2016年05月26日

第79回 VIDEO ACT! 上映会 〜災害弱者をうまないために〜

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■第79回 VIDEO ACT! 上映会■ 
〜災害弱者をうまないために〜 

上映作品
『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者 』
(2012年/74分/監督:飯田基晴)
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2016年5月26日(木)19時より

障害があるということは、災害時に普段以上のハンディとなる。
2011年3月11日の東日本大震災、未曾有の大災害の中、
障害を持つ人々に何が起きたのか?

2016年4月、熊本地震が起こり、
9万人以上が避難生活を強いられている。
地震活動期に入った日本は、いつどこで大きな地震が
起きてもおかしくないといわれている。
今あらためて本作を観て、考えたい。

上映後、飯田基晴監督を交えた、トーク&ディスカッション有。

チラシ表面.jpg

【上映作品】
『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者 』(2012年/74分)
監督:飯田基晴 (「あしがらさん」「犬と猫と人間と」)
製作:東北関東大震災障害者救援本部
http://www.j-il.jp/movie/

■解説
障害があるということは、災害時に普段以上のハンディとなる。
2011年3月11日の東日本大震災、未曾有の大災害の中、
障害を持つ人々に何が起きたのか?
福島県を中心に、被災した障害者とそこに関わる人々の証言をまとめた。
 障害ゆえに、地震や津波から身を守れず、
また必要な情報も得られない・・・。
「ここではとても生活できない」「周囲に迷惑をかけるから」と、
多くの障害 者が避難をあきらめざるを得なかった。
そうしたなかで避難所に入った障害者を待ち構えていたのは・・・。
 更には仮設住宅へ入居しても、そこでも大変な不自由が待って
いた。原発事故により市民の姿が消えた避難区域には、取り残さ
れた障害者が不安な日々を送っていた。大震災に翻弄される障害
者と、その実態調査・支援に奔走する人々の、困難の日々。
 住み慣れた土地を追われ、避難先で新たな生活を模索する時、
涙とともに故郷への思いがあふれる。
 マスメディアでは断片的にしか取り上げられない、被災地の障害者
を取り巻くさまざまな課題や問題点が浮かび上がる。

■予告編 
逃げ遅れる人々予告(バリアフリー版)


■日時
2016年5月26日(木)
18時30分/開場 19時/開始
終了予定時刻 20時50分

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )




posted by VIDEO ACT! スタッフ at 23:59| VIDEO ACT! 主催 上映会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<転載情報> シューレ大学国際映画祭の公募締め切り間近

<以下、転載します>

シューレ大学が2008年から毎年夏に「生きたいように生きる」というテーマで映画祭を開催するようになったのは、映像をつくり、表現をしていく中で、そんな「生き難い世の中」に穴を穿ちたいという切実な思いからです。

この映画祭は、そのような思いを表現に結び付けている人々と出会い、繋がり、共に世界を(そして自分自身を)「生きたいように」変えていく。そんなことを志向しています。

特別選考委員は原一男監督。
2007年、モスクワ国際フィルムスクールを招いて開催されたイベントに講師として参加いただいた際、映画祭の企画を相談、以来「10年は続けよう」との声のもと、毎年、公募作品の選考のみならず、講演や映画制作のアドバイスをいただいています。

第9回シューレ大学国際映画祭が、今年も8月26日(金)〜28日(日)に開催されます。
「生き難さ」を解き放つみなさまの作品を、心よりお待ちしています。


【第9回シューレ大学国際映画祭募集要項】
■テーマ
「生きたいように生きる」をテーマとした作品。ジャンル問わず。

■応募〆切
2016年5月31日(火)必着

■開催期間
2016年8月26日(金)〜28日(日)

■会場
シューレ大学特設シアター

詳細はこちら↓

応募概要  http://shureuniv.org/blog/2016/02/1061
応募用紙  http://shureuniv.org/wp/wp-content/uploads/2016/02/bosyu16-web.pdf
昨年のHP http://shureuniv.org/filmfes/

■シューレ大学とは?
シューレ大学は学生が自ら運営するNPOの大学で、日常的には各種講座やプロジェクトが行われ、「自分から始まる研究」、演劇公演、美術制作など多岐にわたって学び、表現してきた場である。現在は約30人の学生が在籍し、平田オリザ、最首悟、上野千鶴子など、様々な分野のアドバイザーがいる。

■問い合わせ
NPO法人東京シューレ シューレ大学国際映画祭実行委員会
〒162-0056 東京都新宿区若松町28−27
TEL03−5155−9801 FAX03−5155−9802
mail:univ@shure.or.jp
URL:http://shureuniv.org/

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2016年05月18日

<転載情報> OurPlanetTV 長期映像ワークショップ「ビデオのアトリエ」

<以下、転載します>

OurPlanetTVでは、5月28日(土)より
1年間の長期映像ワークショップ
「ビデオのアトリエ」を開講します。

講師は映画監督の土屋豊さんで、
1年間かけて1人1作品、
中・長編ドキュメンタリーを制作します。

すでに作品を制作中の方や
構成、編集中の方でも参加OKです。
◎ビデオのアトリエ
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2034

まだ残席が4人分ありますので、
もしよろしければぜひ受講をご検討ください。


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<転載情報> 朴壽南(パクスナム)監督作品上映会

<以下、転載します>

■今年81歳を迎え映画製作を続けている在日朝鮮人監督朴壽南(パクスナム)のこれまでの作品3本を2日にわたり上映します。
〜来る6月、韓国ソウル国際女性映画祭では元慰安婦を主人公にまとめた最新作「沈黙」の上映が決定しました〜
●3作品上映劇場 
シネマノヴェチェント(横浜・京急線・戸部駅より徒歩で15〜20分以上)
http://cinema1900.wix.com/home#!blank-23/ivy1w

作品概要
<1963年 往復書簡『罪と死と愛と』(三一書房)で注目を集めた朴壽南(パクスナム)は、'65より 広島のコリアン被爆の実態調査を始め記録映画「もうひとつのヒロシマーアリランのうた」を初監督。
その後、朝鮮半島から強制連行された従軍慰安婦と軍属の実態調査のために沖縄へ移住。記録映画「アリランのうたーオキナワからの証言」を製作。初めて「慰安婦」の名乗りをあげたペポンギさん、軍人・住民の証言から語られて来なかった沖縄戦の朝鮮人の足跡を描きその自主上映運動は90年代慰安婦問題を牽引する役割を担った。
2012年、20年の歳月をかけ沖縄の住民の「玉砕」体験と朝鮮人軍属・慰安婦の記憶をまとめた「ぬちがふぅ(命果報)ー玉砕場からの証言」を発表し現在も各地域で上映されている。三作品とも、カメラマン大津幸四郎が撮影に参加している>

タイムテーブル (予告編はありません)
●5/21(土)
10:00-10:58「もうひとつのヒロシマーアリランのうた」
11:20-13:00「アリランのうたーオキナワからの証言」
13:20-15:38「ぬちがふぅ(命果報)ー玉砕場からの証言ー」
16:00-16:58「もうひとつのヒロシマーアリランのうた」
17:20-19:00「アリランのうたーオキナワからの証言」
19:20-21:38「ぬちがふぅ(命果報)ー玉砕場からの証言ー」

●5/22(日)
10:00-10:58「もうひとつのヒロシマーアリランのうた」
11:20-13:38「ぬちがふぅ(命果報)ー玉砕場からの証言ー」
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2016年05月11日

<転載情報> 「被爆者の声をうけつぐ映画祭2016」

<以下、転載します>

「被爆者の声をうけつぐ映画祭2016」(7月16日から18日、武蔵大学で開催)のお知らせ

7月16日(土)
オープニング 09:50-10:05 
トランペット演奏:松平晃(トランぺッター)
主催者あいさつ
プログラム1)10:05-12:40 
『ヒロシマの証人』劇映画(110分)
トーク:「被爆者がめざすもの」 田中煕巳(日本被団協事務局長)
プログラム2)14:00-16:30 
『はだしのゲン (第一部)』劇映画(107分)
トーク: 「被曝者と平和憲法」 沢田昭二 (被爆者・物理学者)
プログラム3)18:30-20:45
『広島長崎における原子爆弾の影響 広島編』ドキュメンタリー(81分)
トーク: 「原爆と表現」  永田浩三(武蔵大学社会学部教授)

7月17日(日)
プログラム4) 10:00-12:30
  『青葉学園物語』劇映画(100分)
トーク: 「原爆と孤児たち」  清水信雄(神奈川県原爆被災協)
プログラム5) 14:00-16:45 
『さくら隊散る』劇映画(112分)
トーク: 「新劇人と反核平和」 山崎勢津子(俳優・朗読家)
プログラム6) 18:30-20:50
『放射線を浴びたX年後 2』ドキュメンタリー(86分)
トーク: 「父の死因を探って」 川口美砂(作品登場者)

7月18日(月・祝)
プログラム7) 10:00-12:30 
『ニュークリア・サベージ』ドキュメンタリー(87分)
トーク:  「マーシャルにおける核被害」 竹峰誠一郎(明星大学人文学部教員)
プログラム8) 14:00-16:00 
『一歩でも二歩でも』ドキュメンタリー(54分)
ビデオメッセージ: 山口逸郎(プロデューサ―)
トーク: 「平和行進を追って」有原誠治(監督)
プログラム9) 18:00-20:30 
『くり返される核被害と被爆者の願い』シンポジウム(150分)
基調講演と司会: 永田浩三(武蔵大学社会学部教授)
シンポジスト: 高校生、大学生、被爆二世ほか
エンディング 20:30-20:45
歌唱: 中島清香(声楽家)

大人・前売 1,000円 (当日 1,200円)
学生・前売  500円(当日 700円) 
3日間フリーパス券 5,000円
★入場は、一プログラムごとの入れ替え制となります。

会場:武蔵大学 江古田キャンパス 1号館1002シアター教室

ご連絡先:
03-5466-2311 (共同映画)
090-1793-6627 (金子)
E-Mail: eigasai★gmail.com
*上記アドレスの★を@に変えてご連絡下さい。

映画祭ブログ
http://hikakueiga.exblog.jp/

(ブログから映画祭のチラシをプリントできます。)

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2016年05月06日

<転載情報> 「モバイルハウスのつくりかた」、

<以下、転載します>

「モバイルハウスのつくりかた」、7日から大阪のシネ・ヌーヴォXにて再上映!
時間:5/7(土)〜5/13(金)11:50、5/14(土)〜5/20(金)18:30

シネ・ヌーヴォ http://www.cinenouveau.com/
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<転載情報>

<以下、転載します>

【映画『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』公開のご案内】

笑ってねぇど やってらんねぇ

原発事故から5年―― 古居みずえ監督が描く
へこたれない母ちゃんたちの愛しき友情ストーリー

菅野榮子(かんの・えいこ)さんは79歳。地元の自然を愛し、家族とともに懸命に働いてきた。孫に囲まれた幸せな老後を送るはずが、原発事故で一転する。榮子さんが暮らす福島県飯舘村は全村避難となり、ひとりで仮設住宅で暮らすことになったのだ。支えは友人の菅野芳子(よしこ)さん。「ばば漫才」と言いながら冗談を飛ばし、互いを元気づける。畑を借り、様々な野菜を植えて農作業に精を出す。村の食文化が途絶えぬよう、各地で味噌や凍み餅の作り方を教える。飯舘村では除染作業が始まった。しかし未だに高い放射線量、変わり果てた風景・・・。先の見えぬ不安を語り合い、泣き笑いながら、ふたりでこれからを模索していく。

<作品データ>
監督:古居みずえ
プロデューサー 飯田基晴、野中章弘
製作:映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会
配給 映像グループ ローポジション
2016 年/95 分/HD/ドキュメンタリー
公式サイト www.iitate-mother.com

<ポレポレ東中野>
 5/7(土)〜13(金) 10:20/12:30
 5/14(土)〜6/3(金) 14:40
 http://www.mmjp.or.jp/pole2/

☆公開記念イベント開催!
5/7(土)初日舞台挨拶
10:20の回上映後&12:30の回上映後
菅野榮子(出演者)、古居みずえ(本作監督)

5/8(日)舞台挨拶
10:20の回上映後&12:30の回上映後
菅野榮子(出演者)、古居みずえ(本作監督)

☆5/7(土)初日&5/8(日)限定イベント
〔お茶会〕
10:20の回終了後、古居監督と榮子さんを囲み、ポレポレ1Fカフェでお茶会を実施します。
※参加人数に限りがあります。上映後にご希望の方を受け付けます。
〔凍み餅の試食販売〕
1Fカフェのテラスにて、凍み餅の試食販売を実施します。
<試食>
各回先着20名様に、凍み餅の試食をご提供します。
(対象:チケット半券の整理番号20番までの方)
<販売品>
○凍み餅(焼きたて・半切れ) 100円
○凍み餅(包装済み・3個入り) 450円
<凍み餅とは?>
本作にも登場する飯舘村の伝統的な保存食。
原発事故後、榮子さんたちによって長野県の小海町に製法が引き継がれました。
2日間限定で、小海町産の凍み餅を試食販売します。
数に限りがありますので、売切れの際はご容赦ください。

☆その後のトークショー
5/14(土)14:40の回上映後
柳澤秀夫(NHKあさイチキャスター)×古居みずえ(本作監督)

5/22(日)14:40の回上映後
鎌仲ひとみ(映画監督)×古居みずえ(本作監督)

5/28(土)14:40の回上映後
白石草(OurPlanet TV)×古居みずえ(本作監督)

5/29(日)14:40の回上映後
木内みどり(女優)×古居みずえ(本作監督)

※この他にもイベント企画中!決まり次第告知します。

<その他の劇場>
横浜シネマリン www.cinemarine.co.jp/
6/4(土)より公開
 ※6/5(日)に音声ガイド付き上映あり
 
名古屋シネマテーク http://cineaste.jp
 7月公開!
 
大阪・第七藝術劇場 http://www.nanagei.com/
 夏公開予定
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2016年04月13日

『ニッポン・戦争・私 2015』完成上映会 報告文

2015年11月10日、『ニッポン・戦争・私 2015』の上映会が行われた。

ビデオアクトでは、3分間の動画を募集して応募された全作品を1本につなげて上映するというオムニバス映像企画を、1999年以来数回にわたり行ってきた。

募集された作品は、誰がつくったどんな内容の作品であっても無審査で上映される。だから、観る人にとっては、面白いと思う作品も、退屈だと感じる作品も、考えさせられる作品も、意味不明だと感じる作品も、共感する作品も、稚拙だと捉えられる作品も、全部見せられる事になる。

3分間の作品を一挙に上映するが、次に何が出てくるかはわからない「闇鍋」的な面白さがある。「こんなのは観てられない」と思った作品も3分間ガマンすれば終わって、まったく別の次の作品になる。多彩な視点でつくられた作品を一挙に上映する事で、そこから見えてくるものもある。上映後に感想を聞くと、やはり人によってそれぞれの作品に対する受け止め方は違っている。そんな楽しみ方ができる企画だ。

今回、2年ぶりに行う事にしたのは、安倍内閣による安保関連法案が提出され、スタッフの間にも危機感があったからだ。結果的に多くの人が反対の声を挙げたにもかかわらず、採決とは呼べないような強引な手法で、安保法案は成立した。

応募されて集まった作品は、やはり安保法案に反対する人々の動きを撮影したものも多かった。いま、振り返って観る意義もあるし、無かったことにしてはいけない出来事だろう。

安保法案に関連した作品以外では、劇映画を志している人たちの作品も集まった。社会運動・市民運動に関心があったり参加している人たちだけではなく、こうした幅広い層の人たちに参加してもらえるのも「映像作品の募集」という企画ならではだと思う。

また、自分の肉親の戦争体験などを取材した作品も、いつも以上に多かった。戦争体験を持っている人たちが高齢化し「いま、記録として残しておかねば」と思っている人が少なくないのだろう。

上映後は「観客賞」も決まった。選ばれたのは、青野恵美子さんの『さいごの言葉』という作品だった。社会運動に関心がある人や、ドキュメンタリー系の映像をつくっている人たちにとっては、身につまされる作品だった。

NHKも取材に来ていて番組で紹介された。テレビ局の現場にも、「戦争」や「安保」といった問題をなんらの切り口で紹介したいという想いを持っている人がいるのだと思う。

『ニッポン・戦争・私 2015』に応募された作品群は、DVDとしても頒布されている。上映権付き1000円という価格なので、自由に上映会などを行う事ができる。映像という敷居の低い切り口の接点で、観た人たちどうしで感想を述べ合うなどの使い方もできると思う。
(報告文:小林アツシ)

『ニッポン・戦争・私 2015』DVD.jpg
●DVDの案内はこちら。
http://www.videoact-shop.com/2016/723

●これまでの3分間動画のDVDはこちら。
http://www.videoact-shop.com/?search-class=DB_CustomSearch_Widget-db_customsearch_widget&widget_number=preset-2&cs--0=%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%88&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
 

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2016年04月11日

第78回 VIDEO ACT! 上映会〜新田進特集2「沖縄・基地案内」 報告文

3月29日、「新田進特集2『沖縄・基地案内』」と名付けた上映会を行った。昨年の2015年8月に開催した新田さんの特集につづく第2回目。今回は、彼の沖縄取材の集大成的作品といわれる『沖縄・基地案内−未来をみつめ闘う島 』を上映した。参加者は約30名だった。

本作品の監督である新田進さんは、活動家であり、映像作家だった。新田さんは、昨年2014年11月11日、日比谷公園で焼身自死された。公園のベンチには、安倍内閣による集団的自衛権行使容認「7.1」閣議決定と、これらと結びついた沖縄県辺野古と高江の基地建設に対する抗議文が張り付けてあったという。上映会のこの日は、奇しくも安保法施行の日だった。この日の国会前デモには3万7000人(主催者発表)が集まったそうだ。

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『沖縄・基地案内−未来をみつめ闘う島 』は1999年の作品だ。沖縄戦米軍上陸時のアーカイブ映像からはじまり、1995年秋の米兵による少女暴行事件に端を発し、8万5000人が集まり開催された「10.21県民総決起大会」。そして、1999年6月の「米軍用地特別措置法」再改悪へ至る約3年半が記録されている。今となっては貴重な記録である、沖縄県収用委員会公開討論審理での市民の発言や、立ち上がった沖縄の女性たちの「最初は子どもを(デモに)つれて行くのは怖いなと思ったけれど、子どもにも現実を見せることができる。自分にできるはそれしか思いつかなかった」など言葉が胸をうった。また、東富士における自衛隊と米軍の共同実弾射撃訓練の報道規制を伝えるシーンは、2016年現在のニュース映像を見ている気分になった。

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普段、公務員として都内で働いていた新田さん。普段仕事をしながらこれだけの沖縄取材を実行し、映像作品として残していくことは、さぞ大変だったろうなと思う。現在のように、誰もがインターネットで情報を得られる時代じゃない。沖縄で起こっていることを、映像で記録し伝えておく。その熱がじんわりと伝わった。

ところで、今回の上映が決まったのは偶然だった。新田進さんの映像作品を管理している小川町シネクラブから、本作品DVDコピーの依頼を私が受けたのがきっかけだった。コピーを終え、確認のためプレビューしていると、映像の後半部へ進行するにつれて、思わず見入ってしまったのだ。まるで監督の新田さんに「上映してくれ」と頼まれた気がしてきて、慌てて小川町シネクラブへ上映の問合せをした次第だ。上映後、参加できなかった方からも「再度上映を」という問合せをいただいた。上映については小川町シネクラブへお問合せください。

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以下は、ネタバレ注意です。

作品のラストは、集会の舞台発言だ。その言葉は、まるで新田さんの「遺言」のように思えてならないので、
ここに記しておきたい。一坪反戦地主会代表世話人 金城睦弁護士(2014年10月9日ご逝去)の言葉だ。

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「日本という国が、自らの軍隊を持って戦争に参加する。戦争そのものを行うという、大変な曲がり角に到着しています。そのための法律が、こともあろうに国民代表の衆議院ですでに可決され、同じく良識の府といわれる参議院でも間もなく可決されようとしているという情報が、先ほど伝えられました。考えても、考えられないほどの事態ではないでしょうか。そのようなことを日本国民は唯々諾々と許すのでしょうか」

「そういうことをする国会議員は、我々日本国民の代表とは認めたくない。しかし現在、残念ながら我々の力が弱い。弱くても我々は、ずっとやるべきことをやってきた。戦後50年余り、様々な戦争へのたくらみが企てられる中で、世界第2位と言えるほどの大軍隊ができあがっていますけれども、まだ戦争はしていない。これからしようとしているけれども」

「たとえそのための法律ができても、法律という道具があっても、自衛隊という軍隊があっても、国民は、戦争そのものは絶対に許さないという全力を尽くした闘いをするならば、この法律も形骸化することができる。
軍隊を出動させないことが、できるでありましょう。その時々のやるべきことは、とことんやり尽くす。今、生きている人間として」

報告文 土屋トカチ
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2016年04月07日

<転載情報> 「Yes Peace! 2016 平和の種をまこう!」

<以下、転載します>

「Yes Peace! 2016 平和の種をまこう!」のご案内

6人の日本人写真家が撮影した、原爆、核実験、原発事故、劣化ウラン弾、
ウラン鉱山などによる、ヒバクシャや核汚染の現場。世界ヒバクシャ展は、
核のない平和な世界を願うヒバクシャの思いを伝えています。
私たちはこの世界ヒバクシャ展を2020年までに世界100ヵ国で開催すると
いう目標を掲げています。

そして、緊張が高まる北朝鮮。制裁強化だけが答でしょうか。朝鮮半島には
広島、長崎で被爆し、戦後帰国した韓国・朝鮮人が今も数多く暮らしています。

今月22日から開催される「Yes Peace! 2016 平和の種をまこう!」では、

世界ヒバクシャ展の写真展とともに、北朝鮮を長年取材してきた世界ヒバ
クシャ展の写真家の一人、伊藤孝司さんの映画とトーク、朝鮮舞踊や朝鮮
学校の生徒さんの合唱などで、朝鮮半島のことをちゃんと知ってもらう
イベント「Yes Peace! のCoCoRo♡」も開催します。

世界ヒバクシャ展を世界に届けるための「世界ヒバクシャ展を応援する会
発足記念パーティー」にもぜひご参加ください。会費は、世界ヒバクシャ展
の活動に充てさせていただきます。

ご来場をお待ちしています。お知り合いの皆さまにもぜひご紹介ください。

           NPO法人世界ヒバクシャ展
           森下美歩 安在尚人

◆Yes Peace! 2016 平和の種をまこう!
 世界ヒバクシャ展&Yes Peace! のCoCoRo♡

 ※WEBでも同じ内容をご覧になれます。
  チラシもダウンロードしていただけます。
  http://bit.ly/1ohYHNz

 会場 早稲田奉仕園
      東京都新宿区西早稲田2-3-1

      地図 http://www.hoshien.or.jp/map/index.html

◎世界ヒバクシャ展(写真展)
 4月22日(金)〜5月1日(日)
 12:00〜19:00(日曜・祝日は18:00まで)
 早稲田奉仕園 早稲田スコットホールギャラリー
 入場無料
 伊藤孝司/桐生広人/豊ア博光/本橋成一/森下一徹/森住卓
後援 新宿区

◎「世界ヒバクシャ展を世界へ」
 世界ヒバクシャ展を応援する会 発足記念パーティー
 4月22日(金)18:30〜20:30
 早稲田奉仕園リバティホール
 会費 5000円(軽食付き、事前申し込み)
 ※世界ヒバクシャ展を創始した写真家、森下一徹らのトーク、
  「2020年までに世界100ヵ国で写真展を」という目標に向かっての
  今後の活動のご紹介などを予定しています。
お申込みはこちらから

    https://ssl.kokucheese.com/event/entry/377937/

◎Yes Peace! のCoCoRo♡
 29日(祝・金)13:00〜17:30
 早稲田奉仕園スコットホール
 プログラム
  映画「ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者」 監督・伊藤孝司
    http://www.jca.apc.org/~earth/iinkai.html
  トーク「伊藤孝司が見た戦後71年目の北朝鮮」
    北朝鮮を長年取材してきた伊藤孝司氏が、マスメディアが伝えない
    朝鮮半島の今を語ります。
  交流タイム 東京朝鮮中高級学校合唱部 東京外語大朝鮮舞踊部 他
 参加費 予約 1500円 当日 2000円
お申込みはこちらから

     https://ssl.kokucheese.com/event/entry/377944/

主催 NPO法人世界ヒバクシャ展

協力 早稲田奉仕園

お問合せ先 NPO法人世界ヒバクシャ展
      080-3558-3369
      hibakushaten@gmail.com



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