2012年12月25日

【YouTube公開】第62回ビデオアクト上映会『何が災害弱者をつくるのか―3.11から見えたこと』上映後トーク〈前〉

 11月29日に開催した第62回ビデオアクト上映会『何が災害弱者をつくるのか―3.11から見えたこと』の上映後に行われた監督トークの模様の前半を公開いたします。

イベント概要

 司会はビデオアクトスタッフの本田孝義監督。出演は『音のない3.11』の今村彩子監督、『震災から1年被災地いわきからのメッセージ』の島田暁監督です。



 質疑応答の場面は、こちらの記事で公開しています。ぜひ引き続きご覧ください。

今村彩子監督『珈琲とエンピツ』公式ページ

島田暁監督のブログ『フツーに生きてるGAYの日常』



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2012年12月12日

上映会の記事

11月29日に開催した、「第62回ビデオアクト上映会〜何が災害弱者をつくるのか―3.11から見えたこと〜」http://videoact.seesaa.net/article/297940955.html
に関して、現在発売中の週刊金曜日メディア欄にフリーライターの岩本太郎 @iwamototaro さんが記事を書いています。ぜひ、読んでみてください。
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2012年11月29日

第62回ビデオアクト上映会〜何が災害弱者をつくるのか―3.11から見えたこと〜

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■ 第62回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜何が災害弱者をつくるのか―3.11から見えたこと〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2012年11月29日(木)19時より

家の前に立つ信子さん.jpg

3.11以降、マスメディアでは被災地の情報が全国に流れた。
被災者の誰もが厳しい状況下で、ろう者や性同一性障害者には
どのような困難が起こっていたのだろうか。
性同一性障害、ろう者の被災者を取材した2本を上映し、
何が災害弱者をつくるのかを考える。

■上映2作品
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◆『音のない3.11 〜 被災地にろう者もいた 〜』(2012年/23分)
制作・著作/CS放送「目で聴くテレビ」
企画・撮影・編集/今村彩子、MA/渋川和憲

信子さんインタビュー避難所で.jpg

<解説>
東日本大震災が起きた日から毎日のようにテレビや新聞で
被災地の情報が全国に流れた。しかし、東北にいる聞こえない人たちの情報はほとんどない。
被災ろう者の状況を取材するために大震災から11日後に宮城を訪れた。
そこで菊地さん夫婦に出会う。菊地さんは津波で家を流されたが、
地元の人に津波警報があることを教えてもらい、一緒に避難したために命は助かった。
取材中に私も震度6の余震を経験し、情報が得られない恐怖を感じた。
命と安全に関わる情報に格差があってはならない。
菊地さん達、被災ろう者の1年間を取材したドキュメンタリー。
『珈琲とエンピツ』の今村彩子監督最新作。

信子さん家の場所.jpg

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◆『震災から1年 被災地 いわきからのメッセージ』(2012年/18分)
製作/山本 蘭
監督・撮影・編集・インタビュー/島田 暁
出演/gid.jp南東北支部のみなさん
ナレーション/山本ひとみ

201204082048173e7.jpg

<解説>
2011年の3月11日以降、津波による甚大な被害と福島第一原子力発電所の
事故により、大混乱に陥った福島県いわき市。
同市を拠点に活動を続ける「gid.jp-日本性同一性障害と共に生きる人々の会」
南東北支部の人々が直面する現実を、交流会やインタビュー取材を通して記録。
GID(性同一性障害)学会第14回研究大会で参考上映。
長編製作に向け撮影続行中。
『しみじみと歩いてる』島田暁監督最新作。

IwakiMovie.jpg

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18時30分 開場
19時   開始
上映後、監督の今村彩子さん、島田暁さんを交えての
トーク&ディスカッション有り。
*上映作品は日本語字幕付。トーク&ディスカッションは手話通訳付。
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
(電話:045-228-7996 FAX:045-228-7976 [ローポジション気付] )


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『音のない3.11』予告編



11月29日(木)19:00〜
第62回 VIDEO ACT! 上映会 ■〜何が災害弱者をつくるのか―3.11から見えたこと
で上映する、今村彩子監督の『音のない3.11』の予告編です。
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2012年11月04日

次回のビデオアクト上映会の作者、今村彩子さんがNHKに出演。

本日(4日)、NHKのEテレで19時30分からの「ろうを生きる『震災を撮り続ける』」という番組に、、次回のビデオアクト上映会で上映する作品の作者、今村彩子さんが出演するようです。再放送は11月9日 11時45分から。

NHK番組サイト
http://www.nhk.or.jp/fukushi/chokaku/backnumber/2012/06/0617.html

今村彩子さんの作品に加え、島田 暁さんの作品との2本立てで行なう、次回のビデオアクト上映会は、11月29日(木)19時からです。
http://videoact.seesaa.net/article/297940955.html
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2012年10月27日

第61回 VIDEO ACT! 上映会 〜3.11避難民・福島県双葉町〜 報告文

第61回ビデオアクト上映会は『原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録』という作品を上映した。

東日本大震災、そして原発事故に関する映像作品は、テレビ・映画・自主制作の作品など、膨大な量の作品が創られていると思う。あまりに多すぎてそのすべてを観るのは、ほぼ不可能だろう。

そんな中でもこの『原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録』は、ぜひ観てほしい作品だ。

『原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録』

福島第1原発の一部が町の中にあり、経済的にも原発に依存してきた福島県双葉町。原発事故が起こって、町役場の機能も住民の人たちも埼玉県の元高校の校舎に移ってきた。町ごと移転してきたという事実だけでもその重大さには驚く。避難所となった旧騎西高校を中心に起きる出来事や、避難している人たちの言葉には、さまざまな要素が重層的にからみあい、このドキュメンタリー作品を観る者は深く考えざるを得ない。

この作品を制作した堀切さとみさんは、市民メディアセンターMediR(メディアール)で映像制作を学んだ。そうして創った作品『神の舞う島』は、当時、上関原発の建設に島の多くの人が反対していた山口県上関町祝島の人たちを取材した作品だった。
http://videoact.seesaa.net/article/132635007.html

原発に反対している人たちを震災の前から取材していたぐらいだから、堀切さんは原発には反対という意見を持っている人だ。
そんな堀切さんだが、避難所を訪れた時は、自分の主義主張はとりあえず置いておいて、ビデオカメラも持たずに、被災した人たちの話をひたすら聞いたという。避難所で厳しい生活を送っている人たちを気遣っていたのが作品からもよくわかる。
だからこそ、撮影を始めてからも「(雇用をはじめ経済的な恩恵を被ってきた)原発には感謝してる。だけど……」というような生々しい声が撮れたのだと思う。

『原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録』

ここで、まったく同じ避難所で撮影された別のドキュメンタリーも紹介しておこう。『フタバから遠く離れて』という作品だ。劇場公開しているのでご覧になった方も多いと思う。こちらは、さすがに「プロ」が創った作品で映像も構成もしっかりしている優れた作品だ。監督の舩橋淳さんによると、いろいろな立場の人に(つまり原発を続けようとしている人達にも)観てもらいたかったので、自分の主張は抑えて事実だけを伝えるようにしたそうだ。(ただ、原発のある自治体と国などとの会合で大臣が二人続けて挨拶だけして退席するシーンを入れるなど、監督の意図は充分わかってしまうのだが。)

堀切さんの作品は、ナレーションなどで声高に言っているわけではないが、制作者自身の立ち位置が明確に出ている。私には、そのぶん潔さを感じる。「公正中立」を標榜するマスメディアや、あえて自分の主張を抑える事で観客を動員する必要がある商業映画と違い、自主制作の映像作品は、監督がどういう立場で創ったのかが明確に出るのが魅力ともいえるだろう。

避難した人たちへの補償の問題で話を聞いてる時に、避難した人が「堀切さんは、私たちがもっとがんばって要求したほうがいいと思うだろうけど、私たちはもう疲れてる」という趣旨の事を言っていた。
このシーンなどは、取材者の立ち位置がわかり、それを取材される側が理解したうえで信頼関係が築かれている事が明確に現れていると思う。

1年以上に及ぶ取材により、新しい暮らしの場をなんとか得て避難所から出ていく人たちと、そのまま避難所に残る人たちとが描かれる。こうした避難所では、経済力があるなど条件が整った人たちは次第に出ていくが、残されるのは年老いた人たちや体の弱い人たちになってしまう。この作品には、それもよく現われていると思う。

少し苦言を言わせていただくと、今回の上映バージョンでは、双葉町の井戸川町長へのインタビューが長すぎた。前回、上映した時には上映時間の制限があったので「まずは避難している人たちの声を優先しよう」と思って、町長へのインタビューは入れなかったそうだ。堀切さん自身にその時のフラストレーションがあったのか、今回上映したバージョンは町長へのインタビューがものすごく長く入っていた。

たしかに、「ふるさとを捨てる気か」とバッシングされる事も覚悟で、町の子供たちを放射線から守ろうとして、集団で避難する事を決断した町長の決断は重い。町長に反発している人たちが多いいわき市の仮設住宅で上映した時には、町長が登場するシーンでブーイングもあったが、うなずいて町長の話を聞いてる人もいたという。

自主制作の作品は、作者がどんなに好き勝手に創ってもいいと思う。ただ、もちろん自主制作の作品でも多くの人に観てもらったほうがいい。特に社会的な問題を取り上げ、人々に伝えたい事があるのならば、なおさらだ。多くの人たちに観てもらうためにも、町長へのインタビューはもっと短く編集したほうがいいし、そのほうが結果的に言いたい事が伝わる作品になると思う。

その後、双葉町は役場が福島県いわき市に移転する事になったという。旧騎西高校の避難所は存続するらしいが、体の弱い人などにとってはこれまでよりもたいへんな暮らしになってしまう可能性も感じる。

堀切さとみさんも、『フタバから遠く離れて』の舩橋監督も、双葉町の人たちを撮り続けているそうだ。次の作品にも期待したい。そして、ぜひ、両方の作品が多くの人たちに観てもらえればと思う。

(報告:小林アツシ)

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上映後の堀切さとみさんのトークは、以下でご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=sOjJLVHSQXw

11月17日には、さいたま新都心で『原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録』の上映会と堀切さとみさん、映画出演者(予定)のトークが行なわれます。
http://videoact.seesaa.net/article/297635294.html

次回のビデオアクト上映会は「〜何が災害弱者をつくるのか―3.11から見えたこと〜」と題して、ろう者や性同一性障害者の人たちにとって、震災とその後がいかにたいへんだったのかを取り上げた作品を上映します。
http://videoact.seesaa.net/article/297940955.html

3.11は原発事故の事ばかりが強調され、震災の被害やその後の状況については忘れられがちだと感じています。
次回の上映作品も、ぜひ、ご覧ください。

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2012年10月01日

第61回 VIDEO ACT! 上映会 監督の堀切さとみさんのトークショー

先日、9月26日に行った、“第61回 VIDEO ACT! 上映会 ■〜3.11避難民・福島県双葉町”で上映された
『原発の町を追われて 〜避難民・双葉町の記録』監督の堀切さとみさんのトークショーの様子を公開しましたのでご覧ください。

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2012年09月26日

第61回 VIDEO ACT! 上映会 〜3.11避難民・福島県双葉町〜

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■ 第61回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜3.11避難民・福島県双葉町〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2012年9月26日(水)19時より
012.JPG

「福島だけで たくさんだから・・・。」
3.11原発事故以降、廃校になった埼玉県旧騎西高等学校へ避難してきた
福島県双葉町の住民たちの声、それぞれの生活を取材した。

7月28日開催の第6回レイバー映画祭で初上映された話題作を
新編集ヴァージョンで上映する。

kazo 834.JPG

■上映作品
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◆『原発の町を追われて 〜避難民・双葉町の記録』(2012年/50分〔予定〕)
撮影:堀切さとみ 西中誠一郎 井口みどり
制作・編集・ナレーション:堀切さとみ
出演:田中信一 渡部翠峰 堀井五郎 鵜沼友恵 小池信一 井戸川克隆

◆解説
福島第一原発のおひざもとにあり、
3・11直後、全世帯が避難勧告を受けた双葉町。
町は役場機能を埼玉県加須市に移し、
今も数百人が廃校になった高校を拠点に避難生活を送っている。
ふるさとを追われて一年。
原発と共に暮らしてきた双葉町の人たちは、今なにを思うのか。
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001.JPG

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18時30分/開場 19時/開始
上映後、制作者の堀切さとみさんを交えての
トーク&ディスカッション有り。

終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
(045-228-7996 [ローポジション気付] )

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2012年08月02日

第60回VIDEO ACT!上映会〜棄てられた在朝被曝者〜 報告文

 去る7月24日、第60回となるVIDEO ACT!の上映会は「棄てられた在朝被曝者」と題
して、『ヒロシマ・ピョンヤン』(監督・伊藤孝司)を上映した。本作は3年前の作品だが、
この作品を上映しようと思ったのは、次の3つの事をあらためて問いなおしてみたかった
からだ。一つは、主人公のリ・ゲソンさんは3歳の時に広島で入市被曝(原爆が落ちた時
は広島市内にいなかったが12日後広島市に入ったことによって被曝した)した方であると
いうこと。すなわち、今、福島での原発事故により懸念されている内部被曝の問題は、1945
年8月6日の原爆投下によっても発生していたことを知る必要があると思ったのだ。だか
ら、8月6日前の上映会で上映したかった。もちろん、日本と朝鮮民主主義人民共和国(以
下、北朝鮮)との関係を考えることも大切だ。こうした考えがなかなかうまく伝わらなか
ったようで、上映会参加者は約20人と、少しさびしい気がした。遠方から伊藤監督に来て
いただきながら、残念だった。
 映画は写真家でもある伊藤監督が撮られた数々の北朝鮮の人々の姿から始まり、主人公
のリ・ゲソンさんの紹介に移っていく。なぜ、彼女が被曝したのか、なぜ、彼女が北朝鮮
に渡ったのかが、当時おかれていた朝鮮人の境遇を丁寧に説明することで分かってくる。
原爆投下の悲劇は数多く語られているけれど、そこで朝鮮人も被曝したことはほとんど語
られていない。そのことをあらためて思う。また、とても複雑な思いがするのは、リ・ゲ
ソンさんが自分が被爆者であることを知ったのは、57年後、2002年のことだった。あまり
にも体調が悪いリ・ゲソンさんを見て、訪朝した母親が事実を打ち明けたのだった。なぜ、
母親は黙っていたのか。被爆者であることが知れると娘や孫が差別される、と思ってきた
のだった。
 日朝関係が悪化すると、マンギョンボン号の往来が禁止され、北朝鮮に一人で渡ったリ・
ゲソンさんは母親と会うことが出来なくなってしまった。母親に向けて切々と心情を語る
ラストシーンは圧巻だ。一方、「世界のどこにいても被爆者は被爆者である」という人道的
な見地から、医療支援に取り組む人たちもいる。私たちはこの視点を忘れるべきではない
だろう。
 上映後の質疑応答で、思わぬ発言があった。本作の主人公の親族が見に来ていたのだっ
た。その人はこの映画のことを知らず、たまたまチラシを手にとってびっくりした、との
こと。そして周りの方にこの映画の事を話したら、「やらせではないか」と言われたそうだ。
だが、この日、映画を見て「これは本当の話だ」と思ったのだそうだ。上映会ではこうい
う出会いがあるから嬉しい。そして、私は『ヒロシマ・ピョンヤン』はもっともっと広く
見られていくべき作品だということを確信した。
(報告:本田孝義)

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2012年07月24日

第60回VIDEO ACT! 上映会 〜棄てられた在朝被爆者〜

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■ 第60回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜棄てられた在朝被爆者〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2012年7月24日(火)18時45分より (いつもより早めのスタートです)

『ヒロシマ・ピョンヤン』予告編


広島への原爆投下から59年目に、自らの被爆を知った平壌の娘。
広島の母から被爆した時のことを聞きたい。そして被爆の証が欲しい!
映画は、誰も予想しなかった結末で終わる。

genbakudome3.jpg

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■上映作品
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◆『ヒロシマ・ピョンヤン 〜棄てられた被爆者〜』(2009年/90分)
企画・構成・撮影・監督 伊藤孝司
監修:李実根/朗読:新屋英子/音楽:河弘哲
編集:土屋トカチ 小林アツシ
制作・配給:ヒロシマ・ピョンヤン制作委員会

◆あらすじ
朝鮮民主主義人民共和国の首都・平壌で暮らすリ・ゲソンさんは、
1945年当時、アメリカ軍による原爆投下から12日目の広島市内で
残留放射能に被爆した。
そして、日本が敗戦して65年を迎えた2010年、
同じように被爆した人々が被爆者健康手帳を取得しているのに、
なぜ自分は対象にならないのかリ・ゲソンさんは日本政府に問う。
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medicalexamination1.jpg

18時15分 開場 
18時45分 開始 (いつもより早めのスタートです)
上映後、監督の伊藤孝司さんを交えての
トーク&ディスカッション有り。
終了予定時刻 20時50分

『ヒロシマ・ピョンヤン』ウェブサイト

■映画へのコメント
1945年8月17日広島へ入市した際に
残留放射能で被爆した在朝の李桂先さんを追う、圧巻の記録映画。
進行する健康悪化。国家の論理によって取得出来ない被爆者健康手帳…。
会えないオモニに語りかける長回しが胸を打つ。
中川敬(ミュージシャン/ソウル・フラワー・ユニオン)

「忘れられた被爆者」。
映画に登場するこの言葉がすべてを語っているだろう。
日朝関係に振り回されるケソンさんだが、
しかし、彼女とその夫の静かな幸せぶりがやけに印象に残ってもいる。
雨宮処凛 (作家)

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■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
(045-228-7996 [ローポジション気付] )
jyouei@videoact.jp

★上映作品・スタッフ募集中!
http://www.videoact.jp

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2012年06月19日

第59回ビデオアクト上映会〜破壊される先住民族の権利〜報告文

上映作品
「森の慟哭」 監督:中井信介


 5月29日、59回目のビデオアクト上映会がいつもの会場、東京ボランティア市民活動センターで行われた。上映作品は、中井信介監督の『森の慟哭』。マレーシアのサラワク州におけるアブラヤシのプランテーション開発の問題点を丁寧に浮き彫りにして行く秀作だ。

 観ていて印象に残ったのは、対照的なふたつの言葉だ。ひとつは、開発に反対するダタビラ村の村長の言葉。「土地は命。この森は私たちの銀行なのです」。もうひとつは、日本の開発業者の言葉。「彼らに持続可能な森林経営を理解させるのは大変だ」。村長は、森から生きていく為の糧を頂きながら、伝統的な智恵を使って森と共存してきた。開発業者は、森を経営対象とみなし、コントロールしようとする。私は、両者の違いを善悪で判断しようとは思わない。しかし、グローバリズムは、多様な生き方の選択を不可能にし、世界を一色で塗りつぶす。作品を観ながら、そんなことを考えさせらた。

 上映後は、監督の中井信介さんと彼の取材をコーディネートしたフォトジャーナリストの峠隆一さんを交えてのトーク&ディスカッションがあった。中井さんは、80年代後半、ネイティブの暮らしに憧れ、何度かサラワクを訪れたことがあったという。当時は、森林伐採が問題とされていたが、プランテーション開発はなかった。しかし、近年の開発の酷さを知り、取材してテレビ番組の企画として持ち込んだが「視聴率が取れない」という理由で断られたという話をして下さった。峠さんは、サラワクに20年以上通っているというツワモノで、80年代後半の森林伐採問題の時、マスコミはブームは作っただけだったと語った。

 お二人の話を聞いていたら、「経営する」という感覚とは全く違った森との共存のイメージが伝わってきた。中井さんは、「サラワクの人々は、楽しんで生きるのが上手」と言った。峠さんは、「サラワクには、”福祉”、”ボランティア”という言葉がない」と教えてくれた。困っている人を無償で助けるのは、ごく自然な振る舞いだからだ。

 私の実家は群馬の兼業農家だ。かつて、お袋に今までで一番旨かった食い物は何かと尋ねたことがある。お袋は、「真夏の野良仕事の最中にもいで喰ったトマト」と答えた。「いやいや、お母さん、スタバの何とかコーヒーの旨いよ」と諭したとしても、「おら、やだ」と一蹴されるだろう。豊かさは一色ではないことを、今回の上映会で再認識させてもらった。
(報告:土屋 豊)
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2012年05月29日

第59回 VIDEO ACT! 上映会 〜破壊される先住民族の権利〜

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■ 第59回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜破壊される先住民族の権利〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
■協力団体:国際環境NGO FoE Japan
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■2012年5月29日(火)19時より

私は聞きたい。
もしも私があなたの街の銀行を破壊したら、
何が起こるでしょう?
それは私たちの現状と同じです。
森は私たちの銀行なのです。 
(ダタビラ村 村長の言葉)

『森の慟哭』予告編


■上映作品
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◆『森の慟哭』(2010年/45分)
監督:中井信介
制作:国際環境NGO FoE Japan

マレーシアのサラワク州には、先祖代々の智恵と伝統を受けつぎ、
森の恵みに頼って暮らしてきた人々がいます。
その森からは、かつて世界中に木材が輸出され、
森林は急速に後退しました。
残された二次林も今、次々と
アブラヤシ・プランテーションの海に飲み込まれています。
開発は、森とともに生活する先住民族の権利を軽視した形で進められ、
先住民族と政府・企業の間の係争も数多く起きています。
そして日本は、昔も今もサラワクの木材の最大顧客です。
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DSCN1803s.jpg

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18時30分 開場
19時00分 開始
上映後、監督の監督の中井信介さん、
フォトジャーナリストの峠隆一さんを交えての
トーク&ディスカッション有り。
(当初、登壇を予定されておりました、プロデューサーの三柴淳一さんは
ご都合により欠席となりました。ご了承ください。)


終了予定時刻 20時50分

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■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
(045-228-7996 [ローポジション気付] )
jyouei@videoact.jp

★上映作品・スタッフ募集中!
http://www.videoact.jp
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2012年03月28日

VIDEO ACT! 『しみじみと歩いてる』上映後/島田暁トーク



2012年3月16日に行われた、■第58回 VIDEO ACT! 上映会■〜性的マイノリティの現状〜 『しみじみと歩いてる』上映後の監督・島田暁さんのトークをご本人が撮影した映像です。



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2012年03月07日

第58回 VIDEO ACT! 上映会 〜性的マイノリティの現状〜 報告文

 3月6日の第58回VIDEO ACT!の上映会では『しみじみと歩いてる』(2010年/島田暁
監督)を上映した。参加者は約25名。上映後には監督の島田さんを交えたディスカッショ
ンを行った。
 本作の監督・島田暁さんはゲイであることをカミングアウトし、ブログやツイッターで
も日々思ったことを綴っている。映画は2006年の関西レインボーパレードで出会ったレズ
ビアン、ゲイ、トランスジェンダーの人々を描いていく。特に後半は、トランスジェンダ
ーの黒田綾さんの悩み、葛藤が中心となる。
 ひとくくりに「性的マイノリティー」と言っても、映画に出てくる人たちが経験してき
たことは様々だ。だから、ジェンダーについて普段あまり考えたことがない人にとっては、
少々分かりにくい映画かもしれない。監督の島田さんは上映後のトークの中で、ラベリン
グを最小限にしたかったので、あえて観客に混乱を招く編集をした、と語っていた。その
成否については、本人も上映会を重ねながら確かめている様子だった。確かに、この映画
に「解説」を期待すると期待は裏切られるであろう。会場からもそうした声があった。だ
が同時に当事者たちの声に耳を傾けていく中で、見ているこちらも、ジェンダーについて
色々な事を考えるようになってくるはずだ。
 映画の中で、黒田綾さんはお兄さんに会う。(直接会っているシーンはない。)女性にな
ろうとしている綾さんを兄は全く理解できず、怒りにも似た感情があることが分かる。し
かし、もう一度兄に向かい合うことで、その兄が「分からない」ことが綾さんにはよく分
かり、そのことがよかった、と語る。この時の安堵の表情が印象的だ。
 分からないことを分かったようにして語ることは簡単かもしれない。けれども、分から
なくても向き合うことの方がもっと大切なことかもしれない。
 島田さんがトークで語っていたところによると、性的マイノリティーの当事者とそうで
はない人では感想が違うそうだ。当事者の方は映画で語られる社会の構造の部分に反応す
ることが多いらしい。私は当事者ではないのだが、上映後の打ち上げで島田さんが「ジェ
ンダーにもグラデーションがあるんです」と語っていたことがとても印象に残っている。
異性愛者と思っている人の中にも揺らぎはあるし、社会的に強制される「男性性」「女性性」
に窮屈さを感じている人もいる。本作はそういうグラデーションに気付くきっかけにもな
るだろう。
 映画のラスト近く、再びレインボーパレードを歩く黒田綾さんが「しみじみと歩いてる」
と呟く。その「しみじみ」に込められた思いが忘れがたい余韻を残す映画だった。

報告:本田孝義
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2012年03月06日

第58回 VIDEO ACT! 上映会 〜性的マイノリティの現状〜

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■ 第58回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜性的マイノリティの現状〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2012年3月6日(火)19時より

大阪の御堂筋を性的マイノリティとその友人たちが歩く
『関西レインボーパレード』。
そこで出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、
FtMトランスジェンダー、それぞれの日常生活、それぞれの違い、
家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤や喜び。
ゲイである監督が日本の性的マイノリティの現状に迫っていくドキュメンタリー。
第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル奨励賞受賞。

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■上映作品
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◆『しみじみと歩いてる』(2010年/68分)
監督:島田暁

地方に住む同性愛者の思いやパレードに対する思い。
そして性自認が揺らいだり、越境する際の障害の複雑な心をじっくりと見つめていく。
歳をとってから女性として生きることを決めた男性の迷いや
性が揺らぐことの不安定さを、ゲイ青年である監督が当事者の観点で伝える。
「性」とは何か?一生懸命、いまを生きる性的マイノリティたちの人生の複雑さが、
見るものに深く問いかける。

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18時30分 開場
19時00分 開始
上映後、島田暁さんを交えて
トーク&ディスカッション有り。

終了予定時刻 20時50分

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■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
(045-228-7996 [ローポジション気付] )
jyouei@videoact.jp

★上映作品・スタッフ募集中!
http://www.videoact.jp

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2012年03月05日

第57回 VIDEO ACT!上映会 〜東日本大震災、命を救う人々〜 報告文

2011年3月11日に起きた東日本大震災が起きた瞬間から現在に至るまで、プロ・アマ問わず多くの人たちによって映像が記録されている。公開されているいないに限らず、その多くはその時にしか撮れない貴重な映像である事は間違いない。そのなかにはドキュメンタリーという形で作品化された映像もいくつかある。(いちおう明らかにしておくと、私は映像制作者の一人であるが、今回は何も撮っていない。)

12月13日に行われたビデオアクト上映会では、ふたつの作品が上映された。両方とも震災後のたいへんな状況の中で「弱者」に焦点をあてた作品だ。


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「動物たちの大震災−生きてきた、150日の日々−」

宍戸大裕さんは、震災直後、自宅を失った人にビデオカメラを片手に話しかけ、答えてもらったとたんに思わずカメラを落としてしまったという。撮っていいのだろうか、話しかけていいのだろうか、という葛藤があったのだろう。

そんな宍戸さんが撮り続けているのが、震災後の動物たちとそれを支える人たちの活動だ。放置されている動物たち、ペットを無くしてしまった人、生き別れてしまったけれども会うことができた人、奮闘する動物愛護の人たち、それぞれを丹念に追いかけている。

印象的だったのは、意外にあっけらかんと震災時の事を話していた人だ。私も2009年に洪水の被害に遭った人たちを数ヶ月後に取材した事があるが、意外にあっけらかんと、むしろ「こんなに凄い事になったんだ」と当時を懐かしむように話してくれる人がいた。人はたいへんな被害に遭っても、それを第三者に話す事で自らの経験を対象化する事ができる。宍戸さんの映像には、そんなふうにあっけらかんと話す人や、そんな人がちょっとだけほろっとする場面も記録されている。

ちょっと思った事がある。動物を救おうとしている人たちや、ペットに久しぶりに会えて喜んでいる人たちは、活き活きと描かれているけれども、そもそも人間がたいへんな時になぜ動物なんだろうという疑問が沸いてくるのだ。上映会に参加した人のアンケートにも同様の意見があった。宍戸さん自身、動物が好きなようなので、違和感は感じないで創っているのだと思う。しかし、動物にそれほど意識が向かわない人にとっては「なんで動物ばっかり助けるんだ」「なんで動物や動物に関わる人だけを撮るんだ」という感覚を持つ人もいるだろう。そうした疑問に対して動物を助けている人たちの答えを聞いたり、あるいは作品を創っている自分自身に問いかける必要があるのではないだろうか。

宍戸さんは、今後も撮影を続けて大きな作品を創り上げようとしているという。ぜひ、多くの人の心に響く作品を期待したい。


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『子どもたちを放射能から守れ 福島のたたかい』

湯本雅典さんは、元小学校の教員をしていた。子どもが好きな湯本さんは、原発事故が起きて、なんとかして子どもたちを守りたいと思ったそうだ。

しかし、文部科学省は安全基準の値を上げるなど、子どもたちを守るとは反対の事をしているように思えてならない。以前から社会に訴える映像作品をいくつも創ってきた湯本さんは、震災以降、何度も福島に足を運び、作品を創り続けている。

上映後のトークで、湯本さんは「この問題はまだ終わっていないのに、映画は終わらなきゃならない」と悩みを打ち明けていた。映像作品を創りあげる事以上に、子どもたちを守りたいのだ。

映像作品を創る目的がはっきりしている湯本さんは、必然的に同様の目的、つまり子どもたちを守りたいと思っている親たちの運動にシンパシーを感じ、熱い想いで取材し、作品の中で紹介する。運動に寄り添って創っている映像なために、その運動そのものにそれほど関心がない人やクールに映像を観ようとする人には、メッセージが届きづらいという側面もあると思う。

ふたつの作品の上映後、感想を述べた人のなかには「正しい事を正しいと言っても面白くない」「もっとエンターテイメント性を考えて作ったほうがいい」という意見を言う人もいた。自主制作なのでどんな創り方をしようが自由だが、自分の意図とは相反する意見にも晒されるのが表現活動だ。

この点については湯本さんが自身のブログでも書いている。
http://blog.goo.ne.jp/gakkouwoyamemasu/e/23d889f04f2ea98afe9230a1f20d69fd

湯本さんも福島で取材を続け、作品を創り続けている。
宍戸さんと同様、確信をもった力作を期待している。

報告 小林アツシ

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2011年12月13日

第57回 VIDEO ACT! 上映会 〜東日本大震災、命を救う人々〜

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■ 第57回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜東日本大震災、命を救う人々〜
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2011年12月13日(火)19時より

未曾有の被害をもたらした東日本大震災。
子どもたちや動物など、弱者の命を救う人々を捉えた
「子どもたちを放射能から守れ 福島のたたかい」(湯本雅典監督)
「動物たちの大震災−生きてきた、150日の日々−」(宍戸大裕監督)
2本の記録映像を一挙上映する。

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■上映作品
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◆『動物たちの大震災−生きてきた、150日の日々−』(2011年/30分)
監督:宍戸大裕 プロデューサー:飯田基晴
製作:映像グループ ローポジション
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東日本大震災では、人と同じく犬や猫たちも、
地震・津波・原発事故という困難に遭い、大きな受難を生き抜いてきました。
寄り添って生きてきた人々にも、困難の日々がありました。
宮城県石巻市で、30年以上にわたり活動するアニマルクラブ石巻では、
ボランティアスタッフや保護動物を津波で亡くしました。
福島県で活動してきた動物愛護団体SORAは、飼い主と離れ離れになった
犬や猫のシェルターを立ち上げています。
そして、原発20キロ圏内の警戒区域に残された
犬や猫の救出に向かうボランティアも奮闘しています。
動物と人が生き抜いてきた150日間の日々を紡ぎました。

◆『子どもたちを放射能から守れ 福島のたたかい』(2011年/37分)
監督:湯本雅典
出演者:中手聖一、佐藤幸子、鈴木浩行
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福島第1原発の水素爆発は放射性物質を大気中に拡散させ、
それは福島県内外に飛散した。
国や県はそれを放置し、学校、保育園等の即時の放射値測定を怠った。
そればかりでなく文部科学省は、学校等の放射線暫定基準値として
20ミリシーベルト/年を発表。
その数字は、ただ単に国が決めた基準値1ミリシーベルト/年の20倍に
幼児・子どもをあてはめるという、あまりにも無謀なものであった。
そして福島の親たちは、ついに「子どもたち放射能からを守る」を
合言葉に立ち上がった。

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18時30分 開場
19時00分 開始
上映後、監督の宍戸大裕さん、湯本雅典さんを交えて
トーク&ディスカッション有り。
終了予定時刻 20時50分

野球がしたい−1.jpg

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
(045-228-7996 [ローポジション気付] )
jyouei@videoact.jp

★上映作品・スタッフ募集中!
http://www.videoact.jp


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2011年10月29日

VIDEO ACT!&ローポジション @新・港村

<VIDEO ACT!&ローポジション @新・港村>

●「船、山にのぼる」英語字幕版上映&本田孝義監督トーク
9月9日(金)19:30〜21:30  映画公式サイト:http://www.fune-yama.com/

●「首都圏路上ネットワーク」上映&製作者トーク 
9月17日(土)19:30〜21:00 作品公式サイト:http://www.vju.ne.jp/dtv/?page_id=939

●公募オムニバスビデオ「3・11」上映&製作者トーク
10月29日(土)19:30〜21:30 VIDEO ACT!公式サイト:http://www.videoact.jp/
募集要項:http://videoact.seesaa.net/article/219034679.html
※以上、VIDEO ACT!主催イベント

●「破片のきらめき」上映&高橋愼二監督トーク
8月19日(金)19:30〜21:30 
  映画公式サイト:http://www.geocities.jp/hahennokirameki/

●「タケオ ダウン症ドラマーの物語」劇場公開プレイベント
8月20日(土)19:00〜20:30
 19:00〜タケオ&仲間たちのパレード&ライブ!(場所:円形劇場)
 19:30〜DVD特典コンサート映像(53分)の上映&常田高志監督トーク(場所:スーパースクール) 映画公式サイト:http://www.takeo-cinema.jp/

●「いぬとねことにんげんと」DVD発売記念&被災地動物ドキュメント上映&監督トーク
9月3日(土)19:30〜21:30 「いぬとねことにんげんと」と「大震災から3ヶ月 被災地からの報告」の2作品の上映と飯田基晴&宍戸大裕監督によるトーク。 映画公式サイト:http://www.inunekoningen.com/

●「フツーの仕事がしたい」DVD発売記念イベント(上映&土屋トカチ監督トーク)
10月7日(金)19:30〜21:30  映画公式サイト:http://nomalabor.exblog.jp/
※以上、ローポジション主催イベント

※注記以外、両企画の上映は新・港村のスーパースクール会場を予定 BankART LifeV 新・港村公式サイト:http://shinminatomura.com/
参加費:いずれも500円(当日、会場にて)
※参加費とは別に、以下のBankART LifeVのチケット(新・港村パスポート)料金が必要です。 一般当日 300円 / 大学生当日 250円 / 高校生当日 200円
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2011年08月12日

第56回 VIDEO ACT!上映会 〜「幸せな時間」 老いる・看取る・見守る、それぞれの視点から〜 報告文

第56回 VIDEO ACT! 上映会では、
〜「幸せな時間」老いる・看取る・見守る、それぞれの視点から〜と題し、
横山善太監督の「幸せな時間」を上映した。
本作品は2011年2月に開催された第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルにて
観客賞を受賞した話題作だ。入場者は約50名。
監督、上映会企画者のがんばりの甲斐あってか、
普段のビデオアクト上映会よりも盛況な上映会となった。

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「幸せな時間」は、50年もの歳月を共にした老夫婦が主人公だ。
二人のゆったりとした時間を、撮影者である孫娘が記録し、
大学時代の同級生であり、この映画の制作中に夫となった
横山監督が編集・構成を行った作品だ。
元々は映画にする意図はなく、孫が自身のおじいさんとおばあさんの姿を
なにげなく撮影していたそうだ。
途中、老夫婦にはそれぞれ病が見つかり、しっかりと記録し映画にしようという
意識が芽生え完成した作品だ。記録は5年にも及んだという。

撮影者は大学で映画を専攻していたことから、
映像は安定しており、とても美しい。
登場人物の一人であるお母さんの、本音でバシバシ語りながら
老夫婦を介護する姿もユーモラスで魅力的だし、
おばあさんの表情やしぐさ、「もっとそばにきて」と
体調の芳しくないおじいさんにささやく瞬間など、
身内でなければ捉えられない自然な雰囲気が特に印象的だった。
また、編集・構成を担当した監督は、
「おばあさんを見ていると、妻の老後を見ているような感覚を覚えた」とし、
老夫婦のラブストーリーに集約した構成を心がけたという。
確かに、映像の中のおばあさんは美しく慈愛に満ちた女性として描かれていた。
その辺りは、夫婦愛・家族愛を捉えた映像としてとても優れたものだと感じた。
タイトルの「幸せな時間」とは言い得て妙で、老夫婦にとっての幸せ、
そこに孫夫婦が介在できる幸せが込められていると素直に思えた。

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その一方で、私にはどうしても映画の中に入り込めない部分もあった。
老夫婦の過去に関する情報は、ほとんど示されていないことだ。
二人の名前、暮らしている地域すら、明確に知らされない。
また、映画制作に関わった人物のクレジットさえ一切なく映画は終わるのだ。
当日の観客アンケートには「老夫婦の情報がないことで自分の祖父母と重ねて
映画を観ることができた」との好意的な声もあったが、老夫婦と暮らした経験のない、
シングルマザーの家庭で育った私には「ここは家族の領域だから、立ち入らないで!」と
言われているような、敷居の高さを感じてしまった。
「幸せな時間」は、金輪際私には訪れないのかと、悲しくなった。

二次会では、監督や関係者、ビデオアクトスタッフとで酒を飲みながら、
率直な意見を交わした。傑作と絶賛するスタッフもいる傍ら、
「孫が祖父母を撮ると、まるでペットを撮るようにふるまってしまう」
「孫のファンタジーとして構成しきれていない中途半端さがある。
監督は何を監督しようとしたのか?」などというような厳しい意見も飛び交うほど、
活発なものとなった。
(ビデオアクトスタッフは、ドキュメンタリー映画制作者が大半なので、
作品をより完成度の高いものにしたい思いもあり、
ストレートな意見をしたまでなので、意地悪な集団と思わないでいただきたい・・・)

「幸せな時間」は、今後劇場での公開を目指すという。
老夫婦と若い夫婦となった制作者。
二つのカップルがつむぐ愛の物語は、一層ブラッシュアップされ、
広く人々の心に届くことを私は願っている。

報告 土屋トカチ

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2011年08月04日

第56回ビデオアクト上映会 〜「幸せな時間」 老いる・看取る・見守る、それぞれの視点から〜

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■ 第56回 VIDEO ACT! 上映会 ■
〜「幸せな時間」  老いる・看取る・見守る、それぞれの視点から〜
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■2011年8月4日(木) 19時より
■上映作品 『幸せな時間』(2011年/71 分)

50年間連れ添った老夫婦。
ふたりには静かな毎日がありました。
そんな日々も少しずつ変化してゆきます。
記録する孫、介護する母、年老いた祖母・・・
3世代の視点が交差するなか、
老いるということ、幸せって、そして人生とは何か。
ゆっくりみつめてください。

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一人の女性が捉えた家族の映像を
劇映画の監督が紡いだ、物語のようなドキュメンタリー。
「第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」観客賞受賞の話題作です。

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仲のよい二人を記録しよう、そう思って「私」はカメラを向けた。
ある日、認知症だといわれたおばあちゃんと癌が見つかったおじいちゃん。
二人の介護に奔走するお母さんは、いつもより少し厳しい。
そして、私を思い出せないおばあちゃんは、
おじいちゃんのことだけは心配している・・・

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老いる・看取る・見守るの3つの現実からみえるもの。
3世代の目を通し、女性のひとつの人生が浮かび上がる。


あなたなら、この作品に何を感じるだろうか。
そして人はどれだけ、愛する人をみつめることができるのだろうか。

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監督 横山善太 2011年/71分
第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル 観客賞受賞

☆上映後、横山善太監督を交えてのトーク&ディスカッション有り

18時30分 開場
19時00分 開始 
(終了予定時刻 20時50分)

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト

★上映作品・スタッフ募集中!
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