2015年12月28日

第74回 VIDEO ACT! 上映会〜下北沢の再開発〜報告文

第74回 VIDEO ACT! 上映会〜下北沢の再開発〜報告文
本田孝義

諸般の事情で報告文が掲載されていなかった、第74回 VIDEO ACT! 上映会の報告文を掲載致します。
本年(2015年)3月26日、下北沢の再開発と題して『下北沢で生きる 〜SHIMOKITA 2003-2014〜』(2014年/日本/87分/監督・撮影・編集  斎藤真由美)を上映しました。参加者は約35名。小田急線が地下化され、それに伴い下北沢駅周辺の再開発が進みつつある。本作は、この再開発に反対する人たちの動きや、下北沢への思いを見つめた作品。下北沢といえば、若者の街、演劇・音楽の街として知られるように、本作にも著名な方々が多数登場する。一口に再開発反対、と言っても、その運動は文化運動とも言うべき多彩な広がりを持っていることがわかる。同時に、下北沢の街には昔から店を出している人も多く、そうした人たちがどんな思いで下北沢で暮らしてきたかも描かれる。ドキュメンタリーとして見た場合、少しまとまりに欠けるかな、と思いながら見ていたが、次第にこのまとまりのなさ、様々な要素がごちゃごちゃと絡み合っている事自体が、下北沢という街の雰囲気と合っているように思え、本作の魅力にもなっていることに気づいた。
通常、VIDEO ACT!の上映会では、60分前後で上映し、その後ゆっくり製作者とのディスカッション時間を設けているのだが、本作は上映時間が87分だったので、あまりディスカッションの時間が取れなかった。それでも、短い時間ながら監督の斎藤真由美さんから製作の背景を聞き、観客から質問や感想を聞くことが出来た。

※『下北沢で生きる 〜SHIMOKITA 2003-2014〜』はVIDEO ACT!のweb shopでDVDを販売しています。下記サイトをご覧下さい。
http://www.videoact-shop.com/2014/309

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2015年11月10日

『ニッポン・戦争・私 2015』完成上映会

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特別企画『ニッポン・戦争・私 2015』
〜「戦争」をテーマとした3分間の映像をオムニバス上映
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ビデオアクトでは、「戦争」「憲法」「自由」「3.11」など
様々なテーマで、3分間のオムニバス映像企画を実践してきました。
2015年は、あの大戦から70年という節目の年でもあります。
安保法制関連法案が可決された世情も鑑み、
テーマを「戦争」とした3分間の映像作品を募集しました。
全部で22作品が集まりました。
11月10日に、完成上映会を行います。

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■企画参加者(敬称略・順不同)
湯本雅典/金成日/成瀬都香/正木斗周/望月葉子
松原明/中田文/青野恵美子/古賀加奈子/中井信介
三田玲子/堀切さとみ/佐々木健/山岡瑞子/4310
小西晴子/柚木公奈/常田高志/本田孝義/土屋豊/
小林アツシ/土屋トカチ

過去には、1999年、2002年、2003年と3度にわたり実践してきた『ニッポン・戦争・私』。
http://www.videoact.jp/3min/menu.html
ビデオアクトのオムニバス映像企画の原点に立ち返ります。
応募していただいた作品は、すべて無審査で上映します。
上映会終了後、ネット配信やDVDの頒布も予定しています。

■日時
2015年11月10日(火)
18時30分/開場 19時/開始
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)
*本作への映像提供者も入場無料。

■問合せ:ビデオアクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )
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2015年08月21日

第76回VIDEO ACT!上映会 〜新田進 特集〜 報告文

8月12日、「新田進特集」と名付けた上映会を行った。新田さんをよく知らない方には不親切なサブタイトルかもしれないが、これ以外の言葉は付けられなかった。上映作品は『海上基地はいらない ドキュメントビデオ名護』と『過労死』の2本。来場者数は約60名だった。ビデオアクトとしては、年始からあたためてきた企画だったので、たくさん集まっていただいたことはとても嬉しい。お盆前のお忙しい時期にも関わらず足を運んでいただいた皆さまに、まずは御礼を言いたい。ありがとうございました。

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今回の2作品の監督である新田進さんは、活動家であり、映像作家だった。ビデオアクトのカタログへ作品を登録してくれていたし、新田さんの作品をビデオアクト上映会で何度か上映させてもらった。上映会へ何度も参加してくれた。その新田さんは、昨年2014年11月11日、日比谷公園で焼身自死された。公園のベンチには、安倍内閣による集団的自衛権行使容認「7.1」閣議決定と、これらと結びついた沖縄県辺野古と高江の基地建設に対する抗議文が張り付けてあったという。愛用のビデオカメラは自身へ向けてセットされていたそうだ。

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2015年より、新田進さんの映像作品を管理している小川町シネクラブへ相談し、今回の上映会の企画を進めてきた。会場の都合で100分程度しか上映時間が取れないこともあり、上映作品は、抗議文でも触れられていた沖縄基地問題がテーマの『海上基地はいらない ドキュメントビデオ名護』と、新田さんが特に力を入れて取り組んでこられた労働問題から、初期の傑作『過労死』の2本を選んだ。

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『海上基地はいらない ドキュメントビデオ名護』は、17年前、1998年制作の作品だ。普天間基地の代替え基地として計画が持ち上がった、沖縄県名護市辺野古における海上基地建設問題がテーマ。新基地建設の是非を問う名護市の住民投票が軸に取材されている。97年の住民投票では投票総数の54%以上が基地建設反対と結果となったが、比嘉鉄也名護市長(当時)の変節により、新基地建設を承諾してしまう過程が描かれる。それは、現在の「オール沖縄」での闘いへつながっている。18年前から民意として「新基地建設はいらない」表明されていることを、改めてつきつけられた。

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『過労死』は、22年前、1993年制作で新田さんの初監督作品だ。過労死で家族を亡くしたご遺族へのインタビュー、過労で体に障害が残ってしまった方のリハビリに励む様子などが捉えられている。その他、過労死がなぜおきてしまうのか、そのメカニズムについても医者や弁護士によって解説されている。ご遺族へ寄り添い、言葉を丁寧にひろっている様子が特に印象に残った。

いつもは、制作者のトークと、お客さんを交えてのディスカッションの時間があるのだが、それはかなうはずもなく、数人のお客さんから感想をもらった。『過労死』の撮影を手伝ったビデオプレスの松原明さんは、「新田さんは、政治論文などもたくさん書いていたが、彼が一番やりたかったのは映像をつくることだった。今日このような形でみなさんに観てもらったのはとてもよかったと思う」と述べた。

居酒屋での2次会は12名が参加。生前の新田さんを知らない方も集い、感想を述べ合った。ジャーナリストの山口正紀さんは「ここ10年はいつも新田さんといて、ともに運動をやってきた。あんなかたちで亡くなるなんて思いもしなかった。もっと映像を作りたかったのだろうなと思う。やっと新田さんをふり返る会ができた。企画してくれてありがとう。」と感謝の言葉をいただいた。上映会を企画して、制作者以外の方に感謝されたのは初めてです。ありがとうございました。そして、新田進さん。ありがとうございました。 (報告文:土屋トカチ)

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アンケートより抜粋
●新田さんを直接存じあげませんが、まったく古くなく、質が高く、正直驚きました。四半世紀を経た今、いろいろな面で悪化しているような状況に不安を抱きました。新田さんご本人がいらっしゃらない事が残念でなりません。

●昨年12月10日の世界人権デーの日に、日比谷公園の新田さんが抗議自死されたと思われる場所で、ささやかな追悼の集いを呼びかけました。たまたま新聞が取材をしていて、キャンドルナイトの様子が記事の中で紹介されました。少しでも新田さんの抗議の意志が抹殺されないよう願っての取り組みでした。今日はありがとうございます。

●98年、93年制作の映画を現在観ると、その前の10年、20年はどうだったのだろうと思い、歴史を思考する契機になった。あのころは自分も沖縄の実態など何も知らずに働いてばかりいた。

●辺野古の古い記録が見たくて参加しました。当時の雰囲気がよくわかって、大変興味深かったです。

●新田さんの他の作品も観たいですね。

●どちらもいい映画でした。素晴らしい作品を作った新田さんが、自ら命を絶ったことがとても残念です。

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なお、今回上映した『海上基地はいらない ドキュメントビデオ名護』『過労死』および
新田進さんの作品は小川町シネクラブで購入可能です。

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2015年08月12日

第76回VIDEO ACT!上映会 〜新田進 特集〜

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第76回VIDEO ACT!上映会 〜新田進 特集〜
上映2作品
『海上基地はいらない ドキュメントビデオ名護』(1998年/38分/企画・演出:新田進)
『過労死』(1993年/56分/企画・撮影・演出:新田進)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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2015年8月12日(水)19時より

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2014年11月11日、日比谷公園で男性が焼身自死した。
公園のベンチには、安倍内閣による集団的自衛権行使容認「7.1」閣議決定と、
これらと結びついた沖縄県辺野古と高江の基地建設に対する抗議文が張り付けてあった。
男性の名前は、新田進。平和運動・労働運動を積極的に行い、映像作品を数多く残した。
彼の死から9ヵ月。故人をしのび2作品を上映する。

【上映作品】
上映2作品
『海上基地はいらない ドキュメントビデオ名護』(1998年/38分/企画・演出:新田進)
『過労死』(1993年/56分/企画・撮影・演出:新田進)
制作:小川町シネクラブ
http://www.ogawamachicineclub.jpn.org/

■解説
『海上基地はいらない ドキュメントビデオ名護』(1998年/38分)
企画・演出:新田進

「10.21県民大会の記録」、「反戦地主」、「安保が見える」の前3作品を引き継ぐ、名護市民の海上基地建設反対の闘いの記録。ヘリ基地反対協などの協力を得て完成した。現在における、辺野古新基地建設問題の原点を記録した貴重な作品。

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『過労死』(1993年/56分)
企画・撮影・演出:新田進 語り:高橋省二
協力:川人博、佐々木十九代、八木光恵、上畑鉄之丞、自治労公務災害認定問題研究連絡会
国鉄労働組合、佐世保市役所職員組合、ビデオプレス

日本では年間1万人以上の人が働き過ぎで死んで逝く。不況で過労死はなくならない。 あなたは大丈夫か?
「ブラック企業」「ブラックバイト」問題にも通じる点を、いち早く指摘していた作品。

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■新田進さんによる抗議文
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■日時
2015年8月12日(水)
18時30分/開場 19時/開始
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■こくちーずページ
http://kokucheese.com/event/index/304375/

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2015年06月05日

第75回 VIDEO ACT!上映会〜辺野古・闘いの現場から〜報告文

第75回 VIDEO ACT!上映会〜辺野古・闘いの現場から〜報告文
本田孝義

 6月4日、『泥の花−名護市民・辺野古の記録−』(監督:輿石正)を上映した。参加者は35名だった。通常、ビデオアクトの上映会は上映は60分ぐらいで、製作者を呼び、トーク、ディスカッションの時間をたっぷり設けているのだが、今回は製作者の輿石さんが沖縄県名護市在住ということと、上映時間が90分と長いので、製作者のトーク、ディスカッションは設けることが出来なかった。それでも本作を上映したいと思ったのは、沖縄県での辺野古新基地建設の状況が切迫しており、名護市民の立場から撮られたこの作品をぜひ多くの方に見てもらいたいと思ったからだ。なお、本編上映前に、輿石さんからのメッセージを上映した。

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 『泥の花』は、製作者の輿石さんが沖縄県名護市に住むようになってからこれまでのことを語って始まる。名護市での予備校経営者として、辺野古での新基地建設反対運動に参加してきた。2014年、海底ボーリング調査が始まるという前後、海上では小型船、カヌーによる抗議活動、キャンプ・シュワブゲート前では連日の抗議行動が行われている。海上では海上保安庁による監視・威嚇が日に日に激しさを増し、キャンプ・シュワブゲート前での沖縄県警による警備も厳しくなっていく様子がよくわかる。

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 本作の大きな特徴は、辺野古新基地建設反対運動に繋がる、かつての住民運動を取り上げていることだ。それは辺野古沖からも見える、金武湾での石油備蓄基地建設反対運動だ。沖縄が日本へ復帰した1970年代、三菱石油による石油備蓄基地建設計画が金武湾で起きる。広大な面積の海を埋め立てる計画に住民から反対運動が湧き上がる。本作ではその時に製作されたドキュメンタリー映画『沖縄列伝』の一部が引用されている。(余談になるが、この映画のナレーションは松田優作であり、どういう経緯で彼がナレーションをすることに
なったのか、知りたいところだ)この運動の中で語られたスローガン、「海、大地、共同の力」はそのまま現在の辺野古新基地建設反対運動にも流れている、と輿石さんは語る。

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 また、本作では米軍と日本の自衛隊が一体化しつつある状況も指し示す。
 かりゆしグループCEOの平良朝敬さん、名護市長の稲嶺進さんのインタビューを挟んで、これまで運動に関わり亡くなった方々への思いが語られる。そして、美しい辺野古を含む東海岸の海、島々の風景が映し出される。その後、辺野古新基地建設計画の概要が図で示されるのだが、この構成に製作者の思いを強く感じた。通常、こういう作品にあっては、理解しやすくするために、新基地建設の概要を先に伝えるものであるが、東海岸の美しい風景を見たあとにこの概要を見せられると、怒りがふつふつと湧いてくるのだ。
 本作は冒頭の米軍基地との境にあるフェンスから見上げた月から始まり、海や砂浜など印象的な風景、ゲート前の抗議活動を行うテントの様子など、何気ないカットに中に、製作者の愛おしさが滲んでいる。映像とは不思議なもので、撮した人の気持ちが乗り移ることがあるのだ。

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 そして『泥の花』は知念良吉が歌う「泥の花」で幕を閉じる。
 今やっと少しづつではあるが、辺野古新基地建設の問題がやっと本土でも報道されるようになってきた。しかしまだまだ足りないと思う。名護市民としての思いを託した『泥の花−名護市民・辺野古の記録−』を多くの方に見て欲しい、と思う。
 なお、本作はVIDEO ACT!のWeb Shopでも販売していますので、ご購入をお勧めする
次第です。→ http://www.videoact-shop.com/2014/361
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2015年06月04日

第75回 VIDEO ACT! 上映会 〜辺野古・闘いの現場から〜

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■ 第75回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜辺野古・闘いの現場から〜
上映作品 『泥の花 −名護市民・辺野古の記録−』
(2014年/日本/90分) 監督: 輿石 正
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2015年6月4日(木)19時より

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沖縄名護発・ドキュメンタリー映画。
日本本土と沖縄、その構造的差別をうつ。
沖縄の住民運動の底流に流れるのは何か。

【上映作品】
『泥の花 −名護市民・辺野古の記録−』(2014年/日本/90分)

監督:輿石 正 
主題歌:「泥の花」知念良吉 
制作:じんぶん企画

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■解説
辺野古でのキャンプ・シュワブゲート前での抗議活動、
海上でのカヌー隊による抗議活動は今も続いている。
戦争をくぐりぬけてきたお年寄りや、学生、県外からかけつけた人など、
様々な人々が様々な形で武器をもたない生身の体で、
「生存権」をかけた闘いを続けている。

約40年前に、辺野古の海の近くの金武湾を埋め立てて、
巨大な石油化学コンビナート(CTS)を作る計画があった。
母なる海を守るために立ちあがった「金武湾を守る会」は、
沖縄の住民運動の原点であると言える。
「自分の命は自分で守る」、「一人一人が代表」、「共同の力」など、
沖縄が翻弄されながらもつかみとったものの上に、今の辺野古の闘いがある。

辺野古の海を含む沖縄本島東海岸からは、
自衛隊と米軍との密接なつながりと、
「戦争のできる国」づくりを猛烈にすすめる
日本の姿が見える。

■予告編


■日時
2015年6月4日(木)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の輿石 正さんからのビデオメッセージ上映有。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2015年03月26日

第74回VIDEO ACT!上映会 〜下北沢の再開発〜

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■ 第74回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜下北沢の再開発〜
上映作品『下北沢で生きる 〜SHIMOKITA 2003-2014〜』
(2014年/日本/87分) 監督・撮影・編集  斎藤真由美
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2015年3月26日(木)19時より
下北沢独立宣言する。〜いつかの日のために〜

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小田急線地下化の今、2,2kmの跡地はどうなる?
最大幅26mの新規道路計画と駅前広場(ロータリー)計画の行方は?!
再開発に渦巻く下北沢を捉えた、12年間を見つめるドキュメンタリー。

【上映作品】
『下北沢で生きる 〜SHIMOKITA 2003-2014〜』(2014年/日本/87分) 
監督・撮影・編集  斎藤真由美
語り  柄本 祐
朗読 よしもとばなな「歩くこと」(よしもとばなな+七尾旅人)
撮影 小原真史(ライカで下北沢/荒木経惟)/今泉秀夫/木村和穂/石崎俊一
写真 荒木経惟(ライカで下北沢)/yamasing/矢郷桃/小林正美
音楽 河野義家
録音 岩渕聡
整音 青木秀由基(ノーマライズ)
宣伝美術 真舘嘉浩(WATERS/ORGASMO)
協力 Mother、彩季苑、LADY JANE、Le Grand Ecart、ザ・スズナリ、下北沢を愛する人々
企画製作 『下北沢で生きる』製作委員会
製作 SHIMOKITA VOICE 実行委員会

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■解説
若者の街、演劇の街として知られる東京、下北沢。2013年3月に小田急線が地下化して、
開かずの踏切はなくなった。だがその陰で、街を横切る大きな道路計画が進行中だ。
賛成派と反対派に二分される街。広大な駅前広場の予定地では、戦後の闇市から残る
食品市場の大半が閉店に追い込まれ、風前の灯となっている。道路事業差し止めを求める
裁判が続くなか、線路跡地沿いにある民家の前には、いきなり4mもの高さのコンクリート壁が立つ。
小田急電鉄や行政を相手に、住民は自らの生活や街の文化をどこまで守れるのか・・・。

■出演
河野義家(シモキタ案内人/ミュージシャン) 東方力丸(シモキタ案内人/漫読家)
廣田 裕(AMERICA-YA) 志村高一(志村商店) 仁尾 貢(三好野)
内間正善(かよい船) 伊藤治久(Cafe KICK) 松浦さか江 松浦靖之

金子健太郎(下北沢あずま通り商店街会長/金子ボクシングジム)
吉田圀吉(元下北沢南口商店街振興組合理事長) 保坂展人(世田谷区長)
東郷尚久(元世田谷区都市計画審議会会長) 荒木経惟(写真家)
本多一夫(本多劇場グループ会長) 渡辺えり(女優) 平松昭子(イラストレーター)
小川たまか(下北沢経済新聞副編集長) 和気 優(農民カフェ)
野田治彦(ザ・スズナリ舞台部) 志田 歩(ミュージシャン/ライター) 

おおたか静流 Les cocottes TWO-STRUMMER 立川志の輔
リリー・フランキー+上田 禎 黒田征太郎×中村達也×田中泯
原マスミ+近藤達郎 立川談四楼 伊藤多喜雄バンド

石本伸晃(シモキタ訴訟弁護団/コモン法律事務所)
原田 学(まもれシモキタ!行政訴訟の会代表)
下平憲治(Save The下北沢代表/ネバーネバーランド)
金子賢三(Save The下北沢元共同代表/建築士)
大木雄高(下北沢商業者協議会代表/レディ・ジェーン)

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■日時
2015年3月26日(木)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の 斎藤真由美さんを交えてトーク&ディスカッション有。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2015年01月31日

【報告文】第73回ビデオアクト上映会〜日本軍による性暴力被害〜

上映作品
『生きている間に語りたかった〜元「慰安婦」6人の証言〜』 企画・取材・構成:ビデオプレス
『大娘(ダーニャン)たちの闘いは続く〜日本軍性暴力パネル展のあゆみ〜』 監督:池田恵理子


 1月27日、「日本軍による性暴力被害」と題された73回目のビデオアクト上映会が開催された。上映作品は、『生きている間に語りたかった〜元「慰安婦」6人の証言〜』と『大娘(ダーニャン)たちの闘いは続く〜日本軍性暴力パネル展のあゆみ〜』。ゲストには制作者の松原明さんと池田恵理子さんにお越し頂いた。お二人とも1998年のビデオアクト設立当時から様々な面で協力して頂いているビデオアクティビストの大先輩だ。

 「問い合わせの電話が一本もない…」と心配されていた参加者の数だが、蓋を開けてみれば60人近く。これまでの上映会のベスト10に入るくらいの人数だった。上映会前日26日には”慰安婦”に関する報道で「国民の名誉が傷つけられた」として朝日新聞が歴史修正主義者たちに提訴された。敗戦後70年の今年、慰安婦の軍関与を認めた「河野談話」を見直す動きが安倍政権下で画策されているという話もある。息苦しい世の中だ。60人集まっても全く不思議ではない。

 上映は『生きている間に語りたかった』から始まった。1992 年12月に開催された「日本の戦後補償に関する国際公聴会」での元慰安婦の方々の証言を軸に再編集した2014年バージョンだ。韓国、北朝鮮、中国、台湾、オランダ、フィリピンから来日した6人の女性たちが語る「自分の身に起こったこと」は深く私の心に突き刺さった。そして、映像の持つ底力を再認識した。

 10代の、まだ恋とか愛の肌触りを知らない少女がわけがわからないまま取り押さえられ、レイプされる。それがどのような恐怖なのか、本当のところは私にはわからないと思う。しかし、彼女たちが「レイプされた」という言葉を絞り出す時のその表情を見れば、それがどのような体験であったかを胸が張り裂けるくらい想像することができる。映像で残すことは、やはりとても大事な仕事だと痛感した。

 続いて『大娘(ダーニャン)たちの闘いは続く』が上映された。2009年から現在に至るまで、中国各地で開かれている日本軍の性暴力を受けた女性たちの被害と闘いを伝えるパネル展の経緯を丁寧に辿った作品だ。先に上映された『生きている間に語りたかった』に登場する女性もこの作品の中で元気な姿を見せてくれていた。そうだ。闘いは続いているのだ。そして、この作品を作られた池田恵理子さんの闘いも20年近く続いてる。彼女は”慰安婦”に関わる作品をこれまでに何本作ったのだろうか?

 作品の中で印象的だったのは、若い人たちの積極的な姿勢だった。彼女や彼らは、事実を知りそれがねじ曲げられないように闘いを受け継ごうとしている。その力強さが心に残った。

 上映終了後はいつものようにディスカッションが始まった。「この作品を本当に観なきゃいけない政治家たちは観てるのか?」、「上映会の招待状を送っているが来てくれない」、「YouTubeで見せればいい」、「今の自粛ムードは異様だ」、「大学で教えられない」、「自治体の施設で講演会ができない」、「でも、”表現の不自由展”は人がいっぱいだ」、「戦争前夜を実感してる人は多い」、「絶対にはね返せる」などなど、いろんな意見が飛び交った。

 『生きている間に語りたかった』に登場する女性たちのうち、今でもご存命なのはお一人だけだという。両作品に登場する中国の万愛花さんの最期の言葉は「事実を伝えて欲しい。闘いを放棄しないで欲しい」だったと池田さんが教えてくれた。闘いを受け継がなければならない。
(土屋 豊)

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★『生きている間に語りたかった〜元「慰安婦」6人の証言〜』は、下記で観られます。
https://www.youtube.com/watch?v=4oqxlBJYhA0&feature=youtu.be

★『大娘(ダーニャン)たちの闘いは続く〜日本軍性暴力パネル展のあゆみ〜』は、下記で販売しています。
http://www.videoact-shop.com/2014/495
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2015年01月27日

第73回VIDEO ACT! 上映会 〜日本軍による性暴力被害〜

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■ 第73回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜日本軍による性暴力被害〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2015年1月27日(火)19時より


アジア太平洋戦争から70年。
安倍政権の下、慰安婦の軍関与を認めた「河野談話」の見直しが言われている今、
日本軍の性暴力被害に関する映像作品、2本を上映する。

【上映作品】
『生きている間に語りたかった〜元「慰安婦」6人の証言〜』(1993年・2014年改訂/日本/30分)
『大娘(ダーニャン)たちの闘いは続く〜日本軍性暴力パネル展のあゆみ〜』(2013年/日本/29分)

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(1) 『生きている間に語りたかった〜元「慰安婦」6人の証言〜』
(1993年・2014年改訂/日本/30分)
企画・取材・構成:ビデオプレス

■解説
1992 年12月9日に東京で開催された「日本の戦後補償に関する国際公聴会」。
ここに各国の戦争被害者が集まり、日本軍の戦争犯罪が明らかにされた。
本作品は、とくに元慰安婦6人の実態を証言を軸に再編集した。
証言者は、姜順愛(韓国)・金英実(北朝鮮)・万愛花(中国)・匿名(台湾)・
ジャンヌオヘルネ(オランダ)・ロサヘンソン(フィリピン)の6名。

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(2)『大娘(ダーニャン)たちの闘いは続く〜日本軍性暴力パネル展のあゆみ〜』
(2013年/日本/29分)
撮影・編集・構成:池田理恵子
編集:新井ちひろ
語り:坂田和子
制作・著作:ビデオ塾
企画・協力:日本軍性暴力パネル

■解説
アジア太平洋戦争中に日本軍の性暴力を受けた中国人女性の被害者と、
彼女たちの闘いを描くパネル展が、中国各地で開かれている。
パネル展を通して大娘(ダーニャン:山西語で「おばあさん」)たちの闘いと人生が、
中国の人々に共感を持って広がっていく過程と、それを受け止めて変わっていく大娘や
家族・遺族たち。日本・中国の市民交流を描く。

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■日時
2015年1月27日(火)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、制作者のビデオプレス、ビデオ塾からのゲストを交えてトーク&ディスカッション有。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2014年12月15日

【報告文】第72回 VIDEO ACT! 上映会 〜「ホームレス」とは誰か

2014年12月03日、第72回 VIDEO ACT! 上映会 〜「ホームレス」とは誰か〜を開催した。参加者は約40名。
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 まず、『「ホームレス」と出会う子どもたち』(2009年/撮影・構成・編集:神吉良輔)から上映スタート。本作は大阪・釜ヶ崎にあるこどもの里が行う「子ども夜まわり」の活動の様子を描くところから始まる。最初、ホームレスの人たちは怖い人たちと思っていた子供たちも、率直にホームレスの人たちに話しかけてみることで、なぜ、ホームレスになったのか、どういう生活をしているのかを徐々に知るようになっていく。本作は途中から、子供たちの活動を少し離れ、ホームレスの人たちの実際の様子を描く。この構成がとてもよく考えられているなと思った。なぜ、子供たちが夜回りをするようになったかというと、若い人たちによるホームレス襲撃事件が数多く発生したことから、まずは実際にホームレスの人たちに接することによって、子供たちの差別や偏見をなくして欲しい、というところからだそうだ。子供たちの感想を聞くと、確かに当初あった偏見が薄らいだことが感じられるが、この夜まわりをしていた子供たちの中にも、その後、ホームレス虐待に加わった子供たちもいるそうで、なかなかそう簡単には差別や偏見が無くならない難しさもあるようだ。本作は教材として製作されたとのことで、上映後のトークでは本作のプロデューサーである飯田基晴さんが経緯を話された。確かに教材としてよくまとまっており、学校での活用も広がってきたとのこと。TheApprenticeHomeless_1.jpg
 次に『ホームレスごっこ』(2014年/監督・編集:早川由美子)を上映。本作はdislocateというアートプロジェクトの一環で製作された、という。タイトルだけ見ると、どういうことか分からないかもしれないが、早川さん自身がダンボールを集め、路上にダンボールハウスを作ったりする様子が映し出されつつ、音声には実際に路上生活をしている人たちのインタビューが流れてくる。あくまでも「ごっこ」である姿と「現実の」路上生活。その少しずれた位相から見る人たちの想像力が喚起されてくるような作品と言えるだろう。早川さんはホームレスそのものというよりも、公共の場がなくなりつつあるという懸念から本作を製作した、と語っていた。そのこともあって、インタビューにはストリートミュージシャンの音声も入っている。目的もなく、ただ人が居ることができなくなりつつある社会、という早川さんの指摘には頷けることが多かった。ただ、作品として少し残念なのはラストシーンが路上の光景ではなく、某量販店、それも女性関係のグッズが映し出されぞれまでの流れとの関係がよく分からず、焦点がぼやけてしまった印象を受けた。endo02.jpg
 最後に、『VJU REPORT Vol.7 ジェントリフィケーション 虚飾の影の野宿者排除』(2014年/取材・構成:遠藤大輔)を上映。昨年年末、渋谷で起きた野宿者排除をVJU(ビデオ・ジャーナリスト・ユニオン)は現場からUSTREAM中継を行い、大きな反響を巻き起こした。本作はその時の映像に加えて、なぜ野宿者排除が起きるのか、その背景を含めて1本の作品にまとめたものだ。タイトルにある、ジェントリフィケーションとは、都市の再開発に絡んだ環境美化のことを言う。渋谷では2012年に渋谷ヒカリエが開業したり、宮下公園が企業に売られたり、近年、都市の再開発が急速に進んでいる。その中で、野宿者の人たちは、夜に寝ていた場所を追い出されて、行くあてもない状態に放り出される状況が起きている。こうした経緯に中で起きたのが、昨年末の野宿者排除だった。年末年始は区役所も休みとなることから、野宿者の人たちに対する福祉もストップしてしまう。そうでなくても、常に命の危険に晒されている人達にとってはますます危険な季節とも言えよう。だからこそ、野宿者支援の団体は炊き出しで食事の提供を毎年行ってきた。昨年末、宮下公園で炊き出しの準備をしていたところ、渋谷区は公園の閉鎖を通告し、野宿者・支援者を公園から叩き出した。警察が動員されたことから、現場では怒号が飛び交う。野宿者は命の危険に晒されるため、文字通り命をかけた抗議だ。しかし、渋谷区役所の公園を管轄する部署の人たちは、福祉との連携を全くとっていないことが口ごもる様子からよく分かる。本作を製作した遠藤大輔さんは20年近く野宿者の置かれた問題を様々な形で描いてきた。その遠藤さんは、なぜ、野宿者を差別する感情が芽生えるのかを考察した本を執筆中だそうだ。話の中で、興味深かったのは、野宿者の人たちに対するイメージは、野宿者に出会った人たちが元々持っている様々なネガティブなイメージを野宿者に投影している、という指摘だった。遠藤さんが執筆中の本には心理学的な要素も盛り込んだものになるそうで、刊行を待ちたいと思う。
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2014年12月03日

第72回 VIDEO ACT! 上映会 〜「ホームレス」とは誰か〜

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■ 第72回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜「ホームレス」とは誰か〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2014年12月3日(水)19時より
【上映 3作品】
『VJU REPORT Vol.7 ジェントリフィケーション 虚飾の影の野宿者排除』(2014年/日本/23分/HDV)
『ホームレスごっこ』(2014年/日本/16分/HDV)
『「ホームレス」と出会う子どもたち』(2009年/日本/30分/DV)

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厚生労働省の2014年4月調査によると、いわゆる「ホームレス」と呼ばれる人々は、7,508人。
ここ数年は減少傾向にあります。この調査で対象となった「ホームレス」とは「都市公園、河川、
道路、駅舎その他の施設において、日常生活を営んでいる者」で、目視調査による野宿生活者に
限られています。この調査の数に含まれていない、20〜30代の若い「ホームレス」も増えています。
彼らの多くはネットカフェや24時間営業の飲食店などで夜を過ごしています。
その一方で、「ホームレス」への襲撃事件は、あとを絶ちません。
2014年の末、「ホームレス」問題を今一度、映像を通じて考えてみませんか。

【上映 3作品】
(1) 『VJU REPORT Vol.7 ジェントリフィケーション 虚飾の影の野宿者排除』(2014年/日本/23分/HDV)
取材:相川直斗・池田竜太・遠藤大輔
構成:遠藤大輔

■解説
仲間で身を寄せ合い年を越そうとしていた野宿の人々に、警察官が襲いかかる!
今、渋谷で何が起きているのか。
ジェントリフィケーション(都市の再開発)の影で進む野宿者排除の実態に、
映画「渋谷ブランニューデイズ」を製作したVJUが迫った。
ツイート数8000、USTREAM視聴数1万3千を叩き出し、
ネットに大反響を巻き起こした「あの事件」が、今、鮮明に甦る。

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(2)『ホームレスごっこ』(2014年/日本/16分/HDV)
監督・編集:早川由美子
出演・撮影:井上直子、早川由美子

■解説
いつから公共の場所は、私たちが自由に使える場所ではなくなってしまったのだろう?
ベンチは撤去され、演奏は取り締まられ、野宿者はますます寝床の確保が難しくなっている。
スーパーでダンボールを調達し、路上で寝るというパフォーマンスを通じて、作者は公共の空間に
自分の居場所を確保しようと試みる。通行人の反応は? 警察官に止められるか?
ホームレス“見習い”が路上で奮闘するさまは、ユーモラスでさえある。
映像に時折混じる肉声は、実際に新宿で路上生活を送る人々の声。怒り、悲しみ、絶望に、
あきらめにも似た笑いが混じる。公共空間を自分たちの手に取り戻す、小さな抗いの記録。

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(3)『「ホームレス」と出会う子どもたち』(2009年/日本/30分/DV)
撮影・構成・編集:神吉良輔
プロデュース:飯田基晴
製作:ホームレス問題の授業づくり全国ネット

■解説
なぜ若者や子どもによる「ホームレス」襲撃が起きるのか?
大阪・釜ヶ崎にあるこどもの里が行う「子ども夜まわり」の活動を軸に、
参加する子どもたちの変化、ホームレス生活を送る鈴木さん(64歳)の
仕事や生活、その思いに迫る。さらに「ホームレス」襲撃問題をとおして、
居場所(ホーム)なき子どもたちの弱者いじめの問題を問い直す。



■日時
2014年12月3日(水)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、制作者の遠藤大輔さん、早川由美子さん、飯田基晴さんを
交えてトーク&ディスカッション有。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei(at)videoact.jp
電話:045-228-7996 (ローポジション気付)
 
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2014年10月10日

【報告文】第71回 VIDEO ACT! 上映会〜子宮頸がんワクチン〜

2014年9月30日、第71回ビデオアクト上映会 〜子宮頸がんワクチン〜 を開催した。参加者は約35名。上映作品は、この日に間に合うよう再構成された『いま何が問題? "子宮頸がん" ワクチン(仮)』(25分)。制作者の一人、ふくしまゆみこさんは当日の14時にスコットランドから帰国したばかり。大きな荷物を抱えたまま、会場に駆けつけてくれた。

上映作品の『いま何が問題? "子宮頸がん" ワクチン(仮)』は、明解な仮タイトル通り、「子宮頸がんを予防できるワクチン」の問題点について、まとめられた作品だ。このワクチンは2009年に日本で認可され、2013年4月、国によって「法廷接種(無料)」に指定された。全国で約340万人の小中高校生の少女たちが接種したといわれている。ところが、厚生労働省へ副反応被害の報告が相次ぎ、2ヶ月後には接種勧奨が一時的に中止となった。副反応被害とは、失神、生理不順、全身の痛みが長く続く慢性疼痛や歩行障害などのほか、自分の意思に関係なく体が動いてしまう不随意運動、計算ができなくなる計算障害など、症状は様々だという。

子宮頸がんの原因となるのは、ヒトパピローマウイルスに感染することだという。しかし感染しても、ウイルスの99%以上は自然排出されてしまうので、がんになるのはごく一部。こまめに検診を受けて、がんになる前の病変を発見し治療すれば、命を落とすことも子どもを産めなくなることは、まずないという。制作者の一人である、ふくしまさんも子宮頸がんの元患者で、完治後には出産され、お子さんもいらっしゃる。つまりは、子宮頸がんを防ぐには、検診を受けて早期発見に心がけることが重要なのだそうだ。

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本編上映後、2014年5月29日開催された集会での被害者の母親からの発言と、7月4日厚生労働省前での被害者、被害者家族からの発言をまとめた映像(約32分)も併映された。本編は学習用の体裁だが、こちらは、被害者や被害者家族の心情が伝わる生々しい映像だった。車椅子に座った少女は「不安を抱えながら毎日生きている。私は19歳だが、進学したり就職したりなど、できない状態にある。ストレスと片づける人々が信じられない。」と述べていた。

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今回の上映会で私が一番驚いたことは、このワクチンの正式名称は「HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症ワクチン」だということ。「子宮頸がんワクチン」とは名ばかりなのだ。しかも子宮頸がんが減少するという効果が期待されてはいるが、実際に達成された証拠がないそうだ。なんだそりゃ。胡散臭さ丸出し。私には子どもがいないけれど、接種させたくないなと強く思った。副反応被害の実態を知ったなら、ワクチン接種を受けさせたいと思う大人がどれほどいるのか。おそらく多くの人が躊躇するのではないのかと思う。きっと知らないだけだ。タダより怖いものはない!ワクチンの恐ろしさを、ひしひしと感じた。

正直なところ、映像作品としては、25分という短い時間に、やや情報過多な面があるにせよ、子宮頸がんワクチン接種の勧奨再開が懸念されている現在、たくさんの人に見てもらいたい作品だ。

現在、『いま何が問題? "子宮頸がん" ワクチン(仮)』上映会の問合せが相次いでいます。
お問合せはこちらまでお願い致します。

報告文:土屋トカチ

<参考サイト>
サルでもわかる子宮頸がんワクチン
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会
厚生労働省・子宮頸がん予防ワクチンQ&A

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2014年09月30日

第71回 VIDEO ACT! 上映会 〜子宮頸がんワクチン〜

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■ 第71回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜子宮頸がんワクチン〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2014年9月30日(火)19時より
『いま何が問題? "子宮頸がん" ワクチン(仮)』(2014年/日本/カラ―/25分)
制作:tera58film(テラコヤフィルム) ふくしまゆみこ・工藤武宏・中山綾子
協力:全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会

「打ってから後悔しないように。まず知ろう、ワクチン問題。」

2009年に日本で認可され、「子宮頸がんを予防できるワクチン」 として
全国で約340万人の小中高校生の少女たちが接種した。
2013年4月、国による「定期接種」に指定されたこのワクチンは
厚労省へ副反応被害の報告が相次ぎ、
2ヶ月後には接種勧奨が一時的に中止された。
現在、接種勧奨再開が懸念されている、子宮頸がんワクチンの問題点に迫る。

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【上映作品】
『いま何が問題? "子宮頸がん" ワクチン(仮)』(2014年/日本/カラ―/25分)
制作:tera58film(テラコヤフィルム) ふくしまゆみこ・工藤武宏・中山綾子
協力:全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会

*本編以外にも、5月末に開かれた集会での被害者の母親の声、
7月頭に行われた厚労省前におけるワクチントークでの被害者少女の声など、
直近の動きの映像も上映予定。

■解説
TVで報道され知られるようになった「子宮頸がん」ワクチン問題。
2009年に日本で認可され自治体の公費助成などもあり、
「子宮頸がんを予防できるワクチン」 として全国で
約340万人の小中高校生の少女たちが接種しました。
2013年4月、国による「定期接種」に指定されたこのワクチンは
厚労省へ副反応被害の報告が相次ぎ、たった2ヶ月後には
接種勧奨が一時的に中止されました。
実はこのワクチンの正式名称は「HPV感染症ワクチン」。
一体なぜ名前が違うのか。

国立がんセンターの数字統計とメーカーの臨床実験結果にみる、
子宮頸がんとワクチン副反応のリスク比較。
新型インフルエンザワクチンに比べ数十倍もの重篤な副反応率の高さ。
失神、頭痛、全身の疼痛、痙攣、歩行障害、計算障害、記憶障害などの副反応症状。
症状に苦しむ被害者少女たちの声。
被害者の少女たちを診察した医師の声。
近々接種勧奨再開が懸念されている、このワクチンの問題点に迫ります。
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■日時
2014年9月30日(火)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、制作者のふくしまゆみこさんを交えてトーク&ディスカッション有。
終了予定時刻 20時50分

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■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei☆videoact.jp(☆を@へ変更願います)
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2014年08月04日

【報告文】第70回 VIDEO ACT! 上映会 〜セクシャル・マイノリティの恋と悩み〜

この作品、『ココデナイドコカ』は、自分の将来や恋愛に悩む弟を、姉が撮影したドキュメンタリーだ。主人公になっている弟は、たまたまセクシャル・マイノリティと呼ばれたりする人だったが、この作品自体は人権問題について訴える作品というよりは、青春ドキュメンタリーに近いと思う。

もっとも印象に残ったシーンは、弟が元恋人と会った時のシーンと、今の恋人とうまくいかなくなった時のシーンだ。多くの人が体験し悩む恋愛模様が生々しく撮られている。それは、セクシャル・マイノリティかどうかはあまり関係が無く、恋愛映画として印象に残る映像だと思う。

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そもそも、セクシャル・マイノリティと呼ばれたりする人々は、20〜30人に1人ぐらいの割合でいるらしい。左利きの人と同じぐらいだそうだ。(ちなみに私自身、もともと左利きで親に矯正の指導をされて右利きになった。)20〜30人に1人ぐらいの割合なのにもかかわらず、世間では変人扱いされたり、話のネタにされたりしている。

この作品の作者である中川あゆみさんは、弟から打ち明けられて、なんとか彼を理解したいと思って撮影を始めたという。たしか2002年頃に撮影をしていたというから、自分や家族を撮った、いわゆる「プライベート・ドキュメンタリー」が流行り始めて少し経った頃だ。

プライベート・ドキュメンタリーというと、家庭用の小型ビデオカメラで撮っていてカメラワークは下手だけど、家族じゃなきゃ撮れない圧倒的なリアリティがある作品が多い。

ところが、この『ココデナイドコカ』は、そうではない。カメラワークが安定していて上手いのだ。監督の中川あゆみさんは映像制作会社に勤めているそうで、つまり「プロ」だ。そして撮影も、プロのスタッフが協力してくれたという。音楽の使い方なども自主制作とは思えないぐらい上手い。

その反面、家族である中川あゆみさん自身の存在は、作品からはあまり感じられない。プライベート・ドキュメンタリーだったら、もっと自分自身を出したほうがいいんじゃないかと僕は思ったが、監督自身が自分の存在を殺したほうがいいと思ったらしい。そして、ビデオアクトのスタッフのなかでは、そのやり方が良かったという感想もあった。

今回の作品とはあまり関係が無いし、ラべリングする事のマイナス面もあるが、理解しやすいようにあえて書いておくと、セクシャル・マイノリティの人たちを「分類」する言葉として「LGBT」というのがある。L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダーのことだそうだ。それぞれの立場の人には、それぞれの悩みや生きづらさがある。
以前、ビデオアクト上映会で上映した『しみじみと歩いてる』という作品は、そうした日常生活を送ることの困難さが、さまざまな人の体験を通してしっかりと描かれていた。

『ココデナイドコカ』は、監督の男性とその恋人のシーンが多い作品なので、さまざまな人たちの体験を通して、セクシャル・マイノリティと呼ばれる人たちの生きづらさをいろいろな面から訴えるというわけではない。(もちろん、そうした生きづらさを示している要素もあるが、それが主題ではないと思う。)
むしろ、作品の主人公の、自分のやりたいことと実際にできる仕事とのギャップや、なかなかうまくいかない恋愛、家族との関係などについて、自分の人生と似ているなあと共感しやすい作品だと思う。

性に対して、いろいろな感覚の人がいていいように、映像作品も「プライベート・ドキュメンタリーは、こうあらねばならない」「社会問題は、こう作るべきだ」などという決まりなどなくていい。人間も世界も映像作品も、多様なほうがいいだろう。

(報告分:小林アツシ)


今回の上映会告知ページ
http://videoact.seesaa.net/article/399288889.html
 
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2014年07月30日

第70回 VIDEO ACT! 上映会 〜セクシャル・マイノリティの恋と悩み〜

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■ 第70回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜セクシャル・マイノリティの恋と悩み〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2014年7月30日(水)19時より
『ココデナイドコカ』(2010年/日本/カラ―/64分)
監督:中川あゆみ
撮影:外山泰三
音楽:world’s end girlfriend、Filastine、koomoon

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「僕たちはどこへ向かって 生きていけばいいんだろう。」

今回のビデオアクト上映会は、セクシャル・マイノリティに対する
日本社会のあり方を考えるキッカケとなる作品『ココデナイドコカ』を上映します。
東京に暮らす、セクシャル・マイノリティの青年を描いたドキュメンタリーです。
恋人との別れ、ファッションデザイナーを目指した卒業制作と就職、母との確執など、
日常の中で揺れる青年の1年間を、実の姉である監督が見つめた作品です。

上映後は、監督である中川あゆみさん、主人公のリョウさんを交えて
トーク&ディスカッションを行います。

【上映作品】
『ココデナイドコカ』(2010年/日本/カラ―/64分)
監督:中川あゆみ
撮影:外山泰三
音楽:world’s end girlfriend、Filastine、koomoon

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■解説
ある日弟から、セクシャリティについて打ち明けられたのが、
作品が生まれるきっかけです。
家族の誰にも言えず、自殺を考えるほど悩んでいた彼を理解したいと
カメラを回し始め、完成に8年を要しました。
東京に暮らす、27歳のセクシャル・マイノリティの日常を描いたドキュメンタリーです。
同棲していた恋人との別れ、ファッションデザイナーを夢見ての就職活動、
母との確執、プライドパレードなど日常の中で揺れる弟の姿を追いました。
30人に1人いるというセクシャル・マイノリティの人々が、
日頃どんな葛藤を抱えているか知るきっかけになれば嬉しいです。
(監督:中川あゆみ)

■『ココデナイドコカ』予告編

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18時30分/開場 19時/開始
上映後、中川あゆみ監督、主人公のリョウさんを交えてトーク&ディスカッション有。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei☆videoact.jp (☆を@に変更)
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2014年06月08日

【レポート】第69回ビデオアクト上映会〜子どもたちの表現を見つめて〜

【上映作品】
『山陽西小学校ロック教室』(監督:本田孝義/2013年/42分)

 去る5月29日に行われたビデオアクト上映会は、通算69回目。上映作品は、69(ロック)な日にふさわしい『山陽西小学校ロック教室』(監督:本田孝義)でした。参加者は約30名。いつもの上映会ではあまり見かけない初参加の方々が多かったようで、本田孝義監督や出演者の森内ベースさん(パンパンの塔)のファンの皆さんの姿もちらほら見受けられました。

 『山陽西小学校ロック教室』は、2013年に開催された岡山県の大規模なアートイベント「廻遊―海から山から―」内の企画、アーティスト・イン・レジデンスから生まれた作品とのこと。アーティスト・イン・レジデンスとは、作家がその土地に滞在しながら作品を制作するという企画で、本作品はそういう制作方法ならではの丁寧な継続取材が活かされ、登場人物たちの変化が生き生きと描かれていました。

 2013年9月、本田監督の母校、山陽西小学校でロック教室が開講します。講師は本田監督と同じく同校の卒業生でミュージシャンの森内ベースさん(パンパンの塔)。受講生は4、5、6年生から30名の児童が集まりました。これから約二ヶ月の期間で楽器演奏の技術を習得し、なおかつ作詞、作曲を児童自らが行ってオリジナルの楽曲を作り、それを全校児童の前で発表するという全くもって無謀でロックな試みが始まります。

 カメラはその無謀な試みの様子を淡々と見つめ、映画の観客もハラハラしながらその場の情景を見つめます。そして、児童たちの微妙な変化を本田監督の視線を通して感じとって行くことになります。それだけの映画です。それだけの映画ですが、その淡々とした視線の向こう側にあるもの、子どもたちの生き生きとした表情の向こう側にある家族や同級生との関係、学校というシステム、岡山という土地について、観客は無意識の内に想像を膨らませることになります。前作、『モバイルハウスのつくりかた』でも見られた本田監督の作戦にまんまと乗せられることになるわけです。

 上映後のトーク、ディスカッションでは、いろんな想像を膨らませた観客からの質問が数多く飛び交いました。その質問に答えるカタチで本田監督から作品の背景が語られたわけですが、それを聞くことによって更にもう一回観たくなるという仕掛けを本田監督自身が戦略的に意識していたのかどうかはわかりません。わからないけど、結果としてそうなったように私には思えました。

 集まった児童30名の内、10人は優等生、10人は不良、10人は授業についていくのがなかなか難しい子どもたちだったという話。ある教育関係者がこのロック教室を見学に来て、「これぞ、教育だ」と語った話。学区内の地域における微妙な関係性の話…などなど、いろんな背景が子どもたちの瞳の向こう側にあったわけですが、それを作品内で語るべきか否か?については、誰も正解は出せないでしょう。ただ、そういう正解が出ない事柄をあ〜だ、こ〜だと語り合えるビデオアクト上映会という場は、とても貴重なのではないかと思いました。
(土屋 豊)

【追加情報】
『山陽西小学校ロック教室』は、今後、下記日程で上映されます。
会場は、東京・世田谷ものづくり学校。

7月26日(土) 14:00-15:15
8月22日(金) 19:30-20:45
8月23日(土) 14:00-15:15
9月26日(金) 19:30-20:45
9月27日(土) 14:00-15:15

詳細は、下記ページをご参照下さい。
http://setagaya-school.net/Event/9937/
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2014年05月29日

第69回VIDEO ACT!上映会 〜子どもたちの表現を見つめて〜

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■ 第69回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜子どもたちの表現を見つめて〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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2014年5月29日(木)19時より
『山陽西小学校ロック教室』を上映
監督:本田孝義(2013年/日本/カラ―/42分)
出演:森内ベース、パンパンの塔、山陽西小学校の児童たち

山陽西小学校ロック教室.JPG

♪ べんきょう あとまわし!
小学生が生み出す、ロック。

ビデオアクト上映会も69(ロック)回目!
今回は、ビデオアクトのスタッフでもある
本田孝義監督(『モバイルハウスのつくりかた』)の最新作を上映します。
2013年、本田監督の出身校にて、ロック教室を開講し、
そのドキュメンタリーをアーティスト・イン・レジデンス(滞在製作)した作品です。

上映後は、監督である本田孝義さんを交えて
トーク&ディスカッションを行います。

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■2014年5月29日(木)19時より
【上映作品】
『山陽西小学校ロック教室』
監督:本田孝義(2013年/日本/カラ―/42分)
出演:森内ベース、パンパンの塔、山陽西小学校の児童たち

<解説>
2013年秋、岡山県では大規模なアートイベント「廻遊―海から山から―」が開催された。
その中でアーティスト・イン・レジデンス(滞在製作)作家に選ばれた映画監督の本田孝義は
自分の母校・山陽西小学校(岡山県赤磐市)において、ロック教室を開講し、
そのドキュメンタリーを作ることにする。
ロック教室の講師は、同校の卒業生・森内ベース(パンパンの塔)。

2013年9月10日、4・5・6年生からロック教室参加希望児童30名が集まった。
アンプのスイッチを入れるところから始まり、エレキギター、エレキベースに初めて触れる
子どもたち。簡単なコードを習った後、3つの班に分かれてオリジナルの曲作りが始まった。
学校・友達・家族などを描いた歌詞に鼻歌でメロディーを付けていく。
徐々に曲になっていく班、なかなか曲にならない班。
はたして子どもたちは11月17日の山陽西小学校学習発表会でのお披露目ライブで
無事演奏することが出来るのだろうか・・。
『モバイルハウスのつくりかた』の本田孝義監督最新作。

『山陽西小学校ロック教室』アーティスト・イン・レジデンス記録


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18時30分/開場 19時/開始
上映後、本田孝義監督を交えてトーク&ディスカッションを行います。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei☆videoact.jp(☆を@に変更願います)
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2014年03月31日

【報告文】第68回 VIDEO ACT! 上映会 〜「脱原発!デモ割」「原発輸出」〜

2014年3月27日、第68回目の上映会はテーマを「脱原発!デモ割」「原発輸出」とし、『"デモ割"うまれたよ』『忍び寄る原発―福島の苦悩をベトナムに輸出するのか―』の2作品を上映した。参加者はスタッフも含め約30名だった。

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『"デモ割"うまれたよ』は、NPO法人OurPlanet‐TV(以下、アワプラ)が2012年に開催したビデオ講座から生まれた作品だ。"デモ割"とは、デモ参加者と地域の飲食店をつなぐしくみで、「デモに行ったよ!」と申告すれば、脱原発デモ賛同店が割引をしてくれるサービス。"デモ割"は東京杉並区の脱原発デモからはじまり、現在は地方へも自然派生しているという。制作者のふくしまゆみこさんは、お母さん兼勤め人。3.11の事故以降は、脱原発杉並のスタッフとして、脱原発デモを企画してきた。大手メディアがデモに関する報道をキチンと紹介してくれないことに憤り、"デモ割"を自分自身で紹介したいと思い、映像で記録し伝えたいと考え、アワプラが主催するビデオ講座に参加し、本作を作り上げた。これまで、ビデオカメラでの撮影も編集も未経験。今作が初作だという。
"デモ割"協力店の店主や利用者、企画者や新聞記者のインタビューを軸としたシンプルな作りだが、インタビューはテンポよく編集されており、楽しく運動を続けている雰囲気が伝わる作品だった。

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『忍び寄る原発―福島の苦悩をベトナムに輸出するのか―』は、中井信介さんの作品だ。中井さんの作品は、ビデオアクト上映会でも過去2度上映させていただいたことがある。3.11の事故後は、恐怖心から、すぐに四国へ避難していた中井さん。「ドキュメンタリー映像作家として情けない」と、自身のことを責めたこともあったそうだが、制作元の国際環境NGO FoE Japan(以下、FoE Japan)から、「原発をベトナムへ輸出している状況をビデオにしてくれないか」と依頼を受け、迷わず引き受けたそうだ。

世界規模の事故を起こしておきながら、他国へ原発を輸出する日本国政府の根拠が、正直なところ、私にはよく判らなかった。作品中の解説によると、カーボン・オフセットという指針にあるという。カーボン・オフセットとは、人間の経済活動や生活などを通して排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業によって直接的・間接的に吸収しようとする考え方や活動のこと。「原発で二酸化炭素を抑える」だなんて何をいまさら言っているのだろうかと思うが、日本国政府は本気みたいだから恐ろしい。

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ベトナムの原発立地予定区で行われたインタビューには「原発は怖い」「いやだ」という声がある一方、「国が決めたことだから仕方ない」「日本製の電化製品や車は素晴らしい。だから安全だと聞いている」など、ベトナム市民のさまざまな本音が語られる様子がとてもいい。映像を観ていて、ふと思った。これは、3.11の事故が起こる前の日本国内の市民の姿、そのままなのではないかと。

日本国内の市民の多くは、原発はコリゴリだと感じている。今でも原発に関するデモや集会は粘り強く、あちこちで続いている。けれども日本政府は国内の原発再稼働に躍起になっているし、他国へ原発を輸出したくてたまらない。この期に及んでもなおカネ儲けに走る、心を侵された人々の愚行に気が滅入る。だが、絶望していてはもったいない。『忍び寄る原発』は、ベトナム語字幕版DVDも制作されたという。本作には福島の様子も取材されているので、ベトナムの地で正確な情報が広がっていくことに希望を感じる。

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上映後のトーク&ディスカッション。本作の監修をおこなったFoE Japanスタッフの満田夏花さんは「ベトナムでは、原発に関する正確な情報が届いていない。議論もされていない」と話した。情報と議論。運動を続けるために大切なものとは何かを、改めて思い起こさせてくれる上映会だった。

報告文:土屋トカチ

『忍び寄る原発―福島の苦悩をベトナムに輸出するのか―』のDVDは、以下で発売中です。
FoE Japanのサイト ドキュメンタリー「忍び寄る原発―福島の苦悩をベトナムに輸出するのか―」


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2014年03月27日

第68回 VIDEO ACT! 上映会 〜「脱原発!デモ割」「原発輸出」〜

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■ 第68回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜「脱原発!デモ割」「原発輸出」〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2014年3月27日(木)19時より

スクリーンショット 2014-02-05 0.53.26.png

【上映作品】
◆『“デモ割”うまれたよ』
制作:ふくしまゆみこ+仲間たち  (2013年/日本/カラー/18分)
◆『忍び寄る原発―福島の苦悩をベトナムに輸出するのか―』
監督:中井信介 制作:国際環境NGO FoE Japan (2012年/日本/カラー/33分)

「3.11」から、早3年。市民による地域社会でのつながりを深める実践策「デモ割」の誕生秘話と広がりを描いた『“デモ割”うまれたよ』、(制作:ふくしまゆみこ+仲間たち)と、原発事故以降も原発輸出が推進されているベトナムと福島の現状を描いた 『忍び寄る原発―福島の苦悩をベトナムに輸出するのか―』(監督:中井信介)の2本を上映する。
上映後は、制作者・関係者を交えてトーク&ディスカッションを行います。

【上映作品】
◆『“デモ割”うまれたよ』
制作:ふくしまゆみこ+仲間たち  (2013年/日本/カラー/18分)
企画:ふくしまゆみこ 取材・撮影:小山名保子・ふくしまゆみこ・中村千恵 特別編集協力:工藤武宏
出演:脱原発杉並、脱原発中野も、デモ割賛同店のみなさん 音楽:annasekai

2013年「地方の時代」映画祭 市民・学生・自治体部門 優秀賞受賞作品
OurPlanet‐TV2012年秋季卒業生制作作品

<解説>
"デモ割"は2012年杉並市民の脱原発デモから始まったデモ参加者と地域のお店をつなぐしくみ。
「デモに行ったよ」の申告で、地域の脱原発デモに賛同するお店が割引をしてくれる。「脱原発アピ
ール 地域経済効果」と東京新聞一面トップにも大きく掲載。その「デモ割」誕生秘話や仕掛人のジ
モトを愛する思い、賛同店の思い、記者への逆インタビュー、他地域への広がりなど、デモに行った
ことがない人にも観てほしい作品。

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◆『忍び寄る原発―福島の苦悩をベトナムに輸出するのか―』
監督:中井信介 制作:国際環境NGO FoE Japan (2012年/日本/カラー/33分)
監修:満田夏花 プロデューサー:柳井真結子
撮影・編集:中井信介

<解説>
福島事故による汚染は今も拡大し続けているが、日本政府は海外への原発技術の輸出を
推進している。ベトナムの原発建設計画が進行している地域で住民の声、また、福島の現
状と住民の声をドキュメンタリーを通じて伝える。



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18時30分/開場 19時/開始
上映後、制作者・関係者を交えてトーク&ディスカッションを行います。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171) 地図
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei(at)videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2014年01月30日

【報告文】第67回 VIDEO ACT! 上映会 〜秘密保護法とソックリ!?軍機保護法〜

報告文:小林アツシ

2014年1月29日、第67回の上映会は「秘密保護法とソックリ!?軍機保護法」と題した上映会を行いました。

参加人数はスタッフも含めて32人で、多いとは言えない人数ですが、あまり宣伝力のないビデオアクトが地味に続けている上映会としては集まったほうです。

すでに成立してしまった「秘密保護法」。問題発言で物議を醸しているNHK会長によると「通っちゃったんで、言ってもしょうがないのでは?」とのことですが( http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014012602000107.html )、この法律が成立してしまったことに危機意識を持っている人は今も多いのでしょう。
今回、トークのゲストで参加された白石孝さんのお話にもありましたが、1年以内に施行されるという状況のなか「秘密法に反対する全国ネットワーク」には、1月29日現在で全国34団体が参加を表明しているそうです。
( http://www.himituho.com/ )

「秘密法(特定秘密の保護に関する法律)」は昨年12月6日に国会で成立しました。前日の5日、参議院特別委員会で自民党の石井浩郎議員が突然、審議を打ち切る同義を提出し強行採決されたことになっていますが、採決されたと言えるような状態ではありませんでした。( 動画→ http://www.dailymotion.com/video/x181uxq_%E7%89%B9%E5%AE%9A%E7%A7%98%E5%AF%86%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%B3%95%E3%81%8C%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2-%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E3%81%A7%E5%BC%B7%E8%A1%8C%E6%8E%A1%E6%B1%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%9E%AC%E9%96%93_news )

上映会のチラシ

今回、上映したのはビデオプレス制作の『レーン・宮沢事件−もうひとつの12月8日』という1993年に制作された作品です。

1985年に「国家機密法案(スパイ防止法案)」が提出され、昨年の「秘密保護法」と同様に多くの人が反対し、その時は廃案になりました。そうした反対運動の余波があり、「こんな法律ができたら、たいへんな世の中にある」という思いから、この作品が創られたそうです。

これらの法律のなかでも特に有名なのは「治安維持法」です。ビデオプレスでは治安維持法によって捕まり拷問を受けた「横浜事件」を題材にした作品を1990年に創っており、その実績を評価されて『レーン・宮沢事件−もうひとつの12月8日』の制作依頼を受けました。

『レーン・宮沢事件−もうひとつの12月8日』は「軍機保護法」による事件を取り上げています。
「軍機保護法」は1937年にできた法律で、軍事機密を探ったり、集めたり、漏らしたりすると処罰される法律です。
しかし、この「レーン・宮沢事件」では、旅行中に見かけた海軍の飛行場のことを親しかった英語教師に話しただけで、話した方も話を聞いた方も捕まっています。しかも、その飛行場はすでによく知られた飛行場でした。

制作したビデオプレスの代表でプロデューサーの松原さんによると「治安維持法で共産党員はほとんど捕まえてしまい、捕まえる人がいなくなった特高が言論人や外国人を捕まえ始め、さらには一般人まで捕まえて、捕まえる際のでっちあげ性が高まった」そうです。

警察組織は仕事をする必要が無くなるとリストラされてしまう恐れがありますから、組織を維持するためにも逮捕する対象が必要になります。いまの公安がデモに参加している人たちの写真を無断で撮りまくっているのも「政府のやることに反対している連中がこんなにいる」という報告書を作って予算を確保するためではないかと思います。

飛行場のことを話して捕まった宮沢さんは酷い拷問を受け、終戦後に釈放されたものの獄中で患った結核により亡くなり、話を聞いたレーンさんとの親しかった関係も、この事件をきっかけに引き裂かれていったそうです。

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ここで突然、個人的な話をさせていただくと、「国家機密法案」が問題視されていた1985年、私は「新宿LOFT」というライヴハウスで行われた「国家機密法大反対ギグ」というイベントに行きました。そこではパンクバンドなどのライヴに加えて映画監督の原一男さんが対談に出ていて、参加する人はあらかじめ原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』を観ておくようにということになっていました。

原一男監督の映画『ゆきゆきて、神軍』を観た私は、かなりの衝撃を受け、その後、自分の仕事での映像創りにもドキュメンタリーの手法を入れるようになりました。

実は、その後、ビデオプレスの仕事で1999年に『盗聴法はゴミ箱へ』という映像作品を創らせていただいています。

そういう意味では、この『レーン・宮沢事件−もうひとつの12月8日』を監督した秋元健一さんは私の先輩にあたります。秋元さんとは、以前「民衆のメディア連絡会」のメーリングリスト(PMN-ML)でやりとりさせていただいたことがあります。
一度、お会いしたいと思っていましたが、今回は連絡が取れなかったそうで残念です。

当時の北海道新聞の記事

今回の上映会では、1993年の制作当時、北海道新聞に掲載された記事のコピーが配布されました。20年以上も前の新聞記事をしっかり保存しているあたり、さすがビデオプレスだと思いましたが、この記事がなかなか興味深かったです。
写真に写っているのはディレクター(監督)、カメラマン、音声マンの三人のスタッフで、大型のカメラにがっしりとした三脚を付けて撮影しています。機材の小型化もあり、自主制作のドキュメンタリー作品では、ほとんどこうした体制は無くなってしまいました。
複数のスタッフでの撮影体制にはメリットもデメリットもありますが、現在のように小型カメラで一人でちょこちょこ撮るのが普通になっている状況では、以前のような撮影体制の良さも再評価し、時と場合によっては複数体制も考えてみる必要はあると思います。
この作品は、アメリカ、イタリア、北海道のロケを敢行しているのも凄いです。そうとう重い機材を持って行って苦労したそうですが、苦労した創ったことが、作品の重みにも反映しているのではと感じました。

『レーン・宮沢事件−もうひとつの12月8日』のDVDは、以下で発売中で、上映会等の相談にも応じるとのことです。
http://vpress.la.coocan.jp/miyazawa.html
 
posted by VIDEO ACT! スタッフ at 16:39| VIDEO ACT! 主催 上映会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする