■日時
2025年7月9日(水) 18時10分/開場 18時30分/開始
上映後、監督の朴壽南さんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

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■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2025年05月08日

【報告文】第128回 VIDEO ACT! 上映会 〜『拝啓 住民投票さま』完成記念上映会〜

5月7日、ビデオアクト では第128回 VIDEOACT!上映会〜『拝啓 住民投票さま 石垣島のまんなかで起きたこと』完成記念上映会〜を開催しました。この6年間「何回訪れたか思い出せない」ほど、石垣島に通い、取材を重ねてきた湯本雅典さんの新作です。参加者は約60名でした。事前に毎日新聞による告知記事も掲載されたこともあり、盛会となりました。

石垣島の陸上自衛隊基地の開設をめぐる、住民投票運動をメインテーマに据えた湯本さんの作品は、本作が4作目。過去作に「沖縄と本土 一緒に闘う」(2020年)/「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」(2021年)/「ドキュメント石垣島 2023年3月陸自ミサイル基地開設の瞬間」(2023年)/「ミサイル基地がやってきた 島で生きる」(2024年)があります。今回は、2018年から始まった石垣島の陸上自衛隊基地の開設をめぐる住民投票運動の解散集会を軸に、その理不尽な終焉について描かれています。

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2018年10月、人口5万人の沖縄県石垣島で、平得大俣(ひらえおおまた)地域への陸上自衛隊配備の可否を問う、住民投票条例の制定を求める署名運動が始まります。その署名数は、わずか1か月で、島民の有権者の3分の1を上回る数に達しました。石垣市には独自に制定していた「自治基本条例」があり、それは「有権者の4分の1以上の署名を集めれば、市長は所定の手続きをふまえて住民投票を行わなければならない」というものでした。署名数は必要数をはるかに超えていたので、本来なら住民投票が行われるはずでした。

しかし、市は住民投票を実行しませんでした。加えて、裁判所も石垣市の行為が正しいという判決を立て続けに下していきます。そのからくりは、上記の過去作を順に追っていくと理解できるので、この報告文では割愛しますが、それはそれは、驚愕の連続。まるでホラーです。しかし、この事実が日本国内で、ほとんど報じられていません。これだけでも湯本さんの連作は非常に価値があるのですが、最大の魅力は住民投票運動を率いた若者たちの佇まいです。彼らは声高に基地反対を掲げるわけではありません。

「島の未来を一緒に考えましょう。話し合いましょう。そのために住民投票をしましょうよ」と呼び掛け、行動しただけです。

なのに石垣市議会や裁判所は、この機会を無理矢理に奪い去り、民主主義を破壊しました。私たちは、こんなにも困難な時代に生きているのかと、とことん思い知らされます。

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今回の上映会には、沖縄の『辺野古』県民投票の会の元代表・元山仁士郎さんの姿もありました。彼自身が、石垣市の住民投票を行うための署名運動を手伝ったこと、そして映画の感想を述べた後、辛辣な発言がありました。

「この映画を広めることは意味はあるでしょう。しかし、映画を観たあと、皆さんは何をやるんですか?沖縄の基地問題は、自分ごとになりましたか?国政選挙の争点に一度でもなりましたか?この80年間、何も変わっていませんよ」と。

そして、彼が共同代表を務める「国民発議プロジェクト」の紹介がありました。国民発議とは、国民から政府や議会に対してテーマごとに法律を提案したり、成立した法律を廃止したりすることができる制度のこと。スイス、ドイツ、イタリア、アメリカ等には、この制度があるといいます。この国民発議を日本でも実現させるための運動が「国民発議プロジェクト」です。ウェブページに詳細がありますので、チェックしてみてください。

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石垣島では、来年2026年2月に行われる市長選に向け、市長選挙候補者を選ぶ動きがあるそうです。湯本さんは、今後も石垣島での取材を続けていくとのこと。そのためにも、本作を含む湯本さんの作品が、全国でたくさん上映されることを心から願います。この夏は参議院選もあります。私たちもやるべきことが、山ほどありますね。(文責:土屋トカチ)

<お知らせ>
湯本雅典さんの作品は、すべて湯本さんのウェブショップで販売中です。
上映権がついているので、DVDを購入すれば上映会を自由に開催できます。

お問い合わせ
湯本雅典さん公式ページ

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2025年05月07日

第128回 VIDEO ACT! 上映会 〜『拝啓 住民投票さま』完成記念上映会〜

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■ 2025年5月7日(水) 第128回 VIDEO ACT! 上映会 〜『拝啓 住民投票さま』完成記念上映会〜
上映作品
『拝啓 住民投票さま 〜石垣島のまんなかで起きたこと』(2025年/45分/監督:湯本雅典)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2025年5月7日(水)19時より
2018年10月、人口5万人の沖縄県石垣島。
平得大俣(ひらえおおまた)地域への陸上自衛隊配備の可否を問う
住民投票を求める署名運動が始まった。
しかし、市は住民投票を実行に移さなかった。
裁判所も、市の行為が正しいという判決を立て続けにくだした。
2024年11月27日、「石垣市住民投票を求める会」の解散集会で一応のピリオドを打つ。

■上映作品
『拝啓 住民投票さま 〜石垣島のまんなかで起きたこと』(2025年/45分/監督:湯本雅典)

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【作品概要】
2018年10月、人口5万人の沖縄県石垣島で、
平得大俣(ひらえおおまた)地域への陸上自衛隊配備の可否を問う
住民投票条例の制定を求める署名運動が始まった。
それは、1か月間で島民の有権者の3分の1を上回る数に達した。
そのことは、島独自の「自治基本条例」にある有権者の4分の1以上の署名を集めれば、
市長は「所定の手続きをふまえて住民投票を行わなければならない」数をゆうに超えていた。
しかし、市は住民投票を実行に移さなかった。
裁判所も、市の行為が正しいという判決を立て続けにくだした。
6年に及ぶたたかいは、2024年11月27日、「石垣市住民投票を求める会」の
解散集会で一応のピリオドを打った。
同会代表の金城龍太郎さんは、「拝啓 住民投票さま」を読み上げた。
それは、私たちの新しいたたかいへの決意でもあった。

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【「石垣市住民投票を求める会」活動報告 〜署名開始から〜】
●2018年
10月13日 「石垣市住民投票を求める会」設立総会
10月31日 署名スタート
12月4日  市選管に署名簿を提出。1万4263筆(有権者の3分の1を超える)が有効署名と認められた。
●2019年
1月21日  石垣市議会総務財政委員会で2度目の審理。同日の臨時市議会本会議で否決。
否決理由は、「審議不十分」。賛成10・反対10での議長採決。
4月22日  玉城デ二―沖縄県知事と面談
6月9日   住民投票への全面広告(八重山毎日新聞)
7月29日  石垣市長と面談(市長:「議会に諮った結果、否決されたことから、有効性は消滅した」)
9月19日  那覇地裁に「義務付け訴訟の提起及び仮の義務付けの申し立て」
●2020年
8月27日  「義務付け訴訟の提起及び仮の義務付けの申し立て」那覇地裁判決。原告訴え却下
9月8日   控訴状提出
●2021年
3月23日  控訴審判決 控訴棄却
4月26日  当事者訴訟(地位確認訴訟)を那覇地裁に提起
6月28日  石垣市議会、石垣市自治基本条例の住民投票条項の削除などの「改正案」を可決。
      賛成10・反対8
8月25日  義務付け訴訟、最高裁判所、上告棄却
●2023年
5月23日  当事者訴訟 那覇地裁判決、原告訴え却下
5月25日  当事者訴訟 控訴状提出
●2024年
3月12日  当事者訴訟控訴審判決 控訴棄却
7月31日  記者会見 最高裁要請行動&電子署名スタート
9月6日   初めての上京要請(最高裁)
9月26日  最高裁 当事者訴訟上告棄却
11月27日 「石垣島住民投票を求める会」解散集会

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■スタッフ
企画/撮影/編集:湯本雅典
ナレーター:名川伸子
音楽:ハルサーズ 本澤陽一

■予告篇
拝啓 住民投票さま 石垣島のまんなかで起きたこと 予告編


■日時
2025年5月7日(水) 18時30分/開場 19時/開始
上映後、制作者の湯本雅典さんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

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■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
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2025年03月18日

第127回 VIDEO ACT! 上映会 〜かけがえのない時間〜 上映作品『小さな学校』(2012年/60分/監督:村上浩康)

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■ 2025年3月18日(火) 第127回 VIDEO ACT! 上映会 〜かけがえのない時間〜
上映作品
『小さな学校』(2012年/60分/監督:村上浩康)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2025年3月18日(火)19時より
神奈川県津久井郡藤野町立篠原小学校。明治以来130年の歴史を持ちながらも、2003年3月、地域の人々に惜しまれつつ廃校となった。本作は、篠原小学校が最後の新入生を迎えた春から閉校となった翌年の初春までの1年間を綴った作品だ。6人の生徒と9人の先生が、山あいの「小さな学校」で過ごした平穏ながらも、ゆっくりと流れる濃密な時間をカメラが寄り添うように見つめる。

■上映作品
『小さな学校』(2012年/60分/監督:村上浩康)

【作品概要】
神奈川県津久井郡藤野町立篠原小学校は、明治以来130年の歴史を持ちながらも、2003年3月、地域の人々に惜しまれつつ廃校となりました。この作品は、篠原小学校が最後の新入生を迎えた春から閉校となった翌年の初春までの1年間を記録したものです。
6人の生徒と9人の先生が、山あいの「小さな学校」で過ごした平穏ながらもゆっくりと流れる濃密な時間をカメラが寄り添うように見つめました。決して避けることのできない終焉に向けて、残された日々を大切に過ごそうとする大人と子供たちの「幸福な記憶」が綴られています。ドラマティックな事は何ひとつ起こりませんが、豊かな自然と先生や地域の人々の暖かいまなざしの中、伸び伸びと成長していく子供たちの姿が爽やかに綴られています。
撮影にあたっては、製作スタッフはもちろん、生徒の親御さんや地元の方々がボランティアとして全面協力。ほぼ毎日のように誰かが学校に通い撮影を続けました。
近しい存在が取材対象と多くの時間を共有し、寄り添うことでしか残せなかった、いきいきとした「学校の日々」が記録されています。

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【作品の舞台・篠原小学校】
明治8年(1873年)、明治政府の教育基本法施行と共に設立された、津久井郡で最も古い小学校。教育機関としての役割ばかりでなく、永年地域の人々の交流の場として、篠原地区のシンボル的存在であった。平成15年(2003年)3月、少子化に伴う小学校の統廃合によって、130年の歴史に幕を閉じる。
現在、校舎は改築・保存され、NPO法人「篠原の里」(宿泊・研修・ふれあい施設)として生まれ変わり、新たな地域交流の場として活用されている。

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■スタッフ
製作・撮影 能勢広
監督・編集 村上浩康

■日時
2025年3月18日(火) 18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の村上浩康さんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2025年01月25日

【報告文】第126回ビデオアクト上映会〜巨大IT企業が支配する世界で〜

上映作品
『Amazon配達員 送料無料の裏で』 監督:土屋トカチ


たまにアマゾンで買い物をする。レジに進むと「プライムに登録すれば、月600円でお急ぎ便無料!」とかなんとか薦められる。無料で今日届く!?なんて便利なんだ!誘惑に負け、何度か登録したことがある。しかし、ちょっと待てよ…普通、便利で優れたサービスは他より高いはずだ。60年近く生きてきて学んだことは「良いものは高い」という致し方のない原則だ。けど、最近はどうやら違うらしい。――送料無料の裏で何が起こっているのか?そのことを徹底的な取材で教えてくれる土屋トカチ監督の『Amazon配達員 送料無料の裏で』の上映会が去る1月16日に行われた。

アマゾン配達員は、毎朝アマゾンのアプリで配達先や時間、ルートを指示される。AI導入で3倍に増えたという荷量は一日200個以上、稼働時間は約12時間。荷物は当然軽い物ばかりではない。2リットルのペットボトル9本(18kg)、17kgの鉄アレイ、30kgのマットレス…それらを車が侵入ができない細い道や階段を一人で歩いて運ぶ。トイレも昼食もままならない。――無理ゲーだ。アマゾン配達員はアマゾンAIがつくったゲームに参加させられるロボットのように、まるで人間扱いされていない。で、日当を運んだ荷物の数で割ってみると、1個あたり約70円。たった2gのハガキを一枚運んでもらうのだって85円かかるんだぞ!

さらに問題、というか信じられないのが、配達員はアマゾンアプリの指揮命令下にあって実態として雇用労働者と変わらないのに、個人事業主のフリーランスとされていること。個人事業主だから労働者としての法的保護がない。ガソリン代も車両保険費もケガした時の治療費も生活保障もない。さらには、配送センターのトイレも使わせてもらえないという例まである。アマゾン、ふざけるな!

というわけで2022年、横須賀と長崎で労働組合、アマゾン配達員組合が結成された。配達員はアマゾンに直接雇用されていない個人事業主にもかかわらずアマゾンアプリの指揮命令下にあるわけだから、アマゾンと下請け会社に対して適正な荷量や労働環境を求めるという至極真っ当な要求を行っている。しかし、AIのように非人間的なアマゾンジャパンは団体交渉に応じない。それどころか、有給休暇を取ったら契約を解除するとか、ストライキを決行した組合員とは新契約を結ばないとか、組合つぶしに躍起になっている。

以上のようなグローバル企業アマゾンのやり口は世界各地で行われている。同時に、それに対抗する運動も世界中に広がっている。国境を越え、「Make Amazon Pay/アマゾンに支払わせろ」キャンペーンが展開されているのだ。2024年5月、日本では配達員たちがアマゾンの下請け会社を相手に約1億円の残業代を求める裁判を開始した。闘いは、まだまだこれからだ。

上映後のトークでは、約30名の参加者たちと土屋トカチ監督との間で様々な質問、感想、意見が飛び交った。その中で印象的だったのは、「便利さ」についての各々の思いだった。「不便だっていいじゃないか。アマゾンに注文しないで、店で直接手に取って買い物をしよう」、「一日ヘトヘトになって働いた後、店に行く気力なんてない」、「アマゾン配達員だって、自分の買い物ではアマゾンを利用せざるを得ない」…アマゾンや他の巨大IT企業がつくったゲーム、システムは世界を覆おうとしている。仮にアマゾン配達員を辞めたとしても、新たな無理ゲーに参加させられるだけかもしれない。

トークの中でトカチさんが「Amazon Flex」というシステムについて触れていた。アマゾンは、いずれ配達をこのシステムで統一したいのではないかと。サイトを見てみたら「『働く』をあなたらしく、『届ける』をあたらしく」と白々しく喧伝していた。私はふと、あの韓国の人気ドラマ『イカゲーム』を思い出してしまった。このサイトはイカゲームの入口なのではないかと。しかし、イカゲームなら最後に一人残って勝つ可能性はあるが、巨大IT企業を相手に一人勝ちは不可能だ。勝つ方法は、みんなで勝つこと。あるいは、みんなでゲームを止めること。AIには、人と人との絆、連帯の強さは真似できない。
(土屋 豊)

※本作品のDVDはこちらで販売しはています。
https://parc-jp.org/product/amazon/
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2025年01月16日

第126回 VIDEO ACT! 上映会 〜巨大IT企業が支配する世界で〜

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■ 2025年1月16日(木) 第126回 VIDEO ACT! 上映会 〜巨大IT企業が支配する世界で〜
上映作品
『Amazon配達員 送料無料の裏で』(2024年/45分/監督:土屋トカチ)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2025年1月16日(木)19時より
「ポチッ」と注文すれば、玄関先にまで届けてくれる。
書籍やCD、DVDはもちろん、家電製品、おもちゃ、食料品、衣料品、医薬品など
あらゆるものが、翌日中には手に入る。しかも、送料無料!
インターネットによる通販で、便利な世の中になりました。
しかし、その末端で働く人々が置かれた状況を、あなたはどれだけ知っていますか?

■上映作品
『Amazon配達員 送料無料の裏で』(2024年/45分/監督:土屋トカチ)

【作品概要】
AmazonやUberEatsなど、インターネット上のプラットフォームを介して
モノやサービスを購入することは、私たちの生活の中で当たり前になりました。
利用者の多くはそこで働く人の実態をほとんど見ることなく商品や食事を受けとっています。
しかし、そこには悲痛な声を上げる労働者がいます。
「一日に200個以上の配達を求められ、スピードを出して無理して回っている」
「休憩を取る余裕もなく、トイレに行くのもままならない」
「個人事業主という契約であるため、残業代や各種手当はない」
「事故にあっても労災保険、休業補償などが受けられない」
本作品ではAmazon配達員の労働問題に焦点を当てつつ、AIによる労務管理や気候危機への影響など、
様々な課題を生み出している巨大IT企業に公正で倫理的なビジネスを求める国際的な運動も取り上げます。

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■スタッフ
ナレーション/鶴見ゆき 
イラスト/ますだたいじ
企画・監修/MakeAmazonPayJapan 実行委員会(内田聖子|浦田 誠|木下徹郎|菅 俊治|関口達矢|土屋トカチ)
監督・撮影・編集・整音・選曲/土屋トカチ

■取材協力
東京ユニオン アマゾン配達員組合 横須賀支部/東京ユニオン アマゾン配達員組合 長崎支部
派遣ユニオン/Fridays For Future Japan/アマゾン労働者弁護団

■制作
特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)

■予告篇


■日時
2025年1月16日(木)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の土屋トカチさんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2024年12月06日

【報告文】第125回 VIDEO ACT! 上映会 〜ずっと言えなかったこと〜 

 11月7日、第125回 VIDEO ACT! 上映会を開催しました。サブタイトルは「ずっと言えなかったこと」。上映は『トゥドル叔父さん(英題:My Uncle Tudor)』『言えなかった』の2作品です。ともに子どもや若者への性暴力を題材にした作品で、参加者は約20名でした。

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 『トゥドル叔父さん』はベルギーを拠点とする、モルドバ出身のオルガ・ルコヴニコヴァ監督の作品。2021年のベルリン国際映画祭短編映画祭等でも上映されています。
 『言えなかった』は和光大学映像研究ゼミの卒業制作として、蓮見卯乃さんが監督した作品。広く一般に向けて上映されたのは、今回が初めてとのことです。

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 5月末、筆者は所属事務所・ローポジションの仲間である飯田基晴さんに『言えなかった』を紹介されました。軽い気持ちで昼食をとりながら見始め、数分で後悔しました。制作者の本気度が、数多ある学生の作品とはケタ違いだったからです。監督本人が公開したいと考えているのならば、ぜひビデオアクトで応援したいと思いました。しかし、尺が30分に満たないこともあり、しばし保留状態となっていました。
 そんな折り、私もスタッフで参加しているレイバー映画祭のラインナップに『トゥドル叔父さん』が加わります。制作された国は違えど、子どもや若者への性暴力というテーマは同じです。2作品を併映することで、観客とともに考える時間が持てると思い、企画を進めました。

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 上映1本目は『トゥドル叔父さん』。オルガ・ルコヴニコヴァ監督の故郷、モルドバの自宅が舞台です。自宅には親戚一同が畑仕事をために集まっています。みんなが農作業に出かけた最中、トゥドル叔父さんと監督は二人きりになります。オルガ監督は幼い頃に、まったく同じシチュエーションの中、性被害にあいます。加害者はトゥドル叔父さんです。大人になったオルガ監督はカメラを手に、叔父さんに問答します。「幼い頃の私を覚えている?」と。
 心中は怒りや悲しみでいっぱいのはず。しかし、彼女の口調はとても抑制されています。叔父さんは、加害について問いかけに終始のらりくらりと、はぐらかします。二人の会話に、家の中の小物、壁の亀裂、毛虫や蜘蛛などの生き物、イメージ映像がインサートされていきます。被害を受けている最中、オルガ監督の目に映った風景なのかもしれません。映像は静かに観客へ問いかけます。

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 続いて『言えなかった』。映画監督・撮影監督の小林茂さんが講師を務める、和光大学映像研究ゼミでの卒業制作作品です。ゼミの選択に悩んでいた際、小林さんが性被害をテーマとしたドキュメンタリー映画を制作中と知り、ゼミに加入した蓮見監督。丸一日かけて、蓮見監督が一気に記したという原稿を軸とした本作。主演の稲吉あかりさんがナレーションを読みあげます。
 稲吉さんのモノローグに沿って、電車の車窓、街並み、花、踏切、海、空、公園、ゲームセンターなどのイメージショットが続きます。性被害に関する直接的な映像は避けられていますが、その分、モノローグの内容が観客の心にズシンと響く構成となっています。

 通常、ビデオアクト上映会では監督や関係者を招き、トークとディスカッションを行ってきました。諸般の事情で、オルガ・ルコヴニコヴァ監督の登壇は叶わなかったのですが、蓮見卯乃監督の登壇が可能となりました。そこから、蓮見監督、作品推薦者の飯田さん、ビデオアクトスタッフ間で話し合いを重ね、上映会の進行方法を次のように決めました。

@主題が非常にデリケートなものであるため、通常のビデオアクト上映会で行ってきた挙手による質問は受け付けない。
 事前に用紙を配布し、筆記による質問のみとする。
A質問内容によっては、答えられない、あるいは答えたくないものについて、蓮見監督が自由に選択できる。

 可能な限り、細心の準備をした上映後のトークとディスカッション。特に問題はなく、終始穏やかな雰囲気で進みました。

 「被害者だけ、つらい思いをした人ばかりが、なぜ闘わなければならないのか。根本的な解決とは言えないかもしれないが『あなたは一人ではない。理解しあえる仲間がいる。大丈夫』と本作で伝えたい」と語った蓮見監督。
 『言えなかった』は自主上映会を募集中とのことです。 (文責:土屋トカチ)

<追加情報>
『言えなかった』の主題歌のミュージックビデオもYouTubeで見ることができます。
監督は蓮見卯乃さん。歌と出演は、本作主演の稲吉あかりさんです。

【MV】心呼吸 - 稲吉あかり


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2024年11月07日

第125回 VIDEO ACT! 上映会 〜ずっと言えなかったこと〜 上映2作品『トゥドル叔父さん』『言えなかった』

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■ 第125回 VIDEO ACT! 上映会 〜ずっと言えなかったこと〜
上映2作品
『トゥドル叔父さん(英題:My Uncle Tudor)』(2021年/19分/監督:オルガ・ルコヴニコヴァ)
『言えなかった』(2024年/26分/監督:蓮見卯乃)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2024年11月7日(木)19時より
内閣府が2023年に発表した調査によると、若年層(16〜24歳)のうち、
4人に1人以上(26.4%)が何らかの性暴力被害に遭っているという。
加害者が近親者の場合、子どもや若者は、いったい誰に相談すればいいのか。
多くの人々は、誰にも打ち明けられず、深い傷跡を抱えたまま生きることになる。

この問題は、日本だけではない。

ベルギーを拠点とするモルドバ出身の映画監督・オルガ・ルコヴニコヴァによる
『トゥドル叔父さん(英題:My Uncle Tudor)』と
和光大学映像研究ゼミの卒業制作『言えなかった』(監督:蓮見卯乃)の2作品を併映し
子どもや若者への性暴力について、深く考える時間としたい。

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■上映2作品
◎『トゥドル叔父さん(英題:My Uncle Tudor)』
(2021年/19分/監督:オルガ・ルコヴニコヴァ/ベルギー・ハンガリー・ポルトガル・モルドバ)

【作品概要】
20年間の沈黙の後、映画監督は曽祖父母の家に戻る。そこで彼女は、彼女の記憶に永遠に深い傷跡を残す
悲惨な出来事を経験した。待ちに待った家族との集まりは、過去を乗り越えようとする彼女の試みと相反する。

【監督のコメント】
私は2011年から映画を学んでおり、以前は他の人々のドキュメンタリー映画を制作していました。
1年前、私は自分の最大の苦痛、つまり何十年も秘密にしてきた子供時代の思い出について、
初めての個人的な映画を制作しようと決めました。
ステレオタイプとは反対に、子供たちは見知らぬ人よりも親戚、友人、教師などの
身近な人からトラウマを負うことが多いです。
親は子供たちに、時には二重人格であるかもしれない
これらの人々を信頼するように教えます。
したがって、子供たちに不適切な大人の行動を特定し、対峙し、報告するように
教えることは非常に重要です。
これが私の映画の中心的なメッセージです。
私は、一見普通の人ですが、残念ながら虐待的なアイデンティティを
隠している男性がいる、理想的で愛情深い家族を描いています。
長年にわたり、私は数百万もの重要な疑問を蓄積してきましたが、
ついにそれらを尋ねる勇気が持てました。
沈黙し、行動しない言い訳はもうできませんでした。
沈黙と恐怖は悪に力を与えます。



◎『言えなかった』
(2024年/26分/監督:蓮見卯乃/日本)

【作品概要】
この作品は、和光大学映像研究ゼミの卒業制作で制作した作品です。
「性暴力」をテーマにしています。
被害を受けたことを誰にも告白できずに悩む主人公あすかは、
誰にも言えなかった自分の話を淡々と語ります。
直接会って話をすることはできなくとも、作品を見て何か感じてくれたら、
「会話」になるのではないか。
この作品を必要とする誰かに、「あなたはひとりじゃない」と伝えたい。
そんなあすかの気持ちを作品に込めました。

■スタッフ
監督:蓮見卯乃 主演:稲吉あかり 出演:蓮見卯乃 ゴトウ
ナレーション:稲吉あかり 撮影:蓮見卯乃 ゴトウ 小林茂
録音:張文卓 照明:ゴトウ 監修:小林茂 編集:蓮見卯乃

■special Thanks
荒巻奈緒 川西紗楽 映像研究ゼミの皆さん 任意団体 Lotus

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■日時
2024年11月7日(木)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の蓮見卯乃さんを迎えた、トーク&ディスカッション有。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
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2024年09月08日

 【報告文】第124回 VIDEO ACT! 上映会 〜精神障害当事者と演劇〜

上映作品『わたしを演じる私たち』 (2024年/89分/監督:飯田基晴)

 去る9月3日に第124回 VIDEO ACT! 上映会を開催し、『わたしを演じる私たち』を上映しました。参加者は55名で、いつもの上映会より参加者が多く、関心の高さがうかがえました。
 本作は、神奈川県横浜市にあるOUTBACKアクターズスクールの活動を描いた作品。ここでは精神障害当事者が自らの実体験を盛り込んだ脚本による演劇活動を続けています。
 冒頭、数人のメンバーが紹介されます。トモキチさん、ドニーさん、えっちゃん、さしくん、新谷さん。各々、状況は様々ですが、どのような困難を抱え、現在どうしているのかが語られます。中でもえっちゃんは、今回の演劇公演の主役となっていきます。
 ワークショップでは、花やボールになってみたり、自らの体験をパントマイムで表現したり。こうした光景は演劇の練習風景としてはよくありそうです。けれども、上映後のトークでOUTBACKアクターズスクール校長・中村マミコさんが「体育会的な発声練習は嫌い」と言っていたように、大声を出す発声練習はありません。他者との関係が苦手な人たちも、一つの演劇を作る中で緩やかな関係が作られていくことが分かります。
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 公演2か月前、劇の台本が出来ました。舞台はえっちゃんが働く喫茶ほっとから始まります。歌の練習もしていることから、劇中、ミュージカルシーンもあるようです。
 劇の形が見えてきた公演2週間前になると、体調を崩す人も出てきます。この場面を見ながら、ふと、この公演は誰のためにあるのだろう、という疑問が湧いてきました。OUTBACKは、いわゆるプロの役者集団とは違うでしょう。プロの役者なら体調不良を乗り越えてでも、公演を成功させなければいけいない。では、OUTBACKのメンバーは、無理をしてでも公演をしなければならないのか。いや、公演である限り、観客に見てもらわなければいけないので、多少の無理もしなければならないのかもしれません。原点に立ち返って、精神障害当事者が自らの実体験を盛り込んだ演劇とは何か、ということを考えたりしていたのですが、思考はぐるぐる回って答えは出ません。
 そんなことを思いながら、公演本番の映像を見ていました。
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 上映後のトークに、ヒントがありました。中村マミコさんは、当事者が自らの経験を語り、他者が聞くという活動はよくあるが、もっと開かれてもいいのではと感じていたとのこと。また、福祉ではどうしても当事者を守る方向に行くが、守られていない場所、未知の世界に触れる場所を提供したいとの思いがある、と。また、本作の監督・飯田基晴さんは、ドキュメンタリーでは撮影過程で登場人物が変化していくことが多いが、本作を撮影した際には、変化してもしなくても撮る、と決めていたとのこと。
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 確かに本番の映像を見ていると、出演者は生き生きしているので、彼らは何か変わったのでは、という過剰な期待を持つ、本作を見る観客側も思い込みを持ちがちです。けれども、出演者達は舞台を降りた後も、また自らの日常に戻っていきます。おそらく、出演者にも、OUTBACKにも、本作監督にも、私が先に書いた疑問への答えはないでしょう。答えがない、分からないからこそ、本作を見る面白さがあるように思いました。
(本田孝義)
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2024年09月03日

第124回 VIDEO ACT! 上映会 〜精神障害当事者と演劇〜 上映作品『わたしを演じる私たち』

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■ 第124回 VIDEO ACT! 上映会 〜精神障害当事者と演劇〜
上映作品『わたしを演じる私たち』
(2024年/89分/監督:飯田基晴)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2024年9月3日(火)18時30分より
神奈川県横浜市にあるOUTBACKアクターズスクール。
ここでは、精神障害当事者が自らの実体験を盛り込んだ脚本による
演劇活動が続けられている。演じる俳優陣も当事者たち。
それぞれの人生は、演劇へと結実する。そこから、日本社会が見えてくる。

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■上映作品
『わたしを演じる私たち』(2024年/89分)

■作品解説
2021年に横浜で始まったOUTBACKアクターズスクール。精神疾患を持つ人たちが、自らの実体験を盛り込んだ演劇公演に挑む、その過程に密着した。メンバーの豊かな個性がそのまま劇中のキャラクターとなり、それぞれの困難な人生が、ユーモアに反転されて物語へと紡がれる。公演が近づくにつれ、緊張から体調を崩すメンバーも現れる。舞台というフィクショナルな空間に各々の人生が凝縮され、演劇はドキュメンタリーへ変容する。

■スタッフ
撮影:飯田基晴 常田高志 土屋トカチ
編集:飯田基晴
監督:飯田基晴
製作:映像グループ ローポジション
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2022

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■OUTBACKアクターズスクールとは
コミュニケーションに苦手意識を持つことの多い精神障害当事者にとって、演劇は他者と関わる練習になります。失敗をしてもやり直せるし、失敗から気づきを得たり、面白い場面が生まれることもあります。スクール生たちの中には、病を経ることで、例えようもないほどの苦しみや葛藤を抱えてきた人も少なくありません。ですが、その経験故に得た生き抜く強さ、知恵、豊かな人間性があると思っています。そうした個性を演劇という装置で解き放った時、魅力的な姿とともに、多くの人の心に響く表現が誕生すると考えています。
text by 中村マミコ(OUTBACKアクターズスクール校長)

■日時
2024年9月3日(火)
18時15分/開場 18時30分/開始
上映後、監督の飯田基晴さんと中村マミコさん(OUTBACKアクターズスクール校長)を交えた、トーク&ディスカッション有。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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2024年07月15日

【報告文】第123回ビデオアクト上映会〜子どもたちの目から見た戦争〜

上映作品
『ぼくたちは見た―ガザ・サムニ家の子どもたち―』 監督:古居みずえ

 グーグルに“今日のガザ”と入れてみる。7月14日「ガザの学校空爆、17人死亡」、7月9日「イスラエルが学校攻撃、29人死亡」。昨年10月の戦闘開始以来、ガザでは3万5千人を超える人たちが亡くなったという。その内、子どもは1万3千人以上。その数は、今でも毎日増え続けている。信じ難いほどの、許されない数字だと思う。しかし、その数字の向こうの一人ひとりの、そしてその家族たちの苦しみを思う想像力を、私たちは麻痺させていないだろうか?

 去る7月11日、123回目のビデオアクト上映会が開催された。上映作品は、古居みずえ監督の『ぼくたちは見た―ガザ・サムニ家の子どもたち―』。イスラエル軍によるガザ攻撃は、勿論、昨年10月から始まったことではない。この作品は、今から15年前、2008年から2009年にかけての攻撃によって、一族29人が殺されたサムニ家の子どもたちを描いている。

 テレビニュースのように激しい空爆シーンが続くわけではない。その代わり、目の前で家族を殺された子どもたちの日常やインタビューの様子が淡々と描かれる。そして、その静かで率直な語り口が、私たちの胸に突き刺さる。父親が銃撃されるのを目の前で見た12歳の少年は、飛び散った父の血がこびりついた石を集める。母親のバラバラになった死体を見つけた場所に毎日通う13歳の少女は、「ここに住みたいくらい」だと話す。両親の頭から脳が飛び出していたのを見た12歳の少女、3歳の男の子が見た姉の目から飛び出した目玉…「信仰と教育でイスラエルに抵抗する。それは武器より強い」、「支援物資を望んでいるわけではない。ここでどんな酷いことがあったかを知ってほしい」、「イスラエルは、どうして私たちから全てを奪ったの?」。映画のラストの少女たちの言葉だ。

 サムニ家一族110人は、一軒の家に集められた。そこにイスラエル軍が3発のミサイルを撃ち込んだ。「今、同じことがあちこちで行われている」と、上映後のトークで古居監督は話す。昨年10月の戦闘開始直後、古居監督はこの作品の上映会を開始した。理由は、2023年10月7日がスタートではないことを多くの人に知ってほしかったからだ。「ナレーションによる説明がないからこそ、”体験”できた」。約25名の参加者の内の一人は、そう感想を述べた。また、初めてビデオアクト上映会に参加したという人は、この問題に詳しくないからと前置きしつつ、「どうしてホロコーストを経験した人たちが、同じことができるのか?この悲劇を終わらせるにはどうしたらいいのか?」と率直な意見を語ってくれた。

 私たちにできることは何か?まずは、何が起こっているのか、起こってきたのかを知り、本気で想像することだろう。上映会後の打ち上げで、古居監督に聞いてみた。どうして子どもを撮ることに決めたんですか?と。その答えは、「映画の冒頭に映る、瓦礫の山の前で呆然と立ち尽くす少女と出会ったから」。私たちは、古居監督が捉えたその少女の瞳をスクリーンを通して本気で見つめなければならないだろう。
(土屋 豊)
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※本作品のDVDはこちらで販売しはています。
https://support-miz.thyme.jp/DVD.html
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2024年07月11日

第123回 VIDEO ACT! 上映会 〜子どもたちの目から見た戦争〜 上映作品『ぼくたちは見た ーガザ・サムニ家の子どもたちー』

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■ 第123回 VIDEO ACT! 上映会 〜子どもたちの目から見た戦争〜
上映作品『ぼくたちは見た ーガザ・サムニ家の子どもたちー』
(2011年/86分/監督:古居みずえ)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2024年7月11日(木)18時40分より
2023年10月に戦闘が始まってからパレスチナ自治区ガザ。
死者3万4千人以上を超えた今もイスラエル軍の空爆は続く。
うち、子どもの死者は1万3千人以上といわれています。(2024年5月8日現在)

今回上映する『ぼくたちは見た ーガザ・サムニ家の子どもたちー』は
2011年に発表された作品です。
現在の状況は、2023年10月から急にはじまったわけではありません。
日本にいる私たちに、何ができるのかを考える機会になることを願い、
本作を上映します。

■上映作品
『ぼくたちは見た ーガザ・サムニ家の子どもたちー』(2011年/86分)

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■作品解説
1400人という多くの犠牲を出した、2008年から09年にかけてのイスラエル軍
によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃。
本作の監督であるジャーナリスト・古居みずえは、攻撃直後に現地に入り、
300人以上の子どもたちが犠牲になっていたことに大きなショックを受け取材を始める。
ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは、一族が一度に29人も殺されるという、
過酷な事件を経験していた。古居みずえのカメラは、家族を失いながらも、懸命に生きる子どもたちの
生活を静かに見守り、彼らの心の傷と変化を写し出す。20年以上パレスチナに通い続けてきた古居みずえ
だからこそ描きだせた、事件の後の“真実”。それに触れることは、瞬間的に消費される情報が飛び交う中で、
「世界を理解するために知るべきことは何か?」を示してくれるだろう。

■映画『ぼくたちは見た』公式サイト
https://whatwesaw.jp/

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■スタッフ
監督・撮影:古居みずえ『ガーダ ーパレスチナの詩ー』『飯舘村 べこやの母ちゃん』
プロデューサー:野中章弘、竹藤佳世
編集:辻井 潔  音響設計:菊池信之 音楽:ヤスミン植月千春
協力:横浜YMCA対人地雷をなくす会、古居みずえドキュメンタリー映画支援の会
製作・配給:アジアプレス・インターナショナル
2011年/日本/カラー/86分/DVCAM/ステレオ 

■予告篇


■日時
2024年7月11日(木)
18時15分/開場 18時40分/開始

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp

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posted by VIDEO ACT! スタッフ at 23:59| VIDEO ACT! 主催 上映会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする